情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新
[1]
[2]
[3]
[4]
[5]
[6]
[7]
[8]
[9]
[10]
[11]
[12]
[13]
[14]
[15]
[16]
[17]
[18]
[メモ(自己紹介)記入/メモ履歴/自己紹介] / 発言欄へ
―現在 はしけの上―
[明朱佳の指示>>3:226通り、助走を付けはしけに飛び移る。
操作こそ誤りはしなかったものの、コックピットの揺さぶりや衝撃は予想以上に大きく、少年の呼吸は乱れていた。
自動でか無意識でか発動していた左腕の装置の事も気にかかる。
しかし、それらを気にしている間にも、戦場は近付きつつあった]
不安になっちゃダメだ……。
みんなに、ああ言って来たんだから。
[背を持たせ掛けるようにしながら、周囲全面で光るモニタを眺める]
[合間にそれぞれの担当から入って来るのだろう状況の報告も拾い、大体こんな感じかとデータフォルダに記録してゆく]
―――…ん?
[その間に、明らかに此処とは違う場所から微かな何者かの足音を捉え]
課長、ひとつ質問。
たまにこっちにも、そのなんだ…流れてくる事ってあるのかな、なんて。
今、変な足音1つ分捉えたんだけど。
[ちょっと見て来ていいかと問えば、誰も止めないだろう。
男はサッと移動し、危機管理課から離れる]
も、だめ、だって…おもって……ケホッ…
このまま、しんじゃうって……
……ぃちゃ…
[何とか上半身だけ起こそうとして、
…やっぱり、切り傷だらけの両腕で、次から次に溢れる涙を拭う。]
その、えがお
おにいちゃんのえがおだ
[柔らかい柔らかい兄の笑顔。優しい笑顔。
その笑顔は、この地獄のような光景の中での希望の光として映えていたに違いない。]
……ふぅん…
[それでも一応、と職員が報告してきた内容を聞き取り、一瞬の黙考を挟む。もちろん、それで警戒を緩めたり、手が止まりはしないのだが]
話したいって言ってたの、そのあたりのことなのかしらね。
…ま、何判断するにしても情報不足は否めないし。
話してくれるって言うんだから本人が教えてくれるの待ちましょ。
[半ばは独り言として呟きながら、思考と通信を打ち切る。その顔に不信や不快、あるいは警戒はない。
ここまでの行動、言動から、エリーに対して一定の信頼はすでに持っている]
[持久戦は続く。通信の入れ方を聞いていないエリーは、魔力自体には問題はないが、水分と体力が削れる戦いを続けている。
お客さんは止む事がなく、火を消せない。
作業ロボの二人は市長の判断を聞けば、後はエリーに水分を渡し、たまに抜けてくる相手の処理と、水の補給に回っていた。
魔法があまり解っていないのは、この二人もだったから、止めていいものかどうかの判断が付かなかったのだ。]
…………うぐ、ぷはっ…………さぁて、後どのくらいなんだか。
[たまに目指してくる怨念ゴーレムの手は……原因はつかめてきたが、自分で対処できる類のものでは、ないと判断する。
この辺りも、後で話す事になるだろうけれど。
今は、目の前の維持と、……たまに炎を少し前傾型に噴出させる事での威嚇をいれて、焦れる戦いを続けている。]
[咳き込みながら喋るフランに、目を少し伏せるも]
……死なない。死なせない。死なせる、ものか。
って、こら、無理して起きなくてもいいっ。
俺がすぐに安全なところまで運びに行くから。
ああ、もう……泣かなくていい。もう、安心だ。
[そんな自分の涙は安堵のそれだった気もしたけれど。
できるだけ、見える部分の傷を擦らないようにしながら、そっとフランを抱えようと身体の下に腕を伸ばし始めて]
……ああ、おれのえがお、だよ。
[ばかみたいに、そっくりそのまま言葉を返してしまったりもしながら]
おれだよ。結理人、だよ。
[この人が生きててくれていること、それが、うれしい]
[速く安全な場所に運ばないと、という不安もあるけれど]
[はらだたしい、と囁く胸の奥からの声もあるけれど]
[うれしい]
―市庁舎内―
足音がするなら、少なくとも幽霊とかそういうもんじゃない。
多分大丈夫だ、大丈夫。
それにあっちはあっちで連絡とか人員の確保とか色々対応しなきゃならねーもんな、自由に動ける俺がある程度は片付けなきゃ。
――…だろ?
[いつの間にかハニエルと『会話』する事を覚え、問い掛ける。
また、ハニエルもそれに肯定の意思を示すかのように光で応えた後沈黙する]
しっかし、機体と意思の疎通っぽいものが出来るとはなあ。
お前、どんなプログラムされてんだ?
[その問いには光は灯されない]
機甲修理工 ユージィンは、ここまで読んだつもりになった。 ( b1 )
――来た。
[明らかに不自然な悪寒が走って、少年は敵の接近を悟った]
行くぞ!
[札の貼られた木刀を、両手で正眼に構えさせる。
メガマリオンもテルオも刀を扱うのは初めてなので、正しい構えかどうかはわからないが、とにかく気合いを入れるためだ]
うぐ……。
[それでもゴーレムは怯む事無く近寄って来る。
距離に反比例して負荷は高まる。
例えるなら、黒板を爪で引っ掻いた時の感覚を、全身で感じているような]
[繊細な動きを求められている指が、震える。
ごつ、と後頭部をシートに打ち付けて、はっと我に返った]
――蹴散らせ、メガマリオン!!
[野球バットのように振るわれた木刀が、怨念ゴーレムの即頭部にヒットした――!]
ごめん…ごめんね、おに ちゃ 。
[泣き虫フランと呼ばれても仕方ないほどに涙を零して。
身体の下に伸ばされた手に、身体を委ね、兄の胸に凭れかかる。]
ゆりと おにいちゃ
[兄の笑顔に応えるように浮かべた笑顔は、幾度か会った時に浮かべた笑顔と似ていただろうか?煤と涙で汚れたままで、幼い時に浮かべた笑顔と同じには見えなかったろうけれど。…でも、今出来る精一杯に笑顔を浮かべて。]
アカデミー に 行 なきゃ。
[それは、宇宙怪獣を倒さなければという言葉。
ここで待ち合わせしていた目的、兄の言葉を聞きたいとは思っても、今目の前に宇宙怪獣の姿が見える状況では……。]
…………
[くたり、と身を委ね目を閉じていたが、
兄の胸の奥の声>>22>>23か何かを感じたように微かに頭を動かす。兄を見上げたフランの目は、少しの不安とどうしたの?と問いかけるような目。]
各ブロック、状況を報告しなさい。
隣接ブロックと合流したなら人員を統合、余剰人員の半分は待機、半分は他ブロックの応援に回って頂戴。
[絶え間なく指示を飛ばすのは、職員の気を引き締める意味合いも込めて。ぱぱぱん、ドドン、と賑やかでこそあるものの、徐々に包囲を狭めていくという行動は確実でこそあれ、単調になりがちだ。自然、油断や散漫も起こりやすい]
強行突破を狙ってくるやつがいたら無理せず退がるのよ。
シェルターの方はどう?
[カラオケ大会が行われている第七コンテナシェルターへと連絡をつける。すでに満員といえる規模でゴーレムを収容してはいるものの、怨念ゴーレムは出現の仕方からしてあまり物理法則に囚われていない。
折り重なるようにして詰め込まれたところで、窮屈になるということはないようだ。あるいはその時点ですでに消滅してしまっているのかもしれない]
どう、ルッカは。ちゃんと歌えてる?
[軽い気持ちでそんなことを確かめて見たのだが、返事は意外なものだった]
…いない?
案内はつけたはずよね?
どういうことかしら…
[ルッカは、危険が迫っているときに、ふらふらとさまよい出るような人間だとも思っていない。可能性はいくらか思いつくものの、確かめる方法はなかった]
いえ、考えても仕方ないわね…
いいわ。そっちはそっちで続けて頂戴。最大限騒いで、最大限楽しむのよ。
……はあ、はあ……
[側頭部へのクリーンヒットでよろめいたゴーレムに、更に木刀を叩きつけ追い討ちを図る。
頭部に入ったひびが胴体に到達した辺りで、土煙が上がりゴーレムは土へと還っていった]
……気持ち悪……。
[精神攻撃によるものも多々あるだろうが、それに加えメガマリオンの動きそのものが、少年に負担を与えていた。
この状況で訓練もせずに乗るのは無謀だったと、今更後悔しても遅い]
……遠い、な。
[モニタ越しに本土の方向を見て、思ったほど縮まっていない距離につい呟く。
その気配を感じたか、木刀に纏わりつくゴーレムがいて]
おりゃぁぁぁぁああっ!
[気合いと共に、振り解いた]
せっかくだから、主席候補生 フラン・A・入坂 は 市長少女 明朱佳 に投票するぜ!
…そっか。
まあアカデミーに戻った時に聞くし、その時でいっか。
[沈黙は否定や拒否の反応、とメモに加えて再び警戒に当たる。
しばらく歩いていると、音が次第に近付いて来るのが解り機体が上げる警戒音に歩みを止めた]
―――…これは、何の音だ。
って何コイツ、怨霊ゴーレムの端っことかそんなか…?
[捉えた気配はハニエルの足元でチマチマ動くくらいの極々小さな姿ではあったが、男からすれば演習で見た程度の異形で]
[男は後方に3(10)m飛び退った]
[1]
[2]
[3]
[4]
[5]
[6]
[7]
[8]
[9]
[10]
[11]
[12]
[13]
[14]
[15]
[16]
[17]
[18]
[メモ(自己紹介)記入/メモ履歴/自己紹介] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新