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[紙飛行機の中にはこう綴られていた]
ジーマへ
やぁ、今日も迷子か?俺は元気だ。
火事の光景は森の怪奇現象で一応認識してる。
しかしそちらに行く気はいまのところねぇ。
一か所に集まったせいで起こった火事な気がするんでな。
一応生存確認のために一筆書いた。
そんじゃー元気で。またなー。
=???=
[ふわふわと今まで出来なかった宙に浮くと云う技を習得しマーシャ=ハルの元へと飛んで行った]
どうも、こんばんは、かな。
貴女も『檻』に閉じ込められてしまったひとりですか…
どうも、いろいろ不便ですが元に帰してくれる日は来るそうですから、もう少しの辛抱ですよ。
こうなったら、いっそこの摩訶不思議な世界を堪能するのも手かもしれません。
[少しでもポジティブな事が言いたくて、そんな科白を吐く。
フーに触れようとして、失敗している様子には]
『檻』と云うのはどうも、この真っ暗な森の中さえ異質なもののようです。
[肩を落としたように淡々と現実を述べた**]
[地下通路への入口は見つからず]
地下通路も宮殿の一部で、いっしょに消えたってことかあ…。
[犬と目を合わせる、犬は困ったような表情を浮かべたようにも見えた]
そして消えた二人……おいらもこの世界から消えちゃうのかな。
これが夢なら、現実世界にちゃんとおいらは居るんだろうか。
もしおいらが、誰かの夢の登場人物なら、おいらっていう存在はどうなるんだろう…
[と呟いた、誰かの耳に入ったかもしれない]
………森の怪奇現象、か。まぁ、その言葉が一番納得出来るか?
[あいつらしい、と紙面に綴られた文字を目で追いながら呟いた。]
一箇所に集まったせいで起きた事故……?
どういうことだ、人が集まるから事故が起こりやすくなる、のか?
[確かに人の密度が高ければ、人同士やら単独の事故は起きやすくなるだろうが。。]
アイツの考えてること、いまいち良く解らんな。
[息をついた。もし誰かがこの文面を見たければ、シワの寄った手紙を渡しただろう。]
[曲芸師の方の呟く声が聞こえます。
自身の存在の不確かなこと、たしかにそうなのです]
……わたくしも、夢から醒めたら、
海の泡となって消えてしまうのでしょうか。
[ぽそり呟けば、風を切る飛行機を見つめました]
[ジーマがサユラに元紙飛行機を渡すのを眺めながら、]
アイツって?
マーブ…さんのこと?
[恐らくそうだとは思いながら、とりあえず聞いてみました。]
みんなで一緒にいると、よくないの?
…一人でいた方がいい?
[不安そうに尋ねました。]
[ジーマから手紙を受け取り、眺める]
この文面、名指しからして…貴方達は非常に親しい仲?
ここに来る前からの知り合い?
あと、彼は何か知っているのかしら。
[ジーマの表情を窺いつつ、思いつく先からぶしつけに尋ねていく]
>>*7
なんじゃ、一発で当たってしまったのか…。
おもしろくないだわさ。
[適当に言ってみただけらしい]
だからと言って、なにかできるわけでもないがな。
適当に暇をつぶさせてもらうぞよ。
[とりあえず、ジェリコのパジャマ帽子ぺちぺちしておいた]
ん?んー……まぁ、最初森で会ったときよか、打ち解けたとは思うが。
[別に、非常に親しい、ってわけじゃないと思うぜ?とサユラの探るような言葉に頬を掻いた。
が、ふと自分の胸に刺してある花を見て。あー、と考え直す。]
……いや、まぁ。妙なやつだが、悪い感じはしねぇな。
いんや、オレがあいつと会ったのはこの森に来てからだ。
怪奇現象やら花を探してる、って聞いたが。森のことを知ってる感じではなかったような気がするがな。
[実は自分が知らないだけ、というのもあり得るか。と、肩をすくめてみせた。]
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