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あの…イヴァンさん
[だんだん頭が冴えてくる。それと同時に自分自身の状況にも気づき始める。彼女にとっては破廉恥な…今の状況を]
…はっ!ごごごごめんなさい!!
[慌ててイヴァンから距離を置く]
-- 自室 --
[長旅の疲れが残っていたのだろう。]
[ドレスも脱がずに横になったままぐっすりと。]
[結局部屋のドアがノックされるまで起きなかった。]
ふぇ、ふぁ、ふぁ〜い。
わかりましたー。
[ドア越しに朝食の事を聞いて寝ぼけ声を返した。]
>>118
!
[大胆な言葉に驚きはしたが、表情は何一つ変えず]
まあ…。怖い。
そのような不浄の者と、お近づきにはなりたくないものですわ。
[この男、露悪的だからこそ信用出来るかもしれない]
── 食堂 ──
[三々五々と食堂に向かう客人たち。
わずかな緊張はあるものの、まだ一触即発には至っておらず。
「正確な情報を与えて落ち着かせる」と方針はたてたものの、確認できているのは、門から外へは出られないことと、城主の不在のみだ。]
──…、
[食堂に入り、情報はもうひとつ増えた。
新しい血の匂い―― ]
>>120
そうね。いただこうかしら?
[そう言って近寄ろうとしたが
赤黒い色彩の波に再び襲われる]
…いえ、やはりわたくし後でいただきますわ。
[朝日の照らす席に腰を降ろした。]
オリガは、忌み子 リディヤ を投票先に選びました。
[「騒がしい」というイヴァンの「恫喝」はぼうっとしていて頭にあまり残っていないようだ。そんなことよりも、今は生娘には余りにも刺激的な行為を行っていたことに対する恥ずかしさで頭が一杯だ。その中で必死に言葉を紡ぐ]
あ、あの、ここに来ているんです。赤いケープを着ている子供なんですけど…えと、名前は…わからないんですけど…あ、友達なのに名前がわからないなんてちょっとおかしいですよね。
[まだ動揺が収まっていない引きつった微妙な笑みを浮かべる、…あの場所でする話に、互いの名前はそれほど重要ではなかった]
[リディヤの部屋をノックしたが、応答がなかった。]
昨日…遅かったからな…
[かなり遅い時間にリディヤと話をしたことを思い出し、
もう少し寝かせてあげようと思った。]
食事は…後で持っていってあげようか…
[それができるかどうか分からなかったが、そう思った]
[テーブルにつくや、グレゴリーの直裁な問いかけが耳に入る。]
ひとつめに関しては、伝承の類ならば。
ふたつめについては、否。
[簡潔に応えて、真鍮のティーポットを手元に引き寄せる。
磨き上げられた曲面に映る顔――]
-- 食堂 --
[脱がずに寝てしまったため、薔薇のドレスはしわしわで。]
[渋々と自分の持ってきたワンピースを着た。]
[それは袖と裾に特徴のある刺繍の施された所謂略式の正装。]
[しかし今は、ただの代替品でしかない。]
おっはようございます。
[食堂の扉を開けて挨拶を。]
[胸元には昨夜の薔薇を止めていた。]
あ、あれっ?
[礼拝堂には誰がいたのか、昨晩サロンで何があったのかは知らない。]
[遅れてやってきた一声は、とても場違いに明るかったのだろう。]
[なんとなく空気が重たい気がして首を傾げた。]
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