人狼物語(瓜科国)


611 ぬばたまの檻


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追われし者 ユーリー

[書斎で見つけた古詩の一節を口づさんで。
 この城の外で「吸血鬼」の噂を聞いた時のことを思い出す。

 父に同道して訪問した屋敷。
 総レースの古風なドレスをまとい、腰高の窓から見下ろしていた白い娘。
 「あれは主が囲っている吸血鬼の娘」と馬を預かった厩舎番が耳打ちした。
 「ならば、今日は見合い話ではないな」と軽口をたたいたものだが──

 その娘もまた、ここに招かれていると告げる者はなく。
 ただ、胸を過る重い憶測に、霧にしめった前髪を乱暴に手櫛で掻きあげた。]

( 75 ) 2011/01/24(月) 18:31:51

【独】 追われし者 ユーリー

■本日の状況把握

自室=ロラン/(ラビ)・アナスタシア/トリス・カチューシャ・オリガ・ナタリー・ヴェロニカ

移動中=ニコライ(食堂へ)・グレゴリー/ユーリー/リディヤ・フィグネリア

サロン=ベルナルト

神出鬼没=城主

アナスタシアが19時から朝時間軸で動くと言っているので、その前に自室に戻って寝た方がいいかなーと思いつつ。
このままサロンを通るならベルナルトを発見しそうではあるが、偵察について来なかったということは見つけない方がいいのかな?

( -57 ) 2011/01/24(月) 18:35:20

【独】 追われし者 ユーリー

話のつながりにちと無理矢理感があったらすまん。

礼拝堂でラビに「吸血鬼」という単語を聞いたのを思い出して>>73
吸血鬼といえば…>>74という思考の流れ

ユーリーはこの城が吸血鬼の城だということは、まだ認識していない。

( -58 ) 2011/01/24(月) 18:40:38

【墓】 ダニール

[文字通り、手応えを感じていた。
あのとき妹の肩口をすり抜けた手は、いまは確かに感触を得ている]

わたしが動揺した、と言ったのは、
半身のような妹が牙に捕らわれてしまったこと。
そして……垣間見た紅(あか)に、何かが高ぶりそうになったこと。

[あの場にいたたまれなくなったのは、なにも悲しみのせいばかりではない]

――あなたなら、この哀れな亡霊を慰めてくださるかと。

( +6 ) 2011/01/24(月) 19:03:46

【独】 追われし者 ユーリー

グレゴリーとベルナルトの動きに対応できるように城内に戻る前で止めておきつつ、
特にイベントなしなら1発言で即、朝に対応できるように準備。

ところで、ユーリーってキリング要員と見なされていますよね?
必要なら女性も手にかけることを想定して、反革命思想あたりに狂的な要素を入れとります。
保護義務の裏面である民への上から目線とかね。
けっして善人ではありません。

( -59 ) 2011/01/24(月) 19:08:32

【独】 追われし者 ユーリー

食べ物が自動供給されるかどうかについては演出悩んだんですが…

サバイバルに筆割いてると、生活感たっぷりで吸血鬼ゴシックものとしてどうよと思いつつ、
閉鎖的感覚は強くなるので、安易なキリングや疑惑という演出はしやすくなる。
特に吸血鬼vs人間という構図が成立しない場合は楽。

ただし、人間のダメなところを演出しすぎても、話がジメジメと暗くなるので吸血鬼ものの荘厳さを味わうには向かない。
死ぬならやっぱり吸血鬼がらみのイベントにしたいよね。

というわけで、配給制言い出した張本人ですけど、自動提供OKなら、そっちの設定をとりたいなぁと思ってます。
書いたもの勝ちでいいんだろうか…

( -60 ) 2011/01/24(月) 19:17:58

忌み子 リディヤ

[少女の話が噛み合わないも当然。視えないもの、知らないものを前提に会話をするからだ。
何が言いたいのかわからない、気持ち悪い、妄言だと取り合ってもらえない。
だからこそ眩しい、真摯に話を聞いてくれるユーリーの瞳]

――吸血鬼は、いるよ。

[頭を撫でてくれるグレゴリーの手がくすぐったい]

もー、塔のおじさん、お母さんみたい。

[口を尖らせ、しかしどこか嬉しそうに、彼らに従い城へと戻った。
普段なら言う事も聞かずに逃げるところだが、今は素直に話を聞く気になって。
彼らの心配が、上辺ではないと感じられる]

――鏡、見たら良いよ。
――吸血鬼は、鏡に映らないもんね。

[呟きは、彼らに聞こえただろうか。

部屋へと戻れば、夜更かしが祟り倒れるように眠りにつく。次に目覚めるのは、昼も過ぎ]

( 76 ) 2011/01/24(月) 19:21:50

【墓】 ダニール

[傾けられた顔>>*9に沿って銀の髪が揺れれば、男はそれに指を通す。

重ねられたくちびる。間近に感じる甘い吐息。
とろりと溶けるような舌を歯門の奥へと受け入れ、
自らもそれに応えようと絡めた]

――…っ ……

[ちらり捉えた、濡れる ひとみに。
もう動かないはずの男の心臓が、早鐘を打ち始めるかのような錯覚。]

( +7 ) 2011/01/24(月) 19:21:58

【独】 ダニール

前にも言った気がするけど、このダニールは性格や口調がふよふよ変わりすぎ。
もっと女っぽくてもよかったのだが……

( -61 ) 2011/01/24(月) 19:23:27

【独】 追われし者 ユーリー

ところで、NG聞かれるくらいなのでドキドキしていたんだけど、エロエロ成分少ないよね。
ずっとこのくらいなのかな。
わりと安心している…

(なんて言ってたら、墓下がラビのせいでうっかりエロエロだったりしてww )

( -62 ) 2011/01/24(月) 19:23:51

【墓】 囚われし者 ラビ

[>>2:258――――何処までも堕ちてゆく。

 惑乱の熱と、糸。
 城主の血を与えられる以前の娘と繋がる糸。
 それをぷつりと断ち切ったのは、ロランの口接け。
 燻りは容易く官能の火を燃え上がらせ糸を燃やす。

 一時の玲瓏な声は最後の糸屑。
 それすら燃えてしまった後には――――]

( +8 ) 2011/01/24(月) 19:31:54

【墓】 囚われし者 ラビ

― ロランの自室 ―

[>>25蝋燭の光は濡れた娘の眸に宿る。]


――…ろらん、

[ちらりと。
 雛が餌をねだるように、
 紅い舌を覗かせてロランへ請う。
 目の前の青年が堕落を選んだ事を示すように、
 室内には情欲の馨が立ち込めていた。]

おね、がい… …も、…と……

[青年が寝台へと圧し掛かるように近づき、
 二つの影が一つの影となって室内の壁に映された。
 口接ける度に深さを増してゆく。
 飲み込めきれぬ雫が娘の口元から零れ、
 眸は深く深くいろを濃くする。]

( +9 ) 2011/01/24(月) 19:34:31

【墓】 囚われし者 ラビ

― ロランの自室 ―

[――――堕ちる。
 堕ちてしまう。


 けれど。]


……ぁ、…ろら…ン、もっと

もっと…、あ、…ぁ……


[人の身では持て余す熱り。
 ロランの黒髪を両腕で抱きかかえ、
 狂おしい熱の渦に翻弄され続ける。
 奥底から溢れ出す蜜で内側は濡れそぼち。
 然し決して満たされない――――。]

( +10 ) 2011/01/24(月) 19:41:18

囚われし者 ラビ、薄命の青年 ロランへ純白のドレスに覆われた足を絡める。

( a2 ) 2011/01/24(月) 19:43:09

【墓】 囚われし者 ラビ




……イラ、イダ…さまぁ



[一度きり小さく甘く囀る。
 小鳥が呼ぶ名は、ぬばたまの夜 に届いただろうか。]

( +11 ) 2011/01/24(月) 19:44:50

【墓】 ダニール

[>>+7 数度向きを変え、かすかな水音を奏でた後。
男は耐えきれぬように唇を離した。
漏れる吐息は、生きている者のごとく熱を帯びている]

ふふっ……いけない……
慰められるどころか、かえって昂ぶってしまいそう。

[身体を少し引き、
かちりと仕立てられた上着の裾を下へ引くようにして
男自身の主張を目立たせまいと]

あなたは優しいから。
頼り切ってしまわぬうちに、少し頭を冷やしてきます。

いまは言わせてくださいね。
――「ありがとう」と。

[その短い言葉には、自分の意気地の無さを詫びる気持ちをも込めて]

( +12 ) 2011/01/24(月) 19:58:56

【独】 ダニール

>>+12
うん、自分からねだっておいて途中でギブアップ(?)ごめんなさいのダニールだよ。

まるで、RPしてるときの私みたいじゃないか!
(や、これ以上引き伸ばすとアレだなと判断したのでしゅ……)

( -63 ) 2011/01/24(月) 20:01:35

【墓】 囚われし者 ラビ

[>>28繰り返される口接け。]


ろ、らん……んっ、…すき……


[鼻に抜けた甘い声と、
 熱に煽られるまま流される涙と、
 切なくて身を捩るしかない高まりと、
 蕩けきった声で、ロランに、甘え、ねだる。
 蕩けた貌で稚児のように好きともらす。

 甘い囀りはロランの耳朶を擽るように響いただろう。*]

( +13 ) 2011/01/24(月) 20:06:13

【墓】 ダニール

[困ったようなかすかな笑顔を浮かべ、
頬に薔薇色を浮かばせたまま、男はその場から立ち去ろうと**]

( +14 ) 2011/01/24(月) 20:08:53

アナスタシア

― 朝・自室 ―

[壁に細く切られた窓から、斜めに銀の陽が射し入る。
額を締め付けられるような頭痛に、低い呻きが薄い薔薇の薫に溶かれた]

 ――つゥ

[体が重く痛む。
浅く弱く吐息を漏らしながら、緩慢に上体を起こした。蛾眉に苦痛の色を刻むのは、淡い霧越しにもあかねさす朝の光。

眩しさに赤く灼ける瞼を幾度か瞬かせ、玉を作る涙を払う。


女が横たわっていたシーツには乾いた血の痕が昨夜の”情事”の残滓を留めていた]

( 77 ) 2011/01/24(月) 20:15:53


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