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[追記された文は、GAIが人狼ではなかったという事と…調査希望先をスヤまで送るように、という2点]
GAIお兄さん、違ったんだね。
良かった…ちょっとだけ疑ってたというか、GAIお兄さんの言っている事が理解できなくて挙げかけてたからさ。
…ありがと、スヤばーちゃん。
[昨日、結局誰も挙げる事が出来なかった事などをストとスヤにぽつぽつと話しながらメインスタジオに*留まっていた*]
[中庭からの移動中、先程のバクとのやり取りを思い出す]
(さっきのバク君は今までの彼と違った・・・色々混じって雑で攻撃的な感じじゃなくて、もっと透き通った―――『澄んだ狂気』)
[焦る・・・焦るっ・・・バクの声を何度も反芻する]
『明日ハ俺がもっと上手くやるからサ』
(どうしよう・・・彼を止めなきゃっ・・・!
僕がヨルさんに対してやった時とは絶対違う、バク君のアレは悪意に満ちているから・・・多分、カリョさんの時とも違って凄く危険・・・!)
(ソヨさんを何とか護らなきゃ・・・!)
[同じ仲間だからこそ見えるバクの増幅された狂気、これが誰かに向けられた時に起こる惨劇を考えて戦慄する]
―スタジオへ向かう途中の廊下―
[脳内で走るノイズに顔を歪めながら歩いていく]
(ソヨさんを何とか護らなきゃ・・・!このままじゃ、ダメ・・・僕に出来る事、僕がしたい事・・・!)
[ふと、足を止め周りに自分達以外に誰もいない事を確認する。 自分に備えられた『人狼』としての能力もフルに使い情報的にも遮断する]
皆さん聞いてください。 今この場は僕の『人狼』としての能力を使って情報的に遮断―――他の誰もここで話す事を聞く事ができないようになっています。
信じて欲しいとは言いませんが・・・皆さんに危害を加えるつもりは全くないので安心してください。
僕は皆さんを信用して、一つ重要な事をお伝えします。
[全員の顔を見渡して、悲痛なほど真面目な声で言った]
僕は先程ヨルさんに能力を使って機能を停止させました。
そして昨日カリョさんに能力を行使した『人狼』は僕ではなく・・・僕の相方です。 名前は伏せさせてください、すいません・・・
[本当に申し訳なさそうな顔をして頭を深く下げる]
僕達の能力―――ハッキングは明確な悪意を持って行われた場合、取り返しの付かない事になります。 どのようになるかは想像しかできませんが、最悪の場合はデータバンク上の人格まで崩壊してしまう恐れが・・・あります。
ここからが重要なのですが、相方は・・・僕の相方は狂気に取りつかれてしまったかもしれません。
そして、先程僕に通信で告げてきました―――『明日はソヨさんを襲う』・・・・・・っ・・・
[その場にいる皆の自分を見る顔が怖くて、俯く]
―メインスタジオ途中の廊下―
[>>62の言葉を聞いても一見眉一つ動かさず――もし鋭い目のものがいれば歓喜が漏れていたかもしれないが]
そう。それは、幸いね。
わざわざ宣戦布告に応えてくれたのだもの…
それはとても嬉しい話だわ。
[努めて平坦な声でそう応じた。周囲の反応を他所に落ち着いた受け答え]
アタシは貴女を信じるわ。
ええ、勿論。
だからそんな顔しないで――だって、いい話じゃない。
陰で誰かを襲うんじゃなくて、堂々と指名して襲ってくれるんでしょう。
狂気――であるのなら。
[表向きはそれが一番勝算のある戦いになるという口調。内心はまるで別だが]
・・・・!!
[サーティの声に、愕然とする。
人狼のハッキング能力の危険さ・・・そして告げられる標的。
考える前に、言葉が口を突いて出た]
ソヨさんは僕を庇って、狩人を騙ったのです!
本当の狩人は僕です! 僕です!
そうでしょうソヨさん! 早く、早く狩人名乗りを取り消してください!
サーティさん! 相手の方に伝えてください! 狩人が脅威なら、僕を襲うべきだと!
お願いします!
[リヒトの反応に冷ややかな視線]
ここに『人狼』がいなくても『蝙蝠』もいるのよね。
今ここで言って信じられないことを知っていて言うその口はうそ臭いことこの上ないわよ。
[心を裏切る、嘘がまたひとつ重なった]
アタシは他の皆と違って本部にバックアップがある。
最悪の事態に陥っても、何とでもなるわ。
勿論、負けるつもりなんてないけどね。
他の誰も襲わせない。アタシが止めてみせるわ。
[前半は誰に言ったか忘れた同じ嘘。こうも平気で嘘がつけるのだ自分は。おかしくない筈なんてない。後半は嘗て同じ事を言っていた時と力の入り具合がまるで違う。どこか遠いものを漂わせていた]
ええ、アタシを必要トしてクれる人がイるんダもの。
うれシい話じゃナいの。
[情報が遮断された空間で語りながら考える]
(どうしよう・・・どうしたらソヨさんを護れる・・・?
皆に全部話してバク君の正体もばらして・・・これはダメ、もし彼が本当の狂気に支配されていたのなら無差別に皆を襲う可能性だってある。)
[最悪の状況を想定して考える]
(本社が行う停止処分・・・これは最後の手段にしたい。
バク君だって僕の大切な仲間。 それにメインスタジオで聞いていた限りだと彼の手元にも本社からの特別なメールは届いている・・・なんらかの工作がされる可能性もある。)
(だったら、僕が・・・!)
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