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なあ、シェリー。
着眼点は悪くないけどさ、人じゃねえだろそれっ!
しかも箱じゃねええええええええ!
[むくりと起き上がり、裏拳ツッコミ。]
[そのまま、身支度を整えて髪をタオルで拭く。
がしがしやりながら]
君がいてくれるお陰で…私はどれほど助かっているのだろう。
本当に…ありがとう。
[なんとなく気恥ずかしかったので、小声で呟いた。
思案しているスティーヴに聞こえているか、そちらを向いて確認する事はできなかった。]
マスターパブロフ。
はい、がんばります。
できるだけ…できるだけたくさん、殺してやりましょう!
[言葉には怒りの感情が渦巻いて]
[小さな悲鳴を上げ、ベッドの上で目覚めた。
しばらく、呆然と天井を見上げる。
あれは夢だったのだろうか、そう思いながら身体を起こし、部屋を出る。]
……っ!!
[血の足跡と張り紙の付いた空き部屋。
思わず出かかった悲鳴を何とか飲み込んだ。]
…嫌…もう、嫌…。
[そして、そのままその場にうずくまり啜り泣きを始める。]
[クレインに猛烈にツッコミされてあいたたた、と起き上がる]
勝手に屍に、しないでください。
自分でザオ〇クできますから…。
…ううん、やっぱり違ったか
[小首をかしげながらさらに考えている]
[テープから流れる自分の音声とツバサの声に、胸を抉られるような苦痛が走った]
[ぎり、と奥歯を噛み締めてツバサを見詰める目は、普通の少年を見るものでも頼るべき宇宙警察を見る目でもなく。「敵」という確信を得た鋭い目。]
…君は、知っているんだろ…?
じゃあ、私は下に下りる、ね。
[そっと、後ろからスティーヴの頭に、においをかぐように鼻を埋めて、扉を出て行った。]
[カチャリ、と扉を開ける。
階下へ降りようと廊下を歩いていると、空き部屋の前でうずくまるルシアを見つけた]
…ルシア。
大丈夫、かい…?
[声を、かける。]
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