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[はて、自分はどこにいたのだったか――]
……ここ、どこかしら
[2(5)
1:テラス 2:みはりべや 3:ホール
4:たまごの前 5:屋根の上]]
[そうだ、イライダのごちそうを頂いて―
眠くなって寝てしまったんだったか。
夢も見たような気がする。ぶる]
…アジーン・ドヴァーー・トリー!
[起き抜けに、そうしなければいけない気がした。魔法の呪文―…どちらかというと、手品の呪文かもしれない。果たして]
+裏+ 表:なにかおこる 裏:なにもおこらない
ど!う!し!て!
他のことは色々起こるのに、
これだけ何も起こってくれないんだよう〜
[しなしなとしおれる。光を持った仲間が、
「信じるものに効く」と言っていたことを思い出す]
ここが変だってことは
やっぱり周知の事実なわけだしね…
それと比べると…
[自分のこれはどうも―]
は〜〜〜〜ぁ。
[ぼやく。
夕べはなんだか、犬の恐怖から
他人に失態を見せたような気がした。
よく覚えていないのだが―
ちなみに酔っ払った翌日もよく覚えてないタイプ。]
でも、あの町よりかはずっとましよね。
難問奇問はむりでも…
-ちょっと前-
[ミハイルの声に、「エエー」と言いたげな表情を浮かべる]
女にも色々居るように、魔女にもいろいろ居るのよ。
人をいたぶるのが趣味な人ばっかじゃないの!
[そう、訂正すると、]
どうって……。
……――そりゃまあ、かぶいてるときかしらね…
[どうすれば気が向くのか、なんて訊かれたのは初めてだ。テンションが上がれば、…なんて、自分もそれでできるのかどうか確約はできない]
……エート。
[まだひとりあそびしなさいという神の声を聞いたので、
どっかで発見した柄付きブラシ片手にこんどは屋根の上へ―]
門の向こうは何も見えないのね。
なんだか変な感じだわ。
…すーはー
[深呼吸。 せーのっ で柄付きブラシに乗って―]
+裏+ 表:だめ 裏:ちょっとだけ成功
[ふわっ。風の舞う音。
そして―――柄付きブラシはビリビリと吠える。]
いやー!!吠えないでー!
[獣でないから吠えるはずがないのに、
そんなような気がしたのである。夜空にきらきら、銀の星。魔女はぎゅっと目をつむったままブラシにまたがっていて]
…目を開けなさいって…?
[祖母の声を聞いた気がした―。ふうわりと、数秒。
浮いた]
……わっ あ、わわわわわ!!!!
ああ、ちょ、あ…
おば〜〜〜〜〜〜ちゃ〜〜〜〜〜〜〜ん!!!
[叫んだ瞬間落っこちた。]
[さて。
テラスの下の方では、イライダが皆を呼びに来た頃。
しかし男は先程アップルパイを食べたばかりなので]
イライダの姉さん、俺はもうちょっとしてから
もらいに行くなー。
おかわりの分も残しておいてもらえると、
すっげぇ嬉しいんだけどなー!
[上からそう呼びかけて、男も一度教会の中へと戻る。
行き先は何処でも良いが、やはり聖堂に行きたくなるのは
ステンドグラスが相当のお気に入りだからだろうか。]
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