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―花見会場―
「ユーイチ!」「おめでとう、ユーイチ!!」
[TV(>>198)を見ていた、自転車怪人と三輪車怪人が抱き合って喜んでいた]
誰じゃ、あいつら……知り合いなのか?
[...は喜ぶ怪人(元ユーイチの乗り物s)を怪訝そうに見ていた]
[照らされたそれをじっと見てみはしたが、何なのか見当も付かないと紳士人形を見上げた]
とにかく、解り易い話にまとめたら私も現状はそのてくのろGとやらでどうにかすれば・なれば良い等は考えておらん、今まで通りで行くつもりだ。
ただ守護の範囲が広くなった、とだけは伝えておく。
また、それらに関わるものも同じく守護の範囲とする。
[どうせ大体知っているのだろう、と加えながら]
――ふーん……へーえ…。
珍しい、何を護りたいのかは大体解ってるけどそれを表に出すなんて本当に珍しい。
まぁ良い、足を止めて悪かったね。2人とも何処に行くのかは知らないけれど、気を付けて。
[最後に「ウサミミの人。グラジオラスをよろしくね、友達居ないから」と痛恨の一言を吐いて気配を消した]
[叫んでみたが、返事は無かった。すでにどこかへ行ってしまったのだろうか。
グラジオラスの用事はこれだったのだろう。すると、次の行き先は……>>133]
よ、よ、用事はおわ、終わったですか?
で、で、では、次はどこへいきましょう。
ど、ど、ど、どこでもついて行きますですですででです。
[すっかり気配が失われた其処にシャルロットからの問いかけ>>202]
仕方ない、一先ずは自宅へこれを置きに行かねばならんからそちらだな。
[さらりと自宅、と告げると普通に案内をして鉢植えを飾り、再び喫茶まろんへと戻って行くだろう**]
[そう、ただ自宅へ行って鉢植えを置いてくるだけなのだから、何をすると言う訳ではない。
さらりと告げられると、「そんなところもおねーさんらしい」と一気に緊張がほぐれた。]
うん♪行きましょー。
[歩きながら]
一つだけお願いしていいですか?
せっかくだから、手をつなぎたいです。
[そう言うときっと、きょとんとした目で手をつないでくれるだろう。
二人で手をつないでおねーさんちへ歩く。それだけで満足だった**]
─回想・喫茶まろんにて─
[アニュエラ達
─正確には、アニュエラと、情報に耳を傾ける面々。
無論、...は耳を傾ける面々に入っていたりする
と、一通りの情報交換をしただろうか。
とは言え、一方的に有用な情報を頂いただけな気もしないでも無いが、それは気にしない事にしよう。
途中、ドンファンが来たり(>>122)、グラジオラスやシャルロットが外出する(>>133、>>148)なれば、挨拶代わりに声を掛けて
見送るなり、迎えるなりしただろうか]
有意義な情報を、有難う御座いました。
…くれぐれも…、お気をつけて。
[『TECAR』と接触すると言うアニュエラに礼を言うと、彼女が喫茶を後にするのを見送り
自分も、一度、支部に戻る事にした**]
―回想・大分前―
[特訓から戻り体を休めていると、アニュエラとカルロがやって来たようだ。>>118 ツカツカと律動的な歩調で近付いてきて伝言を伝えてくる。]
アニュエラ殿、なんだか久しぶりな気がしますな。
なんだか少し雰囲気が変わりましたかな?
神父殿ですか。面識はありますぞ。
俺に用ですか、今度は採石公園に来て欲しいと。
分かり申した、わざわざ伝言を伝えて頂いて感謝致しますぞ。
[アニュエラと正面から会話をしても怯まなくなっている事に気付いているだろうか。 これも特訓の成果という事にしておこう。]
―回想・少し前―
さて、あまり神父殿を待たせても申し訳ない。そろそろ行くか。
アリア殿、申し訳ないが店主殿や他の皆が帰ってきたら『ドンファンは採石公園に行った』と伝えてくださらぬか?
それでは。
カルロ殿も外に行きなさるか。
方角が同じであれば途中まで一緒にどうですかな?
[既に店番代わりを務めているアリアに伝言を頼んで中立亭を出る。 丁度カルロも外に出るようだったので連れ添って採石公園方面へと歩いていく。]
まぁ、どこにあるかが分からんのですがな!
教えて頂けるとありがたいですぞ。
―ジンロウ町・採石公園方面―
それで、カルロ殿・・・あの『わさびドリンク』なのだが、あれはこの町の名物か何かなのであろうか?
理性やら何やらがぶっ飛びそうになったのだが。
[>>132シャルロットが店を出る前に出してくれた特性ドリンク(*09末吉*味)について話しながら公園方面へと歩いていく。]
・・・そう怪訝そうな顔をするでないぞ。
あぁ、その事ならばもちろん知っているとも。 カンナギ殿達から多少は起こった事を詳しく聞いておるからな。
お主―――表面以上に悔やんでいるのだろう?
[たわいのない雑談を交えながら歩いていると、カルロは突然立ち止まり『TVビルで僕が暴走した事を知っているのでしょう?』と俯きながら声を出す]
過ちを犯した自分を悔いるならば、自分を見つめ直し。
自分が見えたならば周りの者を見る。
そのように視野を広げていく事が大事なのではないか?
それが二度と失敗を繰り返さないためにもお主がやるべき事よ。
これは―――ある御仁からの受け売りだがな。
―採石公園―
お互い未熟者同士という事だ!
我々も先人達に追いつき追い越すために精進しようではないか!
それで、いいだろう。
[カルロが何事かを言ってくるならば黙って聞き、歩き話すうちに落ち着いたのならば強く背中を叩き結論付ける。]
わざわざ公園までつき合わせてしまってすまなかったな。
神父殿が待っておられるはずだから、俺はこっちへ。
また中立亭で会おう!
[ビシッと手を上げ別れを告げると公園内へと走っていく]
[採石公園
空間や様々な地形を持つことや、周囲に迷惑がかからないことなどから、正義と悪の大規模な戦闘によく使われる。ジンロウ町の住民の多くは「大掛かりな戦闘は採石公園」のような認識も持っている。それは正義と悪も同様で、『スターカイザー』等数多くの戦闘をこなした者は、採石場を訪れた際に「懐かしい」と呟く事もあるという。
―――ジンロウ町地理名鑑より引用]
[...が到着したのは石切り場と呼ばれる公園内でも一番広く殺風景な場所であった。 今にも爆発と共に正義と悪が飛び出してきそうな、とも付け加えておこう。]
―― ジンロウ町 中央採石場公園 ――
[一般信徒の皆さんが神父の周囲を取り巻いている。
ドンファンが来ると、その輪が広がって、中央に神父とドンファンだけを残す。
開けた視界の向こう正面には『アニュエラさん特別席』と書かれたソファとワイン&チーズのサーブされたサイドテーブルが設置されていた。]
[ドンファンを出迎え、神父は微笑んだ。]
教団本部は、あなたが異端ヒーローではないかと問いかけてきています。
あなたが魔王と密約を交わしたという噂も届いております。
[おお、とざわめく背後の一般信徒。]
先日は話が途中で終わってしまいましたもので、改めてお伺いしたいのです。
――あなたはゲルト様に倣って殉教するつもりはない、そういう考えですか?
おぉ、神父殿こちらにおられましたか!
また今日は随分と大勢ですな。
[石切り場の中央部分に多数(36人)の信者とギルバートの姿がある。 歩を進めていくと人垣は割れるだろう。]
『あなたはゲルト様に倣って殉教するつもりはない
そういう考えですか?』
以前は曖昧な答えを返してしまい申し訳なかった。
はっきりとお答えしましょうぞ!
俺が何のために戦うのか―――それは、大地・空・世界・そしてこの世界に生きるどこかの誰かの為に!
視野を広げ、この手が届く範囲を広げ、届かない場所があれば人の手も借りて、誰もが笑っていられる世界を護りましょうぞ!
これがこの愚者の答え! 故に、俺に神の教えは必要ないっ!!
[殺風景なその場に一陣の熱い風が吹いた]
[ドンファンの足元にゲルトの絵を置いて、後ろに下がった。]
神を信じないというのであれば、これを踏んでください。
[これで、3度目の確認。]
/*
あー、まだ一日余裕あったのか。
あれ? だったらメイアル殿間に合う気が。
神父殿は一回は目一杯バトりたい希望してたので
多分、全てをつぎ込んでくる勢いかとw
信じていないというわけではない。
俺には必要がないというだけの事。
己が信じるべきものは自身の内にある・・・神父殿、それが貴方達にとっては神という形をしているのではないのか?
[足元に置かれた絵を拾い上げ、神父へと差し出す]
ならば、俺にそれを否定する気はありませぬよ。
周りの者を見れば分かる、貴方は立派な神父殿だ。
自らの神を足蹴にさせるなど、するべきはない。
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