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あ……。
[辺りをぼう、と見つめていると、スターライナーの窓辺に座る少女>>2:204の姿が目に入る。]
これまで気づけなくて、ごめんなさいね。
[きっと聞こえないだろうに、つい言葉が漏れて。
視線が合った気がして、柔らかな笑みが零れた。]
If your heart is in your dream
(夢をみる時には)
No request is too extreme
(必ず何かを願うんだ)
When you wish upon a star
(星に願いをかける時には)
As dreamers do
(皆そうするのだから)
……?
[さわり、さわり。風が舞う。
その中で、何か音が聞こえた気がした。]
歌……?
[辺りを見渡しても、誰かが歌っている姿は見えない。
それでも確かに、確かに何か聞こえたはずだと、目を閉じて耳を澄ませた。]
返せよ…返せよ!
おいこの×××星め!
[地団駄を踏みながら、汚い言葉を投げかける。
しかし荒野の地面は、まるで埃一つ立っていない。]
夢を見せて取り込むなら取り込んでくれよ!
絶望しかない未来でも見せ続けてくれよ!
僕を帰せよ、あの日に返せよ!
[現実は我慢できなかった。事実を専務から伝えられたあの日のように、癇癪もちのように暴れた。
あの日は、専務の部屋は物が無く壊れるものが無かった。
今は、荒野は何の顔を見せていなかった。]
僕の――返してくれ。
嘘でもいい、返してくれ…。
[少し前にリアさんに言った言葉は、今は遥か遠く。
荒野は何も言わない。答えも、何も返ってこない。]
Fate is ・・・ kind
(運命の女神はきっと優しい)
She brings to those who love
(密かな願いが叶うように)
The sweet fulfillment of
(願っている人たちに)
Their secret longing ・・・
(優しく力を貸してくれる)
[駄々を捏ねるように暴れた後は、ついてない体の埃をはたくと再び自転車に跨る。その表情には無心と諦観と疲労。]
専務。
貴方の言うとおり、時間が解決してくれますよね。
[暫く―もしかすると数年は影が落ちるかもしれない。だがそれでもよい。恩人の専務は、僕の場合は悲しみは時間が解決できると言った。コーラの時も、そうだった。]
なら、それに従います。
畏まりました。
[自転車を漕いで駅に戻る。]
キューちゃん・・・
[そっと自分の名を名乗る]
選んだ未来、選ばなかった未来、どっちも本物。
交わるはずの無い世界、この星、交わる。
[周りに風を纏い始める]
大切な物を手に入れられたら、一緒に、行こうよ。
[それまで暗かったサロンの入口に光が差す。その時にはもうキューちゃんの姿は無かった]
[ポケットには、硝子の瓶もあった。
星屑と淡い青の小さな花。
優しい光を帯びている――忘れないで、と語りかけるように]
誰かが、くれたんだ。
この列車の中でたくさんの人と、笑いあったはずなんだ。
[あと、もう少し]
(ひとりだけど、ひとりぼっちではなかったんだ)
[その瞬間、霧は晴れた]
Like a bolt out of the blue
(運命はある日突然やってきて)
Fate steps in and sees you through
(最後までずっと見守ってくれるんだ)
When you wish upon a star
(星に願えば)
Your dream comes true ・・・?
(夢は実現するんだよ?)
[胸が痛い。]
When a star is born
(星は生まれる時に)
They receive a gift or two
(いくつか力を授かるんだ)
One of them is this
(その一つが)
[どこからか歌声が聞こえた。
幻聴かもしれないけれど、それは自分には優しく響いた。
母の声とは違う切なさを含んで]
そうだ、空も飛んだ。バイクで。
トランプゲームで大負けもした。
……なんで、今まで忘れていたんだろう。
温泉街も、カフェも、動物園も。
[あんなにも大切な記憶だったのに。
誰かが消そうとした? この星が?
いや、違う。自分がひとりだと思い込んで、忘れようとした]
They have the power
to make a dream come true ・・・
(夢を叶える力なんだ)
キューちゃん、……ありがとう。
[黄金の獣の姿はもうない。
導くように入口に光を残し、消えてしまった]
戻ろう。
[唇を引き結ぶ。
意を決して、溢れる光の中に飛び込んだ]
[駅が見えてきたら、一人のままなら後は入るだけ。
自室に自転車をおいたあと、外に出る。
もう一度駅から外を眺める。
道中の出来事はどうであれ、出発の合図には車内に戻るだろう。]**
星……夢……。
[瞼を下ろした暗闇の中で、声を必死に追う。]
どうして、こんなに必死になっているのかしら。
[空耳かもしれない。
この星なら、幻聴だってあり得るのに。
それでも手を伸ばさなければいけない気がして、より一層歌に集中した。]
[空を見上げると、光が渦巻いていた]
この光のどこかに、キューちゃんもいるんだね。
[そっと目を閉じ、語りかける]
私の”元”のみんなのためにも、知ることができて良かったよ。
キューちゃん、ありがとう。
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