情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 7日目 エピローグ 終了 / 最新
[1]
[2]
[3]
[4]
[5]
[6]
[7]
[8]
[9]
[10]
[11]
[12]
[13]
[メモ(自己紹介)記入/メモ履歴/自己紹介] / 発言欄へ
「そろそろ行くわ。
あなたが死ぬと面白く無いし、玩具……じゃなくて、人生の楽しみが欠けるもの」
[わざと情報屋は言い間違えて言う]
「スティーブさん、まだ駄目だったらこれ試してみて。
マスター特製のハバネロohハバネロ。
ショック療法、強ち侮れないものよ」
[情報屋はマスターから奪…もとい預かったという、ハバネロ漬の小瓶を更にスティーブに投げた]
[引き攣った顔で、スティーブを見上げる。
まさか、食べさせないよな、という顔。
ふるふると逃げ腰になっている]
…や……だ
すてぃ……しない、よね……
「こちら、情報屋。
天女は移動してる。
広場での中層防衛線、ここを落ち着けたら合流するわ」
[情報屋はフード下、耳に装着した通信機で連絡を取る。
機械生命体によって破壊された大通り一帯の状況が落ち着いたら合流すると連絡し、ウインクをひとつ、二人に向けて行うと颯爽と踵を返した]
「今を楽しく生きる為に、今の脅威に立ち向かうってね。
分かるでしょう?」
[それは誰に言った言葉か。
それとも、情報屋自身の今の指針であったのか分からないが、まだ辺りで激しく揺らめく中、恐ろしさを感じていない筈が無いのに、情報屋は行ってしまっただろう**]
ー 医療機関 ー
[慌ただしく右へ左へと働く人々を横目に出口を目指す。
気配を消すのは割かし得意だった。パキリパキリとコートの中で音が立つのも本人以外には気づかないほどだろう。]
………ーーー…。
[タリアを足止めする方法、白い影を止める方法。ここを抜け出す方法。考えるべきことは山ほどある。冷気によっていつものような愚鈍な思考へ落ちる前に考えきらなければならない。]
『ちょっと君、どこに行くんだい?!』
……ーーー…!
[思考を巡らせている中、声をかけられた。それは彼を診断した治癒師だった。]
『全身打撲に、全身凍傷がある。ついでに足も怪我してるのにどこへ行く気なんだい?まさか防衛線に参加なんて…』
[そっちがついでなのか、と変な呆れが出る。貫かれていた筈なのだが。それとも処置の速さからそこまで大事にならなかったのか]
……行く、病院は、嫌い。
『はぁ?!』
[セーガの返事は淡々としていて、無表情。痛みがなさそうというか無いせいで自分の肉体状況を把握しきれていない。それなのに彼は間髪入れずに答えた。]
『…あのね、運ばれた時は奇跡的に瓦礫だけだったから君は生きてたんだよ。これがあのバグシングの攻撃が直接当たってたら君の場合木っ端微塵どころか粉々のダスト状態になっちゃう。 君は足を怪我してて素早く動けない。』
『死にに行く気かい?足でまといになるくらいなら防衛線に参加しない方がいいと思うんだけど?』
[それに対して治癒師も言うべきことを言う。 逃げ回れる足があるならこの程度の怪我なら見逃したかもしれないが、セーガは足を怪我している。最悪逃げきれないことを考えての…治癒師なりの善意だった]
行く。
[それに対する答えはたった二文字だった。それは氷結した氷河の如き意志。 氷山の一角しか見えぬ者には分からぬ、彼の絶対の意志だった。]
『…まさか、死ぬ気なのかい?』
死なない。
[たんたんと、無表情に、しかし確かに答えた。]
『何故、そこまで確信を持って死なないと言えるんだ君は…』
……ーーー……
[淡々と漏れる言葉は、崩れぬ氷河の意志を纏っていた。]
だから死なない。
[『死なない』という目的のために、理由も過程も必要ない。ただ、死ななければ良いのだ]
[そして彼は、『死なない』という目的を果たすためにタリアの排除を絶対とした。だからここを出なければならない。]
行く。
[…そして氷の目はそのまま治癒師の横を通り過ぎていったろう]
『……はぁぁあ…何あれ…アホなの…?阿呆なのか?!僕の担当するやつは馬鹿とか阿呆しかいないのか?!』
[取り残された治癒師は引き止めることも出来ずにそう言った。彼が直前に診ていた患者はそんな奴らばかり。 ドームを守ろうとする者、家族を守ろうとする者、とにかく、ドンパチするなら踊らにゃ損と脇目も振らず飛び出していくもの。]
[『暴徒を抑えておかねばまともにバグシングと戦えるわけない』と窓から飛び出していった頭のネジが外れきった大馬鹿者までいる始末。今頃暴徒狩りに精を出していることだろう]
『……ああーーー!!!そうだよっ!!!この街は馬鹿ばっかりさ!!!僕も含めてなっ!!!次の患者!!!次はなんだい!!!いつ出れるようになるか教えてやるからどんどんこい!!!』
[治癒師の忙しい悲鳴が轟いた**]
/*
「あなたの惚けた顔は堪能させてもらったわ。
あんな顔、出来るなんてね。
なんなら、もっと普段から気を抜いてたら?」
辺りかなあ。一つ単語修正するなら全部修正になる。
馬鹿顔の方だったら、普段からそういう顔、自分にも見せてよね的な意味にもなってしまう…。
投票を委任します。
小さな異邦者 イギーは、『死神』 ゲイル に投票を委任しました。
[陽気に響く、場違いな明るい声。
と、ヴェスが何かを飲まされ、咳き込み、膝をつく。]
な……
[瓦礫に降り立った小柄な姿は、情報屋。]
なんのことだよ。
けど、頭悪いのは認めますよ。
[首に手を触れ、顔を逸らせば、視線をヴェスに動かし、
振り向けば、走りヴェスのもとへ。]
[勇気、というのが先程の一幕であることには思い至らない。そもそもあの時は周りを見回す頭がなかった。]
……
[正気にまず戻しなさいよ。
正論だ。だから、返す言葉もなく。
そうして、放り投げられたのは水のボトル。]
……っ!
[持っていた棒を離し、それを慌てて受け取る。]
……5……っ
……わかったよ。
[抗議の声は聞く耳はないだろう。]
[1]
[2]
[3]
[4]
[5]
[6]
[7]
[8]
[9]
[10]
[11]
[12]
[13]
[メモ(自己紹介)記入/メモ履歴/自己紹介] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 7日目 エピローグ 終了 / 最新