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なんだこれ。
[光の球体へと手を伸ばす。
ユーイチは知らない。このビルの下で、異次元テクノロジーを使おうとした者が居たことなど。
ユーイチは知らない。開放されなかったエネルギーが、この場所で未だ渦巻いていたことなど。
ユーイチは知らない。そのエネルギーが、彼の持つ銃に反応して、暴走したことなど。]
え……?
[ぶわっと光が膨れあがり。]
『おうなあ殿!? おうなあ殿ーーー!!??』
[次の瞬間ユーイチの姿は、跡形もなくかき消えていた。
瓦礫の山に残るのは、主を失い狼狽えるバイク怪人と、弾丸の残った、銃が一丁。**]
高校生 ユーイチは、能力(去る)を実行することにしました。
─回想・採石場公園方面─
[『わさびドリンク』に付いて問われれば、きっと、遠い目をしていた…かもしれない]
町のと言うか。
喫茶まろんの……と言うか。
[言葉を濁らせる]
[──『中立』である事を破った物に与えられし、罰の味。
なんて噂が、常連界隈では流れていたりする…いわば曰く付きのメニューである]
むしろ、あれ飲んで無事なドンファンさんに吃驚ですよ……。
[『飛びそうになった』だけで済んだ彼には、きっとそう返しただろう。
『なった』で済まなかったヒーローを幾人か知っている...からしてみれば、無事な方が珍しい]
[そして、ふと、...は脚を止めた]
『ジンロウTVビルで、僕が暴走した事を……ドンファンさん、知っているのでしょう?』
[俯いて、搾り出す言葉
『聞いている』と言われれば、肩をびくりと震わせて
…同時に『予想通り』であった事を心の中で嘆いたろうか]
[急に脚を止めた理由は、『知っているであろう彼が、それを話題に出さぬ、事』
気なんて使わず、何時もの様に遠慮なく聞いてくれたら良かったのに]
[彼の振る舞いに、『ああ、気を使ってるんだろうな』なんて考えてしまえば
──立ち止まり、言ってしまう他無かった。
いっそ、其処で責めてくれれば、幾分か楽になると信じて]
[しかし、責められる所か、諭される様に"受け売り"の言葉を投げ掛けられ
思わぬ"励まし"の言葉に、驚いた様に相手をみやる。
"叱咤"とも捉えられるだろう《ソレ》は、しかし、...の心を落ち着けるのには、十分だった]
[それは、"励まし"が、"慰めだけ"の言葉では無かったからだと、まだ気付く事は無いけれど]
…そうですね。
お互い未熟同士、まだまだ先人には遠く及びません、から。
頑張らないと、いけません。
[軽くなった気持ちで、彼の言葉に同意してみせると、背中を思い切り強く叩かれて。
そんなこんなで、そこは既に、採石場公園]
いえいえ、お気になさらず。
何があるか分かりませんから…ドンファンさんも、お気をつけて。
[お互いに声を掛け合えば、中へ走って行く彼を見送り]
さて、僕も行かないと。
[当初の目的地、11支部へと向かうだろう]
―回想・喫茶まろんへ行く途中―
この町に秘密、なあ。
しかし秘密など3歩歩けばすぐ見つかるような場所であるのに、難しいな。
ほら、そこの電柱の足元だって地底大陸への入り口でな…
[今は然程関係ない場所への入り口を指しながら歩を進める。自分の問いにどこか言い澱んでいる様子>>246のシャルロットに気が付いたらまた頭に触れようと手を伸ばした]
「シャ〜ル〜ロットぉ〜?」
[びくり。
明らかに自分達のでも、いつも頭の中に響く花の王のものとも違う声質に手を引っ込めた]
誰だ!
……シャルロットの同僚?なるほど。ふむ、お説教…。
わかった、付き合おう。
[それで何故か一緒にお説教を食らっている気になって、シャルロットの横でしょげていた。
この所こういう感情を表に出せるようになって、色々やってみたいと思っているらしい]
/*
>グラジ殿
やたら可愛いな。
ほのぼの成分を存分に吸ってもっと可愛くなるがいい!
>カルロ殿
おぉぅ、なんと見事な拾いっぷり。
キャラを活かした反応だなぁ、これは良い!
[トゲヤマと名乗った人物の言う事>>247には素直に頷いていた。先程自分が潰した方が良いと思っていたもの>>227が、研究次第ではその逆にもなり得るという事が解ったからだ]
まあ、元に戻せたら良いというわけではないがな。
どうにか見つけ出してこれ以上の使用を止め、送られた者をこちら側へ戻して始めて『良かった』と言えるのだろう。
その為にはそちらの研究も急いでもらわねばならんが、まあシャルロットの知人というのなら大丈夫だろう。
トゲトゲとやら、こちらはそちらへの助力は惜しまん。いじげんてくのろGとやらを見つけるまでの研究は頼む。
[悲惨な呼び方を残し、通信を終えた。
その後からシャルロットが何かを考え込んでいる様子なのを見ては]
…説教が辛かったのか?
[と的の外れた問いを投げた]
/*
匿名メモにて本日の襲撃先お知らせサービスしてきますね。
あまりにも動きがないのもちょっと申し訳ない。
流れは以下。
襲撃→魔王 (メイアル殿の襲撃描写?)
投票→店主 (個人世界装置の作動?)
/*
いえ、知らないのでしたら別にいいですー。
ちょっと良くわからなかったので……聞いてみただけです。失礼しました。
/*
自分でメモ張っておいてあれだけども、自作自演だなぁ。
ばればれだろうけどもっ!(涙
メイ殿ー、メイ殿ー! 早く帰ってきてくだされー!
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