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>>+11
っと。すまん、北白河さん。
あー。やっぱ、食うもんとかないよな。
[自分の方はまだ大丈夫だけど。
彼女は相当つらそうだ。]
ここに閉じ込められて、何日になる?
流石にわからないかな。
[これだけ異質な空間だ。時間の流れがおかしくても驚かない]
─ 夜:自室 ─
[だいたい今日の山荘の散策もした。たぶんだけど、山荘にはもう何もない気がする。自室の机に座って、残ったものに託すメモを書いていた。
カナ以外にも誰かに会ったかもしれないし、あれ以降は特になにもなかったのかもしれない。]
メモ「今回の異変についての私自身の考察」
今回の異変は「妖魔本」による、カナと雪だるまという"幻想郷ですら忘れられた"2人の妖怪の力が、妖魔本を媒体に「実在しないか?」という期待が具現化し、影響し合ったものだと、私、霧雨魔理沙は予想する。
解決方法は妖魔本に記してあるか、どちらか、もしくは両者の撃破。それが確実だと思われる。雪が何かしらの影響を、残った者たちに残しているかもしれないが、二人を撃破すれば、間違いなく異変は止まる……と予測する。
しかしながら、忘れられてしまった2人の妖怪が、どのような感情を持っていたのか、私にはわからない。
カナ自身は、、
「>>17の内容がまとめられている。」
と、言っていたが、それだけで片付けられるのは、感情を知る前の子供が殺されてしまうような、それに近い感覚を私は覚えてしまう。
もし、弾幕勝負などの撃破以外の方法で、この異変を終わらせる方法があるのなら、私はそのやり方を選んで欲しい。
もし、妖夢や他の者がこのメモを見ているのなら、私は負けたということだろう。だから、そう最後に記し、雪だるまと弾幕勝負へと赴かせてもらう。
○月×日 霧雨 魔理沙より
うーむ・・・カナちゃんとはここで話しただけで・・・、
直接顔も見た事が無いんだ・・・。
うーむ、でも吹雪を止めないとどうにもなりそうも無いのか・・・。
[妖夢の囁き声>>*14に
聞こえている声からカナと雪だるまが何らかの異変を引き起こしているようだ
吹雪が雪だるまに力を与えているとしたら、このままではみんなやられてしまう
ならば、どちらかの力を抑えることができるのなら
何か活路が見出せるかもしれない
具体的に言えばこのスキマから出られる方法]
わかった、こちらからカナちゃんに話しかけてみるぜ。
だからあまり無理するな。
[カナへの交渉が簡単に行くとは思えないが
それでもやらないよりかはましだ]
……さてと、行くとするか。
[メモをまとめ、椅子から立ち上がる。
片手に八卦炉、片手に箒。異変の時のいつものスタイルだ。
誰にも道中に会うことはないだろう。
あっても早々に話を切り上げて、雪だるまのもとへと向かう]
[山荘外/雪だるま傍にて]
[雪除けの唐傘とギターを持って、吹雪の止まない外へ]
[そこに佇む雪だるまは、明らかに巨大になっていた]
随分太ったな、雪だるまよ。
やっぱあれか、雪降ってると腹いっぱい喰えるのか?
[ぽんと頭部の雪玉を叩く
そのまま通り過ぎ、雪だるまの傍、山荘の壁にもたれ掛って座った]
[唐傘を、雪から相棒"ギター"を守る様に雪原に突き刺し
唄いだした]
[勿論、ギターも弾いて]
凍てーつーくよ〜る〜 立ち〜止まれず〜
僕ーら〜はーじまる ね〜つを待ぁ〜ってる
求ーめすーぎーて〜 散切れーるーゆ〜め〜
そんーなか〜けらで な〜にが叶〜うの?
キーレイにすーれー違うこ〜ころぉ〜
夜ー明けもー遠すぎるま〜ちーで〜
ぼーくらはー真冬の星ーよりぃ〜 夢中では〜かない〜
>>23
[撫でている感触は、妖怪などと関係のない、ただのひとりの少女だ。私はそう思う。]
まあ、食べるってわけじゃなくても……
何かされるっぽいんだよなあ……
[たはは、と困惑気味に苦笑いする。]
え? 私はここで異変が起きてるなんて知らないで、なんか重要そうな本があるって書いてある地図たよりに飛んできただけだぜ?
[と、自分に呆れながら、苦笑いして、本当は関わるつもりじゃなかったと暴露する。]
>>+14
お願いします。……閉じ込めたままになってしまい、申し訳ありません。
[自分にもっと力が。いや、状況を解決する頭脳があれば、既に異変は終わっていたかもしれない。そう思うと、不甲斐なかった。
だが空回りしてしまうとしても、とにかく異変を解決するために動くのその芯は失くさない]
……そちらも、どうぞご無事で。
>>*16
そっか。
おぼろげでも、見つけられたなら……きっと見失わないよ。
[咲夜の事情は、詳しく知っているわけではない。
だけど、似た者同士であるというだけで、十分だった。
きっと、それは咲夜自身が向き合うことだと思ったから。
今の自分のように。]
すぐ近くでも、輝いてて。
私を映して、私の形を浮かび上がらせてくれる。
そしたら、きっと、私にも。
誰かを心に映せるんじゃないかって、そう思ったの。
[声はあるけど、姿は見えない、それはあの時も同じ。
だけど、眼を開けていた時よりもずっと優しい心が、伝わる。]
…ガキのしつけは、大人の役目だよな。
[やはり、このまま放っておくわけには行かない。
どうにかしなければと思った所で、スキマにいる騒がしい方の少女が、カナに交渉をしてみると言っているのを耳にする。
話し合いで済むのなら、それが一番だろう。
まずは彼女に任せてみよう。]
随分日にちが経っていると思うが・・・、実は1時間くらいしか経っていないかもしれないな・・・。
空がこんな具合じゃねえ・・・、全くわからねえぜ・・・。
[空を見上げる>>+13殺風景な景色は時間など忘れてしまいそうだ]
>>+15
………誰かを心に映せる、ですか。
[こいし様の言葉…いえ、心に触れ続けて。
私は、こいし様の優しさを心で感じます。
そんな思いをしたのはここに来てから初めてだったはずだったのですが。
…私が知らない"私"はそれを知っていて。しかもその時よりもその心は伝わり、私の肌すらも暖めるくらいに、純粋に感じて―]
…ええ、きっともう、見失わないですね。
たった今、実感しました。こいし様のその言葉を…いえ、その心に触れて―確信しました。
[私は、"星のかけら"が"輝く星"へと変わっていくのを理解しました。ですから―]
……こいし様。貴方は―――
―私にとって、貴方はもう私の形を映すのに欠かせない、大事な星ですよ。だから、私も貴方の近くで輝ける星になりたい。そう、思います。
[私は、こいし様へ。
―自分が"貴方を照らす星になりましょう"と、心を開いて…伝えたのです。]
隙間に落ちる人が出てから4、5日くらいは経過しましたか。
あんまりハッキリ覚えてませんが。
[空の状況は此方もあまり変わらない。]
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