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[プレゼントの中身はといえば。
*12殿様蛙*や*09西表山猫*、*10雪兎*の大きなぬいぐるみや、ヘビの飛び出すビックリ箱、スターライナーの模型などのおもちゃから、ツリーやジンジャーマンに雪だるまの形をしたクッキーの詰め合わせ>>194、天使の絵柄の入ったカード>>194だったり、なぜか健康青汁の詰め合わせもあったりする。
一条が何か選んでくれたなら、それもあるだろう]
メリークリスマス。
みんなに幸せがありますように。
[きっと虚の海を抜ければ皆も気づきやすいはず。
ドアノブに赤いリボンの袋がかかっている。
何が誰に当たるかは、計画した本人さえ分からない**]
うわぁ…
[星屑の光を目の端に捉え、そちらを振り返る。
すると窓の外に並行する列車たちがあった。
幻想のような、それ。
でも確かにこちらに手を振ってくれた誰かがいる気がして]
……。
[暗い通路に立ち止まり、猫の手を大きく振りかえした**]
[風呂から上がり、しばらく浴場横のロビーで休んでから、自室へ向かう]
真っ暗ですねぇ
[真っ暗でも勘を頼りに通路を進む。]
おや?なんでしょう?
[ドアノブにプレゼントが括りつけてある>>214
暗がりに、小柄なサンタが見えたような気がした>>213]
[長方形の薄めの箱。部屋に入って、中身を確認した]
おぉ…私は健康ですけれども…
[中には青汁健康セットが入っていた。
缶を見ると普通の青汁ジュースのようだが、なぜか赤いのもある。]
では早速。
[缶を一つ。青汁健康セットと書いてあるのに赤いのに興味を持って、飲んでみた。
缶には「ハバネロ入り」と書いてある。
それに気づかなかったのは…お約束(?)
――…一口飲んで、あまりの辛さに悶絶する男がそこにいた。]
― 少し前・選ばなかった未来が見える星・壺の中 ―
ん…
[身体を眺めながら、ふと鏡の中の、首もとの二連のネックレスに目が行き、じっと見つめる。]
これって…うーん。
[少しふに落ちない顔をしながら、ネックレスを持ち上げて鏡に映しながら呟いた。]
…ま、いいか。
これがどこから来たものでも、わたしにとって、大切で必要なものには変わりないわ。
でもしまうまえにちょっとだけ。いいよね、あなた。
[心の中でちょっと彼に謝ると、ネックレスの先端部分で鏡をひっかいた。ダイヤは傷つかないが、鏡も傷一つつかなかった。]
やっぱり、物理的にこの鏡を傷つけるというのは無理そうかな。
不思議空間なだけあるわ。ふふふ。
― 少し前・選ばなかった未来が見える星・壺の中 ―
[ふと、鏡越しに、ピンク色のひつじが自分の背後に登場しているのに気がついた。
挙動不審気味な自分をじっとみている。]
お前はのんきだね〜
[といいながら、ひつじのほうに寄って、ぼすっと背中の毛に埋もれる。]
そういやお前ともなんだかんだ長い付き合いになってきたけど、名前はなんていうんだろう?
あるのかな?
[ぼそりと呟くと、ひつじがくわーと興味なさげにあくびをしたのが聞こえた。]
もー!聞こえてるのかー
[軽く背中をぽこりと叩いたときにはスターライナーの自室に戻っていた。
やはりひつじは丸くなって寝ている。
しかし、今度は壺本体も部屋についてきた。]
…もー
でも、これで壺を借りられたのかな?
[ひつじをむすっとした顔で見ながら、まだ出発まで少し時間がありそうなので、少し人の気配がする駅のホームに出てみようかな、と思っていた。**]
― 廊下 ―
[何とか暗闇でも着替えて、部屋を出る。
なんだか足元に何かがぶつかったりしてておぼつかない。]
しっかたないなぁ。
これ以上歩くと何処に行くかわかんないし。
[歩いていると転んだりそれ以上の惨事になりそうなので、何かしらの明かりがつくまでは動くのをやめた。]
― 少し前・選ばなかった未来が見える星・駅ホーム ―
(壺ワープしてきたから、乗降口から出なくてもいいよね…)
[と、自室の窓を下から持ち上げるようにおりゃーと開けて、ショートカットで駅にふわふわ飛んでいく。]
(右手がなくなったら、こういうのも難しいのかな?
それまでには終着駅につかないと…)
[今は身体の他の部分を構成する要素を回して、見た目は普通のようせい状態を保っている。目も足もあるように見えるが、やはり不自由だ。]
[駅のホームには、メルヴィ、スッチー、博士と助手の姿があった。(>>3:542、>>3:544)]
あ、なんかこれってさっきの星思い出すなあ。
ここで、ステイするかヒットするかで。
勝ち負け引き分けとかの未来が変わるよね。
もしかして、人生ってそういうのってありそう。
努力とかでも変わるだろうし。
どうやっても変えようのないこともあるし。
そういうのをいっぱい繰り返していって。
みんな、その時その時にこうしたいっていうのを選んでる。
そんな気がする……。気がするだけかもだけど。
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