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[>>129 相手の返事を確認すると、コクリと頷いた]
どうかしら…
でも、例の違う色の光も出てきたりしたから…
事情はよく、わからないのよ――
って、この梯子生きてるわ!
[そんなばかな、とわかっていても思わず口にする、
スタイリッシュオーナメントは梯子に体重をかけた。
よいしょよいしょとヨールカから降りると]
ところで、その脚立は飾り付けのもの?
何を飾ろうとしたの?
― 少女はまだ裏口に居た ―
[屋内へ入るや否や、壁に凭れて
今はもうこえに応える者の居ない石をじっと見つめた。]
――――……
[そのままずるずると座り込むと
寝息を立てて眠り始める。
時折零れる寝言は、
あやふやすぎてきっと聞き取れない**]
[ごろん、と仰向けに転がって、テラスを見上げる]
――――
[起き上がったのは、少年ではなく黒い狼
がる、と唸り、玄関から教会ゅなかへと消えてゆく**]
[すぅ、と鉄黒の瞳が隠され、床に着いた肉球の感触が、別のものに変わる。
目を開けば、人の手が見え。]
………!!
[+表+
表:全裸だった。 裏:あらゆる所が全開ではあるが服を着ていた]
気をつけて、か……。
[ 聞こえてきた声を音声で繰り返す。
彼は浴室にいた。
外から見る限りでは廃れた教会に見えたが、どういう訳か浴室には湯が適度な温度で沸いている。
ちゃぽん、と水音が立つ他は、外の喧騒など聞こえない。
戻った時裸だった事を懸念して浴室で戻ったのだが、以前とは違い、此処ではそう願えば服も元通りになるようだ。ついでに一風呂浴びようかと、浴室を独り占めしている次第である。]
!?!??!?!
[オリガに気付かれないうちに
慌ててテーブルの下に転がり込む。]
わ、え、あ、え、ええ、と、……!
[思わずテーブルクロスを思い切り引っ張ろうとして
テーブルの上の料理と、自分のどんくささを思い出し]
ふ、ふく、ど、どうし、……
[おちつけ、そすうをかぞえるんだ。
そんな言葉が浮かべど、素数すら浮かばないほどに動揺。
思わず、土下座のような格好をせど、色々と隠し切れない。]
[落ち着かない様子のレイスをじっと撫でていたが、不意にその姿がかき消え、目を瞬かせる。
不安げに周囲を見渡し、声にならぬままに、何度も口を開けてその名を呼ぼうとした]
(――レイスさん?
レイスさん……何処……?)
[テーブルの下から、ぱたぱたと手を出した。]
お、オリガ、…なにか、大きな、布とか、ない?
あの、………おれ、いま、その、…はだか、で。
[顔真っ赤のまま、居場所と現状を告げる。
狼になって服探せばいいのに…と思いつかないのが
この頭の回転のかわいそうな男だったりした。]
[レイスの声が聞こえ、そちらを向き……そこから見える手にホッと安堵の表情を浮かべ……その先にある体がどうやら生まれたままの姿であるらしいと気付くと、頬を真っ赤に赤らめた。
慌てて周囲を見渡し、それから自分が着ていたエプロンを脱ぎ、レイスに手渡す。
エプロンを脱いだのにその下からまたエプロンが現れた事、また脱いだエプロンが自分よりも大きなサイズになっている事には、気付いていない様子。
なるべく見ないようにと視線を逸らしつつ、大きめサイズのエプロンを、そっとレイスに手渡した]
!!!
あ、っありが、と、う……
[差し出された布を受け取り、そして広げ。
――硬直した。]
[エプロン。男。全裸。]
[ああ、ただでさえ響く怒声が、ものすごい大きさになりそうだ。]
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