情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 エピローグ 終了 / 最新
[1]
[2]
[3]
[4]
[5]
[6]
[7]
[8]
[9]
[10]
[メモ(自己紹介)記入/メモ履歴/自己紹介] / 発言欄へ
[沈黙が支配した。
現実が受け入れられなかったのかもしれない、無力感に苛まれているのかもしれない。
男はぼうと宙を見上げ、視線の先にあるステンドグラスを眺めていた。
星空の瞬きは、男にはついぞ見ることが出来なかった]
――
[目を閉じ、大きく息を吐いた。
やがて男が動き出したのは、聖堂の方だった。
セルマに問われれば、埋葬します、と短く返したことだろう。
そう、少年の亡骸もまだ、そのままだった]
[辛うじて動く右腕で、
懐の薬を飲み下す。
…異様な苦みに食道が拒否反応を示すが、
湧きあがる物を無理矢理抑え込む。]
・・・良薬は口に苦し、とか言ったやつでて来いっての。
劇薬の方が、死ぬほど苦いわ…
[毒が回るまで、三十分。
多分、それまでに命を落とすだろうが…
もし万が一魔物と化しても、誰かを襲う前に息絶えるだろう。]
…ある意味、灰に勝ったのかね?コイツは。
それとも、負けたのか?
・・・・・・・・
まぁ、どっちでもいいさ。
地獄で、あいつらに自慢してやる…
[…自分も同僚たちも、行き先は多分そちらだろうから。
伝える武勇伝を考えながら、彼の意識は闇へと沈んだ**]
[少年の亡骸を見て、男はセルマに処置が出来るか、尋ねたことだろう。
死が身近になったといえど、エンバーミングの技術を持っているのは僅かだ。知識としてあれど、技術は別だ。出来るものがいるのならそれに任される。
司祭が行なっていたことを思うと、実感として胸が重たくなるのを感じた。
エンバーミングが行えないなら今の時期なら、灰に晒すという手段もあった。
鳥葬や風葬のように、少しずつ削っていく。
けれど、男は黙々と棺を準備し、そのまま土葬の準備を行ったことだろう。
疫病を気にしていられる余裕のあるものは、この世界には最早稀少となってしまった**]
おそろい。
…うれしく、ない?
[首を横に振るナデージュにこてんと首を傾げて問う。>>0
今の二人が“おそろい”であるという認識は揺るがない様子。
包帯の下が赤色でも、白色でも。
今のスーには目に見える赤に染まった包帯がすべてだから]
おそろい。じゃ、なくても。
わたしは……。
[繰り返す。言葉を。
告げようとした言葉が声にならずにできた空白が、こうして埋まる>>1]
おそろいはうれしいはず。
おそろいじゃないのはうれしくない、…はず。
ちがう? ――わ。
[いっそう強く抱き締められた、それが答えである気がした。
おそろいじゃないのは、嬉しくないことばかりではない、と。
教えられた気持ちになって表情が緩む。
赤に染まった手が、ナデージュの背に回された。
抱き返そうとする動きは、ぎこちなくて弱々しかったけれど。
思いだけはしっかりと、こもっていた**]
/*
ぎゅーって
こう、慣れないうえに手があれだから気をつかいつつぎゅーって
あんまりはずかしくないのはねむいせいなのかそれとも
[巨きく丈夫な血色の翼。
両翼は薄く影を作りエステルを覆う。]
……………、ランス………。
[ランスがエステルに向き直る。
さんは、意識的に付けなかった。]
人造妖精 エステルは、がらくた屋さん スー を投票先に選びました。
/*
裏庭に来れたら、星精の力で花を咲かせるも変異植物が生まれて「キィィ」と鳴かせる事も考えていました。
星精の力の働きとしては、癒しや促進=神が作った(?)元の状態に戻したり其れに従って加速させるのだけれど、変異植物状態が「元の状態」なのでちゃんと花が咲かないという理屈。
にしたかったのですが披露する機会がなさそう。
[1]
[2]
[3]
[4]
[5]
[6]
[7]
[8]
[9]
[10]
[メモ(自己紹介)記入/メモ履歴/自己紹介] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 エピローグ 終了 / 最新