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[メモ(自己紹介)記入/メモ履歴/自己紹介] / 発言欄へ
[シャーロットから一通り説明を受けると、バレない内に早々に立ち去ることにした。]
やられてまだ辛いだろうに、丁寧にありがとう。
ここは今の人手だけで充分なようだな。
俺達はクロノの話を聞いてくる。
何か分かったら、お前さんにもこっそり教えてやるからな。
[研究員が抗議の声を上げた気もするが、なかったことにして]
それじゃ、またな。
[二人はその場を後にした。]
……あれ?
[墜落していくであろうはずなのに、何の衝撃もない。]
助かった、のか?
[きょろきょろと様子を見渡すと、墜ちていく機体が見えた。
そう、まるで自分がそうなっていた筈の運命を戦っていたはずのマシマ機が受けていた]
馬鹿な、どうして−……!
まさか……。
[今回起こった事象についての最悪の可能性に気がつく。]
一つは墜落しそうな時に、打ち込んだ相手を確実に巻き込み相討ちに持ち込むために打った物が、シュウには使えなかった為に手近なマシマに行ってしまったか、あるいはマシマに誤射したか。
もう一つは、マシマ機のコアのエネルギーを奪ったか。
実際今は機体のダメージの割に損傷が小さいというか、違和感があるようにも思える。
多分父や母は私を守るためにそうしたんだとは思うが……厄介な者だよ。
……生きて、いるか。
[もう駄目だとは思ったが、ぎりぎりで切り抜ける。
それでも墜ちないナサニエルに地上から歓声が上がっているかも知れないが、それを考えている余裕は無かった]
……マシマっ!
[戦闘相手であった機の墜落に目を取られる。]
私の打ち込んだ相手はあの黒い騎士のはずだったが……。
まさか。
[考えたくない可能性。]
墜落しそうな時に、まさか無意識にマシマ機を攻撃してしまっていた、のか?
[自分のBFに大会直前になって乗せた装甲。それはかつて、事故のあった惑星に勤めていた、幼い頃に別れた両親の物とわかった。]
父と母は、私を守ってくれたんだな……。
[しかし、その心中は複雑な物であった。共に戦いたいと思った相手をそのターゲットに選んでしまったのだから]
夢幻の竜騎士 マリアは、シルバーコレクター ナサニエル・ウエクサ を投票先に選びました。
―― ピット MiddanEdenブース ――
[MiddanEdenブースに、私とマリアは運び込まれた。
べり、と、音を立てて動かぬマリアが私から引き剥がされた。
私はうずくまって目を閉じる]
[小人と人型鼠が大きな担架を引きずってきて、マリアと装備をどこかに運び去った。私の体に小人が上り、機能していない翼を小さな鋸でぎぃぎぃ切り取り始めた]
[私はMiddanEdenのサイトにアクセスをする。
そこには、モニターと称してマリアと私の修復情況がリアルタイムで載せられていた]
(……まやかしばかりだな)
[私は、マリアの損耗情況を思い出して目を瞑る。
あれだけ損傷していれば、おそらくあれは廃棄処分だろう]
[目の前を、眼鏡をかけて白衣を着た妖精が時計兎としゃべる]
【イマイチ上手く動かないねえ】
【ですねえ。
攻撃衝動を高めても、向かうべき相手にいかない。
やはり短期刺激型では複雑な運用に無理がありますね。
戦闘プログラムが容量くいすぎるんですよ】
【シナリオ班は?】
【急ピッチで作業中です。
フロッグスター主任がなんとかなる、と】
【ああ、あの天然人蛙か。
天然は厄介だから監視だけしておくか】
[私は不覚ため息をついて、聴覚をオフにした。
ネットワークにアクセスして、各種通信回線を探る**]
メモ履歴のページ処理が謎なことになってるな。
<<ページ間で重複部分、抜け等が発生している様子。>>
p1: 10/21 00:33:05 〜 10/21 01:03:00
p2: 10/21 01:03:00 〜 10/21 08:03:52 【p1p2 重複1】
p3: 10/21 02:43:12 〜 10/21 21:45:55 【p2p3 重複7】
p4: 10/21 19:33:52 〜 10/22 01:14:06 【p3p4 重複7】
p5: 10/22 12:48:38 〜 10/22 23:19:52 【p4p5 抜け15】
p6: 10/22 22:52:40 〜 10/23 00:29:17 【p5p6 重複6】
<< (p1p2 + p2p3 + p3p4 = -p4p5) なのは偶然だろうか。>>
青視点なところに原因が隠れてるのか?
<<もう1件、メモ履歴で、その日の最終以外のページのURLに、GETパラメータ t が2つ含まれている。>>
値は同じだから問題は起きないと思うが。
― 格納庫-本部治療室への道すがら ―
「そういえば、さっきのお話、ガチで命賭けてた風でしたね?
私の知る限り、銀河系の主要惑星系では、大気圏内での戦闘はもう何世紀も起こってないはずです。」
え? あー……、あれね、あれあれ。
[先程までの余裕とは一変して、途端に歯切れが悪くなる。]
そうそう、訓練兵時代の模擬戦闘での話と海賊との宇宙戦の話が混ざっちまったんだろう。
「なーんか怪しいなあ。局長の『伝説』も聞いたことなんてありませんし。」
触れてくれるな。言ったろ? 腕のいいパイロットじゃないって。
おかしな記録を達成してしまっただけだ。
[研究員はなおも何か問いたそうな目を向けてくるが、そのとき地上が、空が慌ただしくなる。]
『また一機堕ちたぞ!』
――地上/アンクルおじさんの酒店――
[大会本部近くの酒場の一角は8人の客で埋められていた。
町の修理工場の面々6人と、焼きそば屋台の店主と、少女。
店主は北エリアのスタンドで見知らぬ面々と酒盛りをしつつ観戦していたようで、最年長の男にマシマ機の様子をより詳しく話していた。
――しかしそのマシマ機も墜ちた。もう、両手で数えるくらいしか、飛べる機体は残っていないのではないか。
話の終盤、店主は赤ら顔を少し真面目な表情にしてはっきりと言った。
「赤い光が見えて、その直後に白鋼の機体が、突然動作が止まったかのように墜ちていった」と。
飲んだくれのたわごとと思うことは少女にはできそうもなかった]
[隣のテーブルでは情報通を中心に残る修理工場の面々が「ありえない」墜ち方をした機体の墜落の原因を話し合っていた。
誰が振ったのか知らないが話の内容が、20年前の”事故”により廃棄されたという惑星、そこで開発されていたBigFireにまつわる虚実入り混じった様々な説にまで及んだ頃――]
ちょっと、外の空気を吸いに、行ってきます。
[それだけ言うと少女は手元にあるかごを持って酒場を出た。
かごの中身は差し入れ作戦用に一応作っておいた焼きそば6(6)パックと焼きそばパン4(6)個]
―― リラックスルーム(モニタルーム) ――
[モニタルームも兼ねるこの部屋では、
ホログラムモニタの前にゴードンが、デン! と居座り占領していた。
360度何処からでも見れるタイプのホログラムモニタで、ゴードンが居る位置は、部屋の扉の対極。
誰かが入ってくれば、直ぐ分かる位置でもあった。
傍に居るのは、二人。そのうち一人は若く、感情が高ぶっているのか、人狼の特性をその身に出現させてしまっている。
もう一人は、冷静でゆったりとした物腰でモニタを眺めているようだ。数々の修羅場を潜ってきた有能そうな印象を受ける。
先程までは、ちょっとしたミーティングでも開かれていたのか「RedWOLF」の人狼や妖狐達と人間達(勿論人狼達の比率が一番高い)がもっと詰めており、ぱっと見た限りでは、今から何処に戦闘を仕掛けに行くのだという様相を呈していたのだが、当人達は、別に理性的に話し合っていただけである。]
―― リラックスルーム(モニタルーム) ――
[現在ゴードンは、所々にギブスに似た医療具をつけているが、概ね元気そうである。不屈の精神が、その印象を強くしているのかもしれない。
この時代、どんなに致命的に思える重症を負っても数日で元通りに回復するのだ。
複雑骨折に一部皮膚の炭化、他酷い怪我を負ってもいたのかもしれないが、既にその面影は薄れ、皮膚再生までの粘膜保護兼再生促進ガーゼなどに覆われている箇所も少ない。]
「治療室も、前に入った時から変わったな。」
[気軽そうな口調で若い方に話しかけるゴードン。]
「笑い事じゃないっスよ。
ゴードンさんを痛めつけた野郎は、ただじゃおかねぇ!」
「おいおい、物騒だな。
俺達は、荒くれの集団じゃねえ。「RedWOLF」の看板背負って、そいつに泥ぬるつもりか?」
[金星煙草の葉巻――金星で作られた煙草かは分からないが有名な銘柄だ――をくわえ、美味そうに燻らせる。煙草が苦手なものがくれば、速やかに消すか、大丈夫であるなら断りをいれるだろうか。]
[が、その葉巻がするりとゴードンの手を離れる。]
「これはお預けです、ゴードン。」
[ちっ、仕方ねぇな、という表情でゴードンは諦める。
有能さが服を着たような人物は、葉巻を一度だけ吸い込み紫煙を吐き出すと、ゆっくりと葉巻の火を消した。]
「白川のが墜ちたな。」
「はい。ゴードン、貴方や「TweeHeart」と同じような挙動で。
つい先程集中治療に入りました。」
「ハヤテ、だったか。
子供に早く声聞かせてやれよ、マシマ。」
[まだ幼い子供は、不思議がったとしても未だ何が起こったのかまでは分からない事だろう。
コアが停止し撃墜された恐怖の記憶。その記憶すら、高みに昇る為の糧……マシマがゴードンと話す機会が来るなら、ゴードンはそのような事もマシマへ話すかもしれない。そう、ゴードンは常と変わらぬ態度で、*話しかけるだろう。*]
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