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[キッチンの扉が開けば、出てきたメーフィエに目を見開く
謝られて、え、と声を上げた]
なんで、メーフィエが謝るの?
[むしろ狼狽えた]
悪いのは私だよ!
いきなり、かっとなって……馬鹿みたいだ……
[親しき仲にも礼儀有り
相手に甘えて、やり過ぎて、失敗を繰り返す]
そう、かな。
[もはや作り笑いすらする気もないのか
ひどく、曖昧な表情を浮かべて。]
[たいせつな思い出も
だれかへの想いも
少年のなかには欠片も残っていない
開けてはいけない扉は、開けてはいけないのだ。
鍵が開いたら、きっとそれは、
帰るとき]
頑張れよ、オニーチャン。
[ 彼には肉親の記憶がない。
だが、誰かを大切に想う気持ちを知った今は、その相手から「忘れられる」痛みを想像する事は出来る。
揶揄うような口調の裏に、本気の応援を込めて見送ろうと――したら、誰かと鉢合わせしたようだ。
特に気にも留めず、冷蔵庫から酒瓶を取り出した。
極東の果実を漬けた酒は彼の好みで、思わず口笛を吹く。そのまま咥えて液体を流し込んだ。]
…………。
[どれだけ悪戯されて泣かされても、
絶交を一度も口にしなかったのは。
きっと、彼女の芯は優しくて仲間想いであることを知っているから]
じゃあ、もうお互い引きずるのは無しってことで。
[狼狽えるキーラを安心させようと、微笑を浮かべた。>>157
この言葉を自分から言えるようになったのは、
子供の頃よりは成長していると思ってもいいのだろうか]
ところで、ヴァレリーさんを知らないかい?
頼まれていた銀細工が完成したから、
見せに行こうと思ってるんだ。
[ヴァレリーの居場所を教えてもらえれば、
礼を言ってまっすぐ聖堂へと向かった]
まほう …………?
私は……どうなんだろう
私の作ったお菓子とか食べて……
誰かが笑ってくれると
ちょっとだけ、 あ 魔法使えた って、思うかな?
どうやったら使えるかは……
たぶん つかう人次第だけど
私の使い方は……多分そんなかんじ
うまくいえないけど……
……偉大な事を成した人に?
なんだかすごい紅茶なんだね
[ほわ、と銀の粉が舞う紅茶缶を
ぱちくり、目を丸くしながら見つめる]
すごく美味しいんだろうなあ……
でも私は
おねえちゃんと一緒に飲める紅茶なら……
きっとなんでもおいしいや
― キッチン前 ―
……あ、メーフィエさん……
ううん、だいじょうぶ
[中から出てきたのはメーフィエで
表情をほころばせる]
これから、スコーン作るんです
美味しく出来たら、メーフィエさんにも
たべて、ほしいな
[照れたように笑いかけて
キーラへ詫びる姿は不思議そうに見つめた
何か、あったのだろうかと]
…まーたオルガンかよ。
今度は何を弾いてくれるんだ?
[傍の椅子に腰掛けて、チラとオルガンの鍵盤へ視線を投げた。
なんとなく、なんとなくだが。
何かが其処に居るような、そんな気配だけは感じられる。]
…なんか居るのか、そこ。
[引きずるのは、無し
そう言われて、少し安心する
問題はメーフィエよりもむしろあの少年だが
会えたとしても、きっと猛烈に気まずい]
[ヴァレリーは聖堂で作業中、と伝えた]
ここがあんたの夢なら
あの子に会わせてくれて、有難う。
[ずっとずっと、とても長い間。
彼女にあの薔薇を渡したかったと思っていた気がする]
一人ぼっちの子供と、食事をしてくれてありがとう。
[記憶に残らないかもしれない。
でも、それだけで幼い頃の自分が、夢を見られた気がして]
[席についているのは、“おとな”の姿だった。]
[リディヤの言った、お菓子の魔法
いつかアリョールに聞いた、笑顔を願う魔法
創作する人々が編み出す、『楽園』の魔法]
私の魔法は――……
[強いと信じる、弱いなんて考えるな
使えると信じる、使えないなんて考えるな]
リーリャ。
スコーン、焼きあがったらまた食べに来るよ。
楽しみにしてる。
[去り際、再びお菓子作りにとりかかるらしい少女に
にっこりと笑いかけて手を振った]
が がんばり ます
[にっこり笑うメーフィエに、若干顔を俯けて
小さく手を振り返す]
[そうして、ようやく調理場の戸を小さく叩いて
中へと――――]
失礼します……
[メーフィエが誰かと話をしていたのなら
まだ中には誰かがいる
控え目に戸を開いて、室内を覗いた]
― キッチン ―
あ、さっきの……
[キーラと話していた黒服の男性
辺りへ漂う香りから、きっとその手にあるのは
果実酒の瓶なのだろう]
……………………おねえちゃんの彼氏さん……?
[小さな呟き]
[キーラがこのひとに向けていたまなざしは
他の男性へ向けるそれと明らかに異なるもので]
[そんなふうに、認識していたのだった]
― 聖堂 ―
[足取りは自然と早足になっていて。
最後はほとんど駆け込むようにして、聖堂の中へ。
入って真っ先に目を奪われたのは、
光り輝くステンドグラス。
思わず足を止め、暫くじっと見上げていた]
ヴァレリーさん!
お待たせしていたら申し訳ありませんでした。
……銀細工、仕上げてきましたよ。
[本来の目的を忘れてはいけないと首を振り、
オルガンの傍らにある椅子に腰掛けた男へ呼びかける。
彼の近くにはアリョールと、初めて見る黒髪の青年の姿。
二人にも軽くお辞儀した]
[ 去った男(結局名前も知らない)の陰から少女がおずおずと顔を出す。]
彼氏?そう見えるのか?
[ 意外な言葉に眉を上げる。そんな甘い会話を交わしていた心算はない。]
[キッチンの中には、ダニール
アルコールの匂い]
彼氏?
[突飛な言葉に、驚きの目を向けた
ずいぶんませたものである
色恋沙汰を好む、という意味では普通の女の子らしい
自分のように育たなくて良かった、とある意味安心した]
先生は立派な嫁持ちなんだよね
残念、かっこいいのに
[あっけらかんと笑って見せる]
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