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― 回想・試合前 ―
妖刀ざっくり丸……!?
なんと恐ろしい銘じゃ……!
[ソレックスの命名>>44に大袈裟に驚いたりしたが、ロンディーネの激しいツッコミが入ったので、咳払いして聞き流すことにした]
うむ。ではこうしよう。
長弓『射陽』。
鋼線鞭『清流』。
山刀『幽谷響』。
差し込む陽射し、流れる水、遠くより響く物音。
私の故郷である森の心象より付けさせてもらった。
[それはつまり、自身が『取り戻す』と言ったもののことだ*]
[リーマンに言われるまでもない。
あの邪竜と戦う方法なんてとっくにわかっている。だが、アサドにそれができるかどうかは別問題なのだ。]
参ったな。
[いっそのこと投げ出してしまおうかとも思う。
しかし、そうも行かない理由がアサドにはあった。]
[あの竜の根源は"恐怖"。多くの人々が強く抱いた恐怖。その負のエネルギーが竜へと流れ込んだその結果があの邪竜なのだ。
あの咆哮を耳にしたときに理解した。
あれはアル=サイフラが戦いの際に纏う気配と同じ。
それこそが歴戦の戦士たちであるハンマーズの勇者たちでさえ抗えないほどの恐慌を引き起こした死の咆哮の正体であり、邪竜の本性だ]
……あれを生み出したのは俺だ。
/*
平和だからこそ、戦士たちに、城壁に、竜王に守られているからこそ色濃く強いエネルギーとなった恐怖。
恐怖は感情であり、属性とはならない。
人々は何に恐怖したのか?
それはアサドの殺気であり、死のイメージ。
即ち、邪竜のもつ属性は《死》
─ 前夜:宿屋「煙る水かき亭」 ─
[グレダを手伝って走りまわっていると、
いつの間にかメリッサが帰って来ていた]
あ……お、おかえり。
[メリッサが近づいて来る。
わたしが立ちつくしていると]
『勝利おめでとう』
[意外なことを言われた]
あ。
う、うん……。
勝ったのは、グレダだけど……
あり、がと。
『そのグレダを戦場に引っ張り出したのは、
貴女でしょ』
[メリッサは呆れたように言う]
あそ、そうだね。
なんかわたしも急に色々な事が合って……、
ちゃんと実感出来てないんだけど……。
[そういえば、今はもう、メリッサは相棒じゃなくてライバルなのだった。
お互い手の内が分かってるのに、敵同士なんて不思議な感じがする]
そういえば、メリッサの鍛冶師は……、
どんな人なの?
[メリッサは肩を竦めた]
『結局見つからなかったわ』
えっ?
[わたしは混乱して尻尾をぱたり、ぱたりと動かす]
だって、メリッサ……
見つけたって言ったじゃない……>>1:49
『貴女まだそれ信じてたの?』
[意味が分からないわたしの足もとに、アルゴルが寄って来た。
ぷよん、と暖かい感触がする]
うそだったの……?
でも、なんで……。
[まさか、
まさか……]
『私、貴女に黙ってたことがあるのよ』
[あばばばばとしているわたしに、
メリッサは急に別の事を言いだす]
え?
『貴女がうちの家に来た時、
なんて醜い子だろうと思ったわ』
……それ、皆に言われたよ……。
むしろ、黙っててくれてありがとう……。
[あはは、とわたしは笑って誤魔化す]
『最後まで聞きなさい』
『最初は蜥蜴人の価値観でそう思ったけど、
この私でも感化されるのね。
だんだん貴女は貴女でいいと思うようになって来たわ』
あ……う……。
『でも、逆に貴女は蜥蜴人の価値観に染まって、
自分を卑下するようになって行った。
そんな必要ないのに。
あなたはあの町にいちゃいけないわ』
『わたしはね、
「タッグを解消する」
そして、「貴女に戦士を見つける」為にここに来たのよ』
[わたしは何も言えなかった。
だから、代わりにメリッサをむぎゅうと抱きしめた]
─ 現在:試合会場 ─
グレダ……!
ぜーったい勝ってね……!
勝って、お祝いしよ……!
[わたしの声は小さくて、かき消されるけれど、
それでも叫んだ。
隣にはカティちゃんとアルゴル。
そして、メリッサ]
わたしの最高傑作を持って負けるなんて、
許さないから……!
―第二試合のあとの深夜―
[相棒にもらった大粒の飴をごろごろと口の中で転がしながら、宿の庭で湯を入れた盥(竜器に非ず)に両足をひたしていた。
さすがに深夜帯である、祭りの騒々しさはすっかり落ち着いて、虫の声がかすかに聞こえるだけだ。
相棒の言葉>>34を思い出してにやにやしたり、うとうとしたりしていたら、貸し工房から相棒が帰ってくるのが見えた。]
ギャランもスズメちゃんも、俺より先に戦ってくれてんだなあ〜〜。
[誰からも応援されることはなく、目に見える敵もいない戦いだ。
俺には鍛冶師はむりだなあ、途中で心が折れちまうなあ、と素直に思う。
あえて言葉はかけず、その背を見送っていた。]
―第三試合が始まる頃の話だ―
―――エステル殿もグレダ殿も、はてどのような戦いを
魅せるのだろうか!
サイラス、お前はちゃんと眠れたか?
どのような試合の組み合わせになろうとも、全力で行くぞ!
[一応の睡眠時間は取れたものの、完全とは言えず
男はまたしても変なテンションの高さを維持していた。
それでも徹夜よりは良いと、じっくり休むのは全てが終わって
からだと眠気を自らの内へと押し込んだ。]
しかし、結局エステル殿の手伝いは出来なかったな。
無事に鍛冶師が見つかって良かったが…。
あれは何を司る力に見える?
[問いはサイラス、スズメの両方に。
特にサイラスへは第二試合での戦い方の件もある。
この試合でどのような見方をするのか、少し気になったのだ。]
―試合会場―
[ 取り戻すべき憧憬の名を付けられた竜器を振るう彼女。
その姿はうちにとってすごく眩しいものですけれどその深い理由も、まだ。
けれど今は。
今はうちの役割を、全力でやるだけです。 ]
……うちの道具は、折れず曲がらず錆びず、長く使えるのがモットーです。
だから心配せず存分に、使ってください!
[ 叫ぶ、うちの精一杯。
終わったらちゃんと全部聞こう、相棒として。 ]
あっ……!
[ふたりの姿は砂煙の中に紛れて、はっきりとは見えない。
しかし、漂う砂煙が突然爆発した。
水柱のごとく立ち上がる砂柱。
その中心には、タライ<アズゥ>に乗ったグレダ]
グレダの体重だけじゃあんなふうには……、
そうか、水を溜めたんだ……!
[しかし、転がったエステルから、チェーンが伸びる>>42]
グレダ、危ない……!
[しかし、次の瞬間、
グレダは金属栓<パラ>を伸ばしていた]
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