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[書斎で見つけた古詩の一節を口づさんで。
この城の外で「吸血鬼」の噂を聞いた時のことを思い出す。
父に同道して訪問した屋敷。
総レースの古風なドレスをまとい、腰高の窓から見下ろしていた白い娘。
「あれは主が囲っている吸血鬼の娘」と馬を預かった厩舎番が耳打ちした。
「ならば、今日は見合い話ではないな」と軽口をたたいたものだが──
その娘もまた、ここに招かれていると告げる者はなく。
ただ、胸を過る重い憶測に、霧にしめった前髪を乱暴に手櫛で掻きあげた。]
■本日の状況把握
自室=ロラン/(ラビ)・アナスタシア/トリス・カチューシャ・オリガ・ナタリー・ヴェロニカ
移動中=ニコライ(食堂へ)・グレゴリー/ユーリー/リディヤ・フィグネリア
サロン=ベルナルト
神出鬼没=城主
アナスタシアが19時から朝時間軸で動くと言っているので、その前に自室に戻って寝た方がいいかなーと思いつつ。
このままサロンを通るならベルナルトを発見しそうではあるが、偵察について来なかったということは見つけない方がいいのかな?
話のつながりにちと無理矢理感があったらすまん。
礼拝堂でラビに「吸血鬼」という単語を聞いたのを思い出して>>73
吸血鬼といえば…>>74という思考の流れ
ユーリーはこの城が吸血鬼の城だということは、まだ認識していない。
[文字通り、手応えを感じていた。
あのとき妹の肩口をすり抜けた手は、いまは確かに感触を得ている]
わたしが動揺した、と言ったのは、
半身のような妹が牙に捕らわれてしまったこと。
そして……垣間見た紅(あか)に、何かが高ぶりそうになったこと。
[あの場にいたたまれなくなったのは、なにも悲しみのせいばかりではない]
――あなたなら、この哀れな亡霊を慰めてくださるかと。
グレゴリーとベルナルトの動きに対応できるように城内に戻る前で止めておきつつ、
特にイベントなしなら1発言で即、朝に対応できるように準備。
ところで、ユーリーってキリング要員と見なされていますよね?
必要なら女性も手にかけることを想定して、反革命思想あたりに狂的な要素を入れとります。
保護義務の裏面である民への上から目線とかね。
けっして善人ではありません。
食べ物が自動供給されるかどうかについては演出悩んだんですが…
サバイバルに筆割いてると、生活感たっぷりで吸血鬼ゴシックものとしてどうよと思いつつ、
閉鎖的感覚は強くなるので、安易なキリングや疑惑という演出はしやすくなる。
特に吸血鬼vs人間という構図が成立しない場合は楽。
ただし、人間のダメなところを演出しすぎても、話がジメジメと暗くなるので吸血鬼ものの荘厳さを味わうには向かない。
死ぬならやっぱり吸血鬼がらみのイベントにしたいよね。
というわけで、配給制言い出した張本人ですけど、自動提供OKなら、そっちの設定をとりたいなぁと思ってます。
書いたもの勝ちでいいんだろうか…
[少女の話が噛み合わないも当然。視えないもの、知らないものを前提に会話をするからだ。
何が言いたいのかわからない、気持ち悪い、妄言だと取り合ってもらえない。
だからこそ眩しい、真摯に話を聞いてくれるユーリーの瞳]
――吸血鬼は、いるよ。
[頭を撫でてくれるグレゴリーの手がくすぐったい]
もー、塔のおじさん、お母さんみたい。
[口を尖らせ、しかしどこか嬉しそうに、彼らに従い城へと戻った。
普段なら言う事も聞かずに逃げるところだが、今は素直に話を聞く気になって。
彼らの心配が、上辺ではないと感じられる]
――鏡、見たら良いよ。
――吸血鬼は、鏡に映らないもんね。
[呟きは、彼らに聞こえただろうか。
部屋へと戻れば、夜更かしが祟り倒れるように眠りにつく。次に目覚めるのは、昼も過ぎ]
ところで、NG聞かれるくらいなのでドキドキしていたんだけど、エロエロ成分少ないよね。
ずっとこのくらいなのかな。
わりと安心している…
(なんて言ってたら、墓下がラビのせいでうっかりエロエロだったりしてww )
― ロランの自室 ―
[――――堕ちる。
堕ちてしまう。
けれど。]
……ぁ、…ろら…ン、もっと
もっと…、あ、…ぁ……
[人の身では持て余す熱り。
ロランの黒髪を両腕で抱きかかえ、
狂おしい熱の渦に翻弄され続ける。
奥底から溢れ出す蜜で内側は濡れそぼち。
然し決して満たされない――――。]
― 朝・自室 ―
[壁に細く切られた窓から、斜めに銀の陽が射し入る。
額を締め付けられるような頭痛に、低い呻きが薄い薔薇の薫に溶かれた]
――つゥ
[体が重く痛む。
浅く弱く吐息を漏らしながら、緩慢に上体を起こした。蛾眉に苦痛の色を刻むのは、淡い霧越しにもあかねさす朝の光。
眩しさに赤く灼ける瞼を幾度か瞬かせ、玉を作る涙を払う。
女が横たわっていたシーツには乾いた血の痕が昨夜の”情事”の残滓を留めていた]
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