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[点滴をされている彼の様子>>+3を見て顔を歪ませる
近くに椅子を引き寄せて座り彼の様子を伺う]
(…もうジュリくん……お仕事だからって頑張りすぎだよ〜………)
[自分の見かけた彼は、いつもフォトコンテストのために写真をとっていた気がする。仕事熱心なのは良いけれど、とあきれる]
……………
[彼はどんな表情をしていただろうか
その髪を撫でようと手を伸ばし
―――た、が、なぜか伸ばした手は途中で止まる
普段から男子には何の遠慮もなく触れることの多いクレハだったが、
なぜだか、彼には触れることができなかった
どうしてなのか。わかるはずもなく**]
(ん…、あと30分…)
[そんな薄い靄のような膜のはる思考の外から、人の気配がする。影に覆われているような、そんな気配。]
(手翳し?)
[薄目を開ければ手の平>>+9が見えた。手当てという言葉はという由来の話が思い浮かんだが、見たところ女性の手らしいと判断。女医居たっけ? まあチョッカイかけるよりはこのまま寝…]
(駄目じゃん!!)
[覚醒。慌てて起き上がろうとして、目を開く。翳された手の先。顔。どこか道に迷った子供のような、途方にくれたような顔が見えた。]
(あれ? え?)
["アサヒ以外の顔"が好きだ。けれども見たいのはこんな顔じゃない。誰だ、彼女にこんな顔をさせているのは。]
(ああ、
そっか。)
[布団の中の指が動く。見ないでも大丈夫。だって――]
やっぱり、"アサヒ"は似合わないな。
[声に出して、呟く。見開いた眼差しをクレハに向けて、口元を綻ばせる。]
顔やスタイルから嵌っているけれども、
やっぱりベニちゃんは笑ってはしゃいで、ころころ表情を変えている方があってる。
うん。確信した。
だってクレハちゃん、こんなに可愛いし。
[片目を瞑って笑いかける。
点滴と逆の手、携帯が握られたままの手を差しだし、待ち受け画像>>0:202を見せつけながら。*]
――広場・南秋テニス式射的屋付近――
[南秋テニス部の出店であり、カロルのよく知った面々がお店をやっている、南秋テニス式射的屋。
道に飛び出さないように紐のついたピンポン玉を、おもちゃのラケットで打ち、景品に当てる射的風のゲームである。
景品には、良くあるラムネ等の駄菓子、小さな人形やキーホルダー、そしてなぜか、「倒すとお好きな写真を一枚プレゼント!」と書いてある小さな缶、挙げ句のはてには、大きなにゃんこのぬいぐるみ…]
――。[たこ焼き屋さんを探し、歩いていると、大きな声が耳に入る。]
「あーっ!ほら!あれカロル先輩じゃないですかっ!?」
[声の方へ振り向くと、テニス部の後輩3人と先輩1人が、手を振ったりしている。]
「カロルせんぱーい!」
「ほらカロルさん、こっちこっち♪」
「にゃー!ほんとにお姫様みたい!」
「せんぱーい!!今凄いことになってるんですよっ!」
[手を引っ張られ、お店の前まで来る。
「きゃー!写真とって良いですか!?」
「webのフォトコンテスト見ましたか!?」
と、後輩達がきゃっきゃっと騒ぐなか。]
???「どうしたの?なんだか。
いきなり戦闘態勢って感じじゃん」
[ この人はテニス部の先輩で、カスミさん。
隠していても、この人には変化が分かるようだ。]
カスミ「何か、あったの?」
いえ、何も無いですよ。
カスミ「……まぁいいけどさ。
お店切り上げたらさ、テニスコートでも行く?」
…行きます。
[なんて、会話を交わしていると
元気な後輩の一人が抱きついてくる。]
「せんぱーい!射的やっていきませんー?」
うん。じゃあ、やっていこうかな?
「1ゲーム3球100円でーす!」
じゃあ…はい。2ゲームね。
[ 小さなラケットを手に取り、ボールを持つ。
そして、スパン!とボールを打つ。
回転の掛かったピンポン玉がラムネに当たり、そのラムネとボールがそれぞれ左右、別の景品を捉える。]
「う…うひゃー…一球で…4つ!?」
[そして、そのまま
3球で合計4+4(5)+2(5)個の駄菓子を取った。すると……]
「せんぱい〜、ニャンコ取って〜」
[と、後輩が甘える。]
(さすがにあの巨大なニャンコは…このピンポン玉じゃ無理なんじゃないかな…)
[と、思いつつも、「うん。やってみるよ」と、にこりと答える。
目に見据えるは大きなにゃんこ。
どっしりと構えるその体躯に、普通の人ならば、狙おうとも思わないだろう…]
――不可能も越えてみないとね。
[ 紅いゴスロリ服を着てただでさえ目立つのに、大きなにゃんこのぬいぐるみを取ろうとする姿に、近くを歩く人達が観客の様に集まってきた。*]
[ぼんやりしていると目の前のジュリアーノが目を開けた>>+10のに気付く]
あ…!ジュリく……
[声をかけようとしたが、次の言葉>>+11を聞いて固まる]
……え……?
[「"アサヒ"は似合わない」――その言葉にショックを受ける
何かいけなかっただろうか、などと思いつつ眉を下げる
けれど]
……え……?
[続いた言葉に目を見開く
優しい表情をする彼>>+11を見つめる
心から何かが、湧き出て、押し寄せる
それはきっと “自分の一番ほしかった言葉”
見せられた携帯を見る
待ちうけにいるのは、楽しそうに、心から笑う自分
ああ、なんでこんな―――]
[たっぷりと沈黙したあと口を開く]
…あ、あはは〜び、びっくりした〜
…そんなこと初めて言われたなあ〜
…あ…えっ、と…
[そのとき、ぽたりと暖かいものが自分の手に落ちて
それで初めて、自分が泣いていることに気付いた]
…え……あ、あれ……?
[拭ってもどんどん溢れる涙
声を出すこともせず、そのままただ、静かに涙を流す]
(あーあ、泣かせちゃった。)
[自分は一言が多い。黙っていれば良かったかなと後悔したのも暫し、思っていたことを口に出す。黙っているのは自分じゃない。]
コスプレは憧れの投影…
違う自分になれるって側面が大きいと思うんだけど、
やっぱりなりたい自分になるのが一番楽しいと思うんだ。
アサヒの君はとても綺麗だったけれど、
なりたい君だったのかな。
[キャラトークに盛り上がる姿よりも、一瞬見えた素の彼女の方が大きかった。レンズを通して覗いた素顔。デジカメも馬鹿にしたものじゃない。声を大にして言えそうだ。]
ねえ、クレハちゃん。
[泣かせたからには泣かせただけの覚悟と、――責任を。
身体を起こし、こっそりとそっと邪魔な管を引き抜いた。
笑い顔も維持できず、ただぽろぽろと涙を零す彼女の身体に手をかけて、背中から細くくびれた腰に手を回し、もう一方の手はポンと頭の上に乗せた。艶やかな黒髪の手触りが柔らかく、そして温かい。]
なりたい自分になってみない? 僕の前で。
[顔を近づけて、笑いかけると]
僕はそんなクレハちゃんが、好きだから。
[そう囁きながら抱きしめた。*]
[流れる涙を止めないまま、彼の言葉を聞く
すると、ふわり、暖かい温度が体に滲む
気づけば彼に触れられていて
戸惑う
こんなことは初めてではないはずだけど
こんな感情を抱いたのは、初めて]
―――――――っ……
[彼に笑いかけられて、「好きだ」、と言われて
心臓が跳ねる。体が熱い。顔は真っ赤になっているだろう
この想いは、私を動かすモノは、何か]
…っ………
………わ……わからない…っ……
[でも、彼に応えることもできずに
なんだかとても、不安で
そう小さく呟いて、顔を埋める
ジュリアーノの肩に涙が染みていく
しばらくそうやって泣いていた*]
いいんだー、感情なんてものは白と黒で表せるものじゃないんだから。
こういうことしてて生理的嫌悪感がーって思われないのなら僥倖だしね。
[頭を撫でながら、目を閉じて静かに囁き続ける。]
困らせる心算はなかったんだけど、
男の子ってば、やっぱり女の子の自分にだけ見せてくれる顔に憧れがあってさ。
[画面の中で、向けられた笑顔は自分以外のもの。それが聊か口惜しくて]
まー、意地が悪くてごめんね。
[片手で撫で続けながらも、そっと目尻から滴り落ちる涙の一滴を指先で拾い取り、こっそり口に含んでみた。]
(しょっぱいなあ。)
[血の味も、涙の味も等しく変わらない。甘い香りとは程遠く、ただそれはそれはとても熱くて、温かかった。*]
ー会議室ー
[ドアをあけるとすごい忙しそうでアカリさん以下実行委員の皆さんが大慌てで何かの準備をしている。]
『レッベカちょうどよかったここで私の代わりに待機してて』
[アカリさんに言われて何事かと聞くと話の内容はこうだった。]
[ホールでは劇が行われるそうだが、あまりに客が多すぎて入場対応で混乱しているでその応援にみんな駆けつけてくれとのことだった]
は、はい…私でもいかなくていいんですか?
『こっちも大事だから何かあったらすぐ連絡してきてね』
[そう言うと一斉にアカリさんはじめ実行委員の方々は会議室から出て行った]
[一人ぽつんと取り残される私]
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