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グサヴィエ様……だった、狼が……。
[変わらないこそ。
自分は、変わっていないように振舞おうとしていた。
けれどそうしようとするには、自分はあまりにも弱かった。
その結果、中途半端になっていた。]
[>>86きっぱりと言い切る様は、ランスが人狼であったと知っているかのよう。
彼女こそがそのランスだった者に成り代わられた人狼か。
それともランスを占った結果だからか。
娘にはわからない。わからないけれど、何が何でも生きようと、足掻こうとする彼女はとても眩しくて。]
[ヤーニカに――否、“彼女”に、生きていて欲しい。]
[彼女が人狼なら、きっとこの思いは間違っているけれど。
後悔のない結論を、出せた気がした。]
[マイダは、どうだっただろう。
彼女も、変わった……ように見えた。昨日までは。
キリクを避けていた彼女は、彼を痛みや苦しみから解放させてあげたいというように、自分の制止を拒むようにして、彼から燭台を抜いていた>>3:53
今思えば、あれはきっと、“人間らしい”行動だ。
今朝の彼女は……ランスの骸の前で、だれかと会話していた。
守ってあげる、と言っていたのはきっと、自分ではなく“フィリーネ”に対してだったのだろう。
変わったと思った彼女は、]
……変わらない、というよりも、逆戻りした……?
…………。
[娘もまた、ゆっくりと立ち上がる。
礼拝堂へ向かう為に。
けれど、その前に。]
ヤーニカ様……
……護身用に、あまり肩の負担にならない武器くらいは、持って行った方がいいと、思います。
[マイダが人狼なら。
足の負傷が癒えてきている自分ではなく、真新しい負傷があり、無防備な彼女を狙うかもしれない。
それに娘が人狼なら、いつこの鉈が彼女へ向けられるかだってわからないのだから。
包丁を持つくらいはした方が、と台所へ視線を移した。]
[強くない。弱い。彼女はそう言うけれど。
やはり彼女はどこまでも強くて眩しい。
ああ、汚らわしくないとはこういうことか。]
……いきましょう。
[礼拝堂へ。マイダの元へ。
歩き出す前に、娘はヤーニカへ顔を向けて、
先の細めた目に応えるように、ぎこちなくも、作り物でない笑みで笑いかけた**]
/*
・なんやかんやあってヤーニカ様死亡(▼ヤーニカ様)
・魔王マイダ様を倒すもヤーニカ様致命傷(▼マイダ)
・特に抵抗もされず何事もなくマイダ様死亡(▼マイダ)
・決戦に負けてクリスタ死亡(▼クリスタ)
・魔王マイダ様を倒すもクリスタ致命傷(▼マイダ)
クリスタが欝いエンドを迎えそうな順に並べてみた
/*
PL的にも、上2つだと特にクリスタ死んじゃうのは流石によくない気がするのですよ
でもPCはマコト様に逢いたいくるしみ
▼ヤーニカ様で私だけあえて襲撃されずに残されたりした場合、元はキリク様だった人狼を追って生きることになるだろうし。
システム的には▼マイダ様でヤーニカ様も死んじゃったとなると、この騒動の一部始終を知る人間が自分だけになるからやっぱり死ねない。あ、一番欝いのこれなんじゃないか。
/*
欝展開=後味悪いとは違う気がするので。
後味の悪さが残る終わり方にはしたくないんですよねー……
なので私だけ生存する感じなら、責任持って表をまとめたいなぁ、とか。
PL技量的にどこまでできるかわかりませんが/(^o^)\
/*
しかしこいつ名前多すぎやな
最初の名前がシャルロッテで、娼婦時代がシャリー(源氏名兼シャルロッテの愛称)、酒場従業員時代がステビアで現在がクリスタ。
本名だしシャルロッテへの思い入れは強いけど、ヤーニカさんがつけてくれた名前も気に入ってる。
― 礼拝室 ―
[以前祭壇代わりだった長机の前には赤黒く変色した血の魚。
真っ二つになった椅子と、床板の傷。血の跡。
あの日も今日も、暗い空には雨が降り続いていて。
目を閉じて血の跡を閉めだしてしまえば、あの日の一瞬の続きに戻れるのではないかとさえ思える。
何もかも、止まない雨が見せた悪い夢に過ぎないのではないかと]
ねえ、もう2人とも決めたかなあ。
きっとそろそろ来るよね。
[薄暗い室内、閉じた扉の正面。
いつかと同じ壁際のベンチに腰かけて2人を待っている]*
/*
真ランスさんと真マイダさんは大丈夫でしょうか。
どっちも乗っ取った身としては何かやらかしたのかとおもうといたたまれなく……!
ちょっとやりすぎたかなあorz
そうだとしたら本当にごめんなさい。
− 食堂 −
[今の今まで自分達の立場を忘れていた様な
修道女の様子>>87に苦笑する。
その頭を撫でてやりたいが、それは自ら歩こうとする
彼女にするべきことではない。]
保護してくれるかどうかなんて思わなくて良いよ。
二度も騒動を生き残る優秀な結社員だ。
向こうから頭を下げて貰う位の気概で行こうじゃないか。
[命を落とした者に心を向けているとまでは気付かずに
共に行こうと手を差し出した。]
/*
霧ってんのに独り言うるせえ!ってなったら申し訳ないのですがこれだけは…
ヤーニカ&クリスタ組が和解せざるを得ない方向に持って行ってしまい大変申し訳なく……!
はぁ〜(うっとり)としながら眺めていたのですが、もっと欝くしたかったのに!しっと!だったらごめんなさい!
逆戻りしたくなったとしても。
戻らないんだよ。
[マイダが人間であれば、
その心はどれだけ傷付いているだろう。
いや、人間ではなく、狼だとしても。
演技では無く、前に進まないのなら。]
前に進むのを止めたら、駄目なんだよ。
[どちらかしか生き残れないのだから。]
そうだね。
あまり振り回せないかもしれないけど。
[武器をと勧める修道女>>90に頷いて、
手斧や鋤があれば良いと思ったが、嵐の中出て行くのは
体力を消耗するだけだ。
使い慣れた包丁と意味は成さないだろうが、
鍋の蓋を盾代わりにそれぞれ片手に取った。]
ふふ。
お城の騎士様みたいだろ?
[こんな時なのに、こんな時だからか。
笑顔を見せる修道女に、おどけた様に笑い掛けて、
礼拝堂へと歩き出した。]
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