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[ねこにゃに頷き]
だよねー。
そんなことになるんなら、唐揚げにでも焼き鳥にでもササミチーズカツにでも親子丼にでもチキンタツタにでもからあげクンにでも、なんでも好きなものにしてあげたのに。
[きょろきょろと状況を確認する。鞠姫は生還したし、ハデーとセドリックもフランシスによって救出された。もう大丈夫そうだ。
そして、今ねこにゃはちょっとここには居辛い気分なのだった]
ねこにゃ、ちょっぴり疲れてしまいましたにゃ。
二階の仮眠室、お借りしてもよろしいですにゃ?
[首をこてり。ナタリアかジョーンズの許可が取れたら、ぺこりとお辞儀をして階段を上る]
[仮眠室に入るとパタンと扉を閉めた。かぽっと長靴を脱ぐと、ベッドに潜り込む]
ねこにゃ、逃げてきてしまいましたにゃ。
[質問したのに、返事を聞くのが怖くなって]
ねこにゃが贅沢にゃのがいけにゃいんですにゃ。
独りぼっちだったねこにゃに飼い主ができただけで、十分だったんですにゃ。
にゃのに、人間ににゃりたいだにゃんて。
お嫁さんににゃりたいだにゃんて。
猫の分際で、分不相応な事を願ったのがいけにゃかったんですにゃ。
ん、ああ、使っても構わないけど……。
[スプラッタガールズトークを眺めながらぼーっとしていたのだが、ねこにゃに問われれば>>197頷いて。
女の子だから、ジェラルドが使ったそのままでは気にするかもしれないと]
リネン取り換えるから、一緒に行きましょうか。
[やけに陽気な元の笑顔で、ねこにゃに問う。
連れ立って仮眠室に向かい、先に中に入ってシーツと枕を交換した]
じゃあ、おやすみなさい。
[彼女には少し聞きたいことがあったのだけれど、あまり雑談を許すような雰囲気ではない。
扉を閉めてひとり仮眠室を出て。
誰もいない廊下で、通信機に向かい囁く。]
こーんばーん・・・・・・
[元気よく現れたが、あちこちで怒号と倒れ伏す人とワニとハーモニカが舞ってる様子に唖然とし]
・・・えーと。何これ。
お店の中で台風でも起きたの・・・?
[とりあえず机の下に避難しておいた]
あうう……。泣いちゃいけませんにゃ。
取り替えてもらったばっかりですにゃ。
[枕にじわりと涙が染みを作ってしまう。慌ててごしごしと顔をぬぐった]
ねこにゃは十分幸せ者にゃんですにゃ。
ずっと独りぼっちだったのに、素敵にゃ飼い主さんができて、十分恵まれてるんですにゃ。
これ以上何かを望む方が間違ってるんですにゃ。
[ぎゅうっと目を瞑った]
……ふう。
[通信を切って一つ息をついた。
廊下で、ひとり言葉を零す]
お節介だったかもしれない、けど。
そういうことなんだろ? ……"破壊屋"。
[ねこにゃの呟きは何も聞こえていない。だから同様に、こちらの囁きも何も聞こえていない、はずだ。
そして男は使用済みのリネンを持って洗濯室へと向かう。そろそろお客さまをまた、おやすみ部屋に連れて行った方がいいと思いながら]
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