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―自警団詰め所―
[充分な薬草を集め終えたらタウン・ナリヤに帰還する。道中は何事か起こっただろうか。
樹海の異変を報告しておこうと詰め所に立ち寄った]
やあ、自警団諸君。お勤めご苦労。
……ああ、何もお礼参りに来た訳でも連行されて来た訳でも無いぞ。
[面倒そうにひらひらと手を振る。ジェスロが取り成してくれればややこしい話にはならなかっただろう。
本来奥地に生息する危険種が森の外辺に現れたこと>>2:63
黒い湖の巨大な影の正体を見届けにロッテが向かったこと等を簡単に報告する]
ここに来たばかりの私には普段の様子との差は分からぬがな。
何か起きた時に動ける心構えは必要であろうよ。
[ベテラン冒険者たちの懸念を伝えて詰め所を後にした]
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オノンさんが反応をちょっと待ってみる時間…の間に、昨日の言い訳第二部を少々。
墓下との連絡について。
プロローグでの独り言でも触れたとおり、
・人狼としてのシステム使ってる以上、地上と墓下であんまり自由に意思疎通ができてもなぁ
っていうのと、
・役職を越えた部分での特権と義務は負わせたくない
っていう、この二つが理由となって、『2IDを使っての連絡係』を禁止はしたのですが…実は、この時点ですでに、『屍食鬼化をオンにしてる以上、赤組が連絡係の役目を負う可能性』自体は否定するつもりはなかったのです。
連絡役としての役目を依頼、もしくは申し出る人がいて、それを赤窓持ちの方が了承するならば、黙認しようかなーっと。
赤窓持ちの方がある程度情報の取捨選択を行える可能性、ならびに、自ら希望して連絡係を買って出たわけではない人が、連絡係となることが抑止力となって、過剰な意思疎通は控えられるのではないか、といった魂胆ですね。
生存した状態で墓下のログが見えること自体も、『屍食鬼化オン設定の人狼』という『役職』に付随するシステムなので、不公平には当たらないかな、と言うわけで二つ目の条件もクリア。
もちろん、不便を強いることにはなるわけですが…不便な中で、例えば意思確認が取れない相手に対して、どのような行動を振るのがベストであるか?といったようなことを考える村も、あってよいのではないか、とー…この辺は村建て人の理想論、わがままの範疇になってしまいますね。
付き合わせる形となってしまって申し訳ないです。
ともあれ、2IDによる連絡係を禁止し、人狼さんが連絡係を務めることにOKを出した背景にはこんな理由がありました。
それを、昨日の段階では『後になって気がついたんだけど…』といった体裁をとってお伝えしたのは、『2ID出の連絡係禁止の理由』の説明が独り言のみになってしまっていたため、この部分の説明を省いて『人狼さんが連絡係やるなら部分的に許可』って言うのを手っ取り早く伝えるためでした。
最初に戻って説明するとなると、時間が足りなくなってしまうであろうことは明白だったための判断ですが…
今にして思えば、ヴェルさんを優遇し、ヘロイーズさんを冷遇したようにも映る言い方だったなぁ、と。
そのことに寝て起きてから気づいたために、こんな形で言い訳してみました。
[合流してきた面々の姿を捉えることができたならば、黒い湖の偵察状況>>56>>66>>67>>68を簡潔に――求められれば、可能な限り詳細に話すだろう。
つまるところ、湖で目撃された「巨大な影」は一個の巨大生物ではなく、多数の危険種の集合体であったこと。
またそれら危険種、時に中立種の反応が、鋭敏であったり荒くなっていたりしたこと(これは既に相手も把握しているかもしれなかったが)。それ故に湖から退避してきたという顛末。
そして本来の生息範囲から外れている種をも引き寄せ、また刺激する何かが、湖かその付近に存在する可能性]
[ここで、昨日酒場に居たエルバン>>2:65が居るのに気付く。礼儀正しく真面目そうな冒険者だったが、何処か頼りなさもあった青年だった。ふと昨日、酒場で自分がメモを使っていた事、今普段着である事に頭を巡らせた結果、エルバンが、紙とペンを持ち出してくる展開(>>29)がありありと想像出来、ヘロイーズは先手に出た。]
『冒険者ヘロイーズ・ヴァルサールです。
依頼を受けに来ました。』
[既にそう書いているメモページを見せた。
こういった定型文を書いたメモは他にもある。
これは渡すものではなく、見せるためのものだ。]
[依頼>>0:161は3つ。採取、採取、お手伝い。]
『薬草83個と
火薬を生み出す薬草を持っています。』
[こちらは新たにメモに書いた。]
―樹海―
[崖の中腹の薬草。上まで上がるルートがないではないのだが、崖というのは登るよりも降りる方が危険だ。
最初はオノンの盾があれば大丈夫かと思ったけれど、彼の盾は高く飛べるものではないらしい。しかしオノンに答えて、エドワーズが崖に寄る>>73]
え?ええ、と…必要なのは、茎と葉の部分…根っこは、そのままでお願いします。ねっこさえ残せば、また、はえてくるから…
[そう説明すると、分かったというように頷くと、エドワーズがステッキを複雑に動かした]
…わぁ…
[みるみる間に宙に浮き上がり、驚いている間にエドワーズの要請に答えてオノンが共に浮かび上がる]
……ちょっと、試してみたかった、かも?
[同じく地上に残されたジェスロがぎりぎり聞こえるくらいの声で小さく呟いた]
機巧使い ロッテは遅延メモを貼りました。
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