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ー支部・夜ー
ここは俺と藤内さんで交代して
警戒にあたりますから。
コラーダさんと柚季音さんは、
休んでて下さい。
[森田さんを見送ったなら
システムを立ち上げ。
すぐにセキュリティレベルを上げる
対処と斑さんのIDを除外する
措置をとる。]
時間なったら起こしますから。
藤内さんもしばらくは、
休んでいて下さい。
[モニターを見ながら、藤内さんにも
そう言って休息を促す。**]
[仮眠室、休憩室、いろんな呼び方があるが、とりあえず、斑さんが使っていた部屋に入り込んで、横になる。
毛布からは斑さんのにおいがして。
涙が、一筋。**]
─ 森田興信所:事務所 ─
……戻りましたよ。
[幸い、三谷の追跡は無かったらしい。
無事に事務所に帰り着いた探偵は、上着をかけ、
棚から猫たちのキャットフードを取り出した。
帰りを待ちわびた猫たちを前に
いつものようにザラザラと皿に注いで、]
[ビルの4階は男の居住スペースになっているが、
敢えて布団ではなく事務所のソファで休息を取る。
緊張の糸が切れ、どっと疲れが出た。]
………………。
……三谷くんを止めなければ。
このままでは、また……
[ぽつりと呟いて。
疲れているのに眠れない、そんな状態。
少しでも身体を休ませるため、無理やり目を閉じた。*]
― 夜の公園 ―
[ 夜風を感じながら『ひとり』、のんびりと歩いている。
町中とはいえ、学生が真夜中に。しかし、その足取りは何も恐れることなく、王者のように堂々としている。
口元には曖昧な微笑みが浮かんでいる。 ]
― 深夜 ―
[かつかつ、かりかりという音で男は目を開ける。
見れば、ポプラの木の枝を伝って、外から数匹のカラスやネコが、懸命に窓をつついたり、引っかいたり。
どの動物も、酷く何かに怯えるような目をしていた。]
『たすけて、たすけて』
『にげてきたの』
『わるいヤツがいじめる』
『にんげんのおとこのこ』
『いたい、いたいよぉ』
[口々に発せられるその言葉に、男は確信した。
……三谷だ。]
分かりました、すぐに助けに向かいます。
その少年はどちらに?
『あっちのほう、おっきな池がある』
『こうえん?っていうの?』
『はやく、はやく! みんなしんじゃう!』
[あの方角にある、大きな池が存在する公園。
その言葉に頷き、男は通信端末を取り出した。]
[呼び出し音が鳴り、通信が繋がったなら]
――……聞こえますか、森田です。
三谷くんの居場所が分かりました。
『瓜科町中央公園』です。
そこで……動物達を手当たり次第に殺している。
[そう告げる口が、悔しさで真一文字に歪む]
無理を言いますが、できるだけ早く来てください。
私は…… すみません、一足先に向かいます。
揃ってからの突入が最善であることは分かります。
分かりますが……
彼らの「悲鳴」が聞こえる私には、相応の責任がある。
動物達が今まさに虐げられているのを知りながら、
見殺しにする訳にはいきませんので。
[その声からは、譲れない決意を感じるだろう。]
大丈夫。万が一戦闘になったとしても、
貴方たちが到着するまでは耐えて見せますよ。
では、また。
[そう言って通信端末を切り、公園へと向かった。*]
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