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[静かにシュテファンの告白に耳を傾ける。
触れても最早温もりは感じられないけれど、母親が子を慈しむように、その頭を両腕で胸に引き寄せた。]
……そう。
[またも、何が「そう」なのか自らも不明なままの言葉が漏れ]
[あぁ、だが……。
彼は口元を抑え、特等室の方に戻って行った。食堂車には向かいたくなかった。
人狼が、出てきた場所なんて…。既に誰かの死体が……]
カチューシャがロランを撃ったんだ!!
[ベルナルトの言葉に返したのは絶叫。]
あのこ、やだ、ぜったい、ゆるさない……!!
[言い残して廊下に向かう。夜目はきかない。……それでも。]
……ろらん?
[一つだけ、明らかに破壊されたドアを見つけることは、出来た。]
[優しい腕の中で死ぬな、という言葉を聞いた。
人を食って泣く彼は、自分が死んでも泣くのだろうか。
赤く染まった冷たい指先が、そっとその頬に触れようと伸ばされて。
泣かないで、と
伝えたかった言葉は、音にならない]
>>166
そうか。 ともだちか。
友達は、大事にするべきだ。
[語るロランの口元を見る。
それは、赤みはきえて、紫に変色していっているか。]
…今、治療できるのがくる。
頑張れ。
[声をかける。
そう、死んでほしくない、と
思った。]
[食堂車の中には、フードを被った女の人がいました。
自分の身に起こったことを伝えたくて、必死に服を掴みます。けれどもそれでは何も伝わりません。
ですから少女は、広げたナプキンに食べ残しのソースを使って文字を書きました。
みはいる さーしゃ じんろう なかま
大きく大きく、そう書きました。
そしてまた、後部車両の方へと駆け出し出ていってしまいました。まるで誰かから逃げるように。
まるで誰かを捜すように。]
-特等室-
[シャワールームに飛び込むと、胃の中のものをぶちまけた。何度も何度も…。このまま水を浴びてしまいたかったが、すぐに動けないのは拙いのだと、どこか冷静に判断した]
羨ましい、か……。
そうね、家族を欲する人には、たとえ理不尽に壊されたとしても、それまであっただけ幸せに見えるんでしょうね……。
[結局それを得られぬまま永遠の眠りについたシュテファンの遺体を見つめる。]
[気だけが急いて、誰かの肩を借りることさえ思いつかなかった。
撃たれたと言い張るロランが居ないから、回りの人々は半信半疑なようで。それがもどかしい。]
ろらん、ねえ、いるの、へんじして、おねがい……!
[こんな時なのに、目の前が霞む。後頭部の傷がずきずきと痛む。]
なたりー、はやく! ろらん、さがして……!
[生まれて初めて。失うことへの恐怖を味わっていた。]
−廊下−
[しばらく廊下からシャノアールの部屋の様子を眺めていたが、
覚束ない足取りで出てきたサーシャに、]
私、先に行くから。ゆっくり付いてきて。
[そう声をかけて、踵を返して先を急ぐ。
一部屋一部屋ドアを確認しながら。]
[>>+19 てっきり怒られる物と思っていたのだが、緩く微笑む気配に少し驚く。
そういえば、さっきもやすやすとこの人は捕縛されようと手を差し出したのだった、と、やはり女性はよく解らない、などと戸惑ったりもしている。
しかしその、哀しげな思考の色に、どうしてやる事もできないもどかしさも感じ、俯いた。]
…人を信じるという事は、難しい事ですねぇ。
信じない事は、もっと難しいです。
[指先は力なく落ちる。
重い目蓋を支えていられなくて、目を閉じる。
再び開くことがあるのか、わからないから。
黒い瞳は、目の前の男の顔をじっと見つめて。
それはもう一度、静かな微笑を浮かべた。
閉ざされた目蓋の裏で、
夜の中、ちらちらと降り積もる雪が、重なる]
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