812 凍れる水車と奇跡の夜
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因んだものって言うか……
[一旦作業の手を止め、休憩だ休憩!とひとつ伸びをして
ステンドグラスを見上げる。
たまごと交互に視線を遣り、それからロランへ。]
そんなに大きくなかったけど、俺が住んでた村の教会の
ステンドグラスを見たらこれを創りたくなったんだよ。
別に熱心な信者ってわけでもないし、
絵の意味だってよく解っちゃいないがな。
お、さんきゅ。
[差し出されたカナッペは、やはり頂く。]
( 130 ) 2011/12/27(火) 22:22:23
そりゃまあ、
ダメではないけど……
[気の抜けた返事を返され、煮え切らない言葉を返す]
……信じるの?
( @31 ) 2011/12/27(火) 22:29:54
[いくつにも薄布を重ねたドレス、隣に並ぶのはシンプルなものがいいだろう。男にはきっとすっきりしたものがよく似合う]
ドレスの色は?
[どんな生地に薄布を重ねるのだろうと、首をかしげる]
( +28 ) 2011/12/27(火) 22:30:08
[少し遠巻きに、壁に寄りかかってにぎやかなのを見ている。そのうち、暇になったのかオルガンに座っていた]
ステンドグラス。ねぇ…
[ステンドグラスを見上げた。カエルが飛び降りる。オルガンの鍵盤に触れて]
…あんたもピアノひくの?
[カエルを見て笑った。]
( 131 ) 2011/12/27(火) 22:35:05
[いつの間にか客人は増えて]
あら?ラビ?
それと……、お名前きいてた?
[小さくなってしまった少年と、もう一人。
姿はみかけたことのあるけれど、記憶はあいまいで名前を問う]
( +29 ) 2011/12/27(火) 22:37:26
もしかして…兄さんも細工師か。
ああなるほど、道理で……
[偏屈だ、と言いかけて止めた。
言えば何倍になって返されるか知れないのだし。
とにかく、男の細工を見たがっている様子>>@28が伝わって
途端に気分が浮上した。]
今度、な。
………うん、今度見せてやるよ!
でも、まだまだだぜぇ?
やだな、もっとちゃんとしたの創っておかないと!!
[僅かな逡巡と、恥ずかしそうな声音を乗せて
男は手元のガラス細工へと視線を落とした。]
( @32 ) 2011/12/27(火) 22:40:51
[自分の名を告げると、男の方にも自己紹介というように視線をやって]
あら、手がベタベタね。
[ラビに消えたつながりの話をきりだそうかと思ったけれど、幼い頃に返ってしまったその姿にそっと頭をなでるにとどめる]
( +30 ) 2011/12/27(火) 22:43:55
[ いきなり現れた男が、唐突な問いを投げ掛けてくる。>>126。
すう、と目を細めて相手の瞳を見据えた。
残りのパイを口に放り込んで、指先についたクリームを舐め取る間も視線は外さない。]
………オマエ、
[ 問いには答えずに]
( 132 ) 2011/12/27(火) 22:44:16
…………似たような、ものだ。俺は、服飾専門。
[>>@32何か納得したらしいのが気になりはするが、
追求するほどのことでもなかった。]
……他人に見せることで向上するものも、ある。
自己満足と、商品、作品の違いは、大きい。
[服飾の師に言われた言葉。
他人のつくるものにも、評価にも興味を持たないでいた男の目を、
他へ向けさせた一言だった。
つまりは]
早く見せろ。
[ただの催促だった。]
( @33 ) 2011/12/27(火) 22:44:41
( *33 ) 2011/12/27(火) 22:45:46
[>>+28女の問いに、答えは形になってきた。]
水色。少しずつ蒼へ濃くしていく。紫を差す。
……お前の金髪に、あわせて。
……あと、あのカエル。水の妖精だから。
[女の髪を一筋すくった。
カエルを足してはいけなかったっけか、と思いながら。]
( +31 ) 2011/12/27(火) 22:48:13
[チラ、と入り口へと顔を上げるとアリョールの姿が見えた。]
いよーう。
[何故か小声の呼びかけ。
勿論彼女に届いた気配は全く無い。]
( 133 ) 2011/12/27(火) 22:49:20
偏屈。
[容赦がなかった。
女が男はそれでいいとおもっているのだから、それでいいのだ]
( @34 ) 2011/12/27(火) 22:49:21
他人に見せることで…
[ほほう とこっそり聞いていた]
( @35 ) 2011/12/27(火) 22:51:27
/*
ネーリャさんったらwwwwwwwwwwwwwww
厳しいwwwwwwwwwww
( -67 ) 2011/12/27(火) 22:51:33
……………?
[>>+29フィグネリアの指摘に、瞬きひとつ、ふたつ。
ラビという少年は知っているが、これは]
………小さい。
[しかしなんとなく、これがあの少年だともわかって。
また不思議か、と単純な納得をした。
>>+30視線をうければ、ふるりと首を振って]
…… 教会の、キッチン。犬の隣。
[一度会った、と。
興味は薄いが、一応記憶にはあったらしい。
今は犬はいないのか、と視線だけで探したが、いないようだった。
ふん、と鼻をならす。]
( +32 ) 2011/12/27(火) 22:51:50
[>>133の言葉かけは、やっぱり聞こえなかったのだろう]
(なんでステンドグラスをつくろうとしてんのかしら。
たまごじゃなかったの?)
[とかなんとか、思わないこともなかったが。
近づいてどれどれと見てもいいのだが、
なぜだかそれが出来なかった。]
あんたのせい?
[カエルが、「なんでですか」という抗議の表情を浮かべた]
( 134 ) 2011/12/27(火) 22:54:47
[>>+31鮮やかに脳裏に色彩が広がる。
この場に立ち会えるのはなんて幸せ]
ふふ。
貴方にはやっぱり濃い色かしら?
( +33 ) 2011/12/27(火) 22:54:54
……。
[>>@34その通りだが、正面きって言ってくる相手はそういない。
棘もないただの指摘とわかる、棘があったにしてもその程度で腹をたてるような性格でもないが。]
…… やっぱりお前は、女じゃないな。
[ついに言っちゃった。
『そこら辺に居るようなただの』を補足したら意味は通るが。]
( @36 ) 2011/12/27(火) 22:55:27
[ 赤い問いに返る言葉はない。]
それも願った結果、か。
[ 本人に自覚があるかは不明だが。
唇の端についたクリームを親指で拭うと、口を開けて見せた。赤い舌の上には、鋭く光る牙。]
教え子を持った記憶はねぇんだがな。
( 135 ) 2011/12/27(火) 22:57:02
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