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[フォーマットされた宇宙でさえも、<gula>は易々と呑み込んだ。呑まれた内側から、gulaの領域を浸食する。
食い争うMARIAとgulaは、僅かMARIAが優勢に思えた。]
[しかし男の中心に向けて放たれたのは、帯電したコードの星。幾本もの尾を引いて降り注ぐ流星群。
受け止め、消し潰そうとMARIAの領域を収縮し備える。]
[が、それらを貫いたのは、宇宙空間の内側より伸びる閃光。熱く赤く燃える彗星。LostOne.のAttack Programが、MARIAとgulaの中心を突き抜けた。]
――侵食より直接的な破壊ですか。
介入は無粋と受け取りますが、まあいいでしょう。
[男は離脱に意識を整えると、そのままMARIAを収縮させ。もとより起動中であったBackSkipperのプロセスをアバターの再形成まで進行させて再び空間に降り立った。]
―time:>>68―
[元のカタチを為そうとする『塊』は、破壊され、揺らぐ少女の影>>63の一つに、寄り添うように――触れていた]
[カタチにならず半ばデータのままの『腕』を、少女の中に差し入れた刹那、壊れた分身はブレて消えた――一つの体へと>>69]
(……… アイラ そこにいるの?)
[音声情報にならない囁き。
一体になったAnt-lionが幻想世界から消える頃、ソレは再びsub programを起動し、Corneliusの姿を模したアバターを形作りだした。
そのまま、宇宙の綻びを抜ける]
申し訳ありません、ant-lion。
あなたの空間を食い荒らして肥大化しようとしたAI-Programの挙動を制限するために、広範囲でoolt cloudをフォーマットしました。
多少でもダメージになったでしょうが、お許しください。
[男はひどく慇懃な態度の通信をant-lionに投げた。]
[その複合プログラムが展開する「場」――夜闇をまといし雪景色は、宇宙空間を打ち消すべく、私の周囲の壁を飲み込んで、景色を塗り替えていく。
そして私は雪景色の中を、ゆうゆうと歩く]
宇宙空間……打ち消すのはもったいないが、もうだいぶ壊れているみたいだし構わないか。
[明らかにテクスチャが「崩れている」一角(>>66)に目を留めてそう呟く。
やがてあの部分も星の見えない夜闇に塗りつぶされるだろう]
『ずいぶんと派手にやったと見受けるけど……もしかしてアタシ達出遅れちゃった?』
[例によってやすやすと私の前に出ながらECLATANTが言う。
その姿は先ほどまでの妖精の姿ではない。
白を基調としたドレスはそのままに、黒い長髪で、私より10cmくらい低い身長の少女の姿と化していた。
――だが、背中の羽は飾りではなく、その証拠に彼女は地面から数cm浮いていた]
/*
何処に戻ろうかなあ。
完全離脱するのはちと、あれだし。階段あたりまで戻ってみる?
ちょっとLoggerあさってくる
…妙ナ事を言ウ?
…私の事は、ソこらヘンに置いてアる、椅子や机と同じだと考えてもらえばイい。
多少痛んでも、利用価値がある間ハ普通二使えるだろウ。
[Ant-lionは、ヴィンセントが、こちらを気遣うメッセージを送ってきた事に、戸惑った様な返信を送った。
だが、彼女は決して自身を卑下するわけではなく。自身を「モノ」としか捉えられない。それが、Ant-lionのプログラムの根幹であり、限界でもあった。]
[壊れた宇宙に降りた男がまず感じたのは冷気であった。扉を破るほどの吹雪が吹きつけて。
このままでは良くて宇宙に呑まれ、悪ければその前に凍死するだろう。本能的な危機を感じて、男は再びBackSkipperを起動する。
座標は決めていなかった。近い時刻、此処でない場所へ離脱することだけを意識して、反射的に選んだ座標は。]
[そして、左手には水晶でできているかのように透き通った――氷の槍]
『だーれーかー! 誰かお客さんいませんかー!』
[それを振り回しながら人の姿を探している]
やれやれ。妖精時の数倍元気だな。「雪妖精」時は。
[雪景色とは言いつつも地面に雪が積もっているだけで、雪はいったん止んでいた。
雪が狙うべき標的が、まだいないことを示しているかのように]
―2F checkpoint.>>2:148―
[今よりそう何十分も前ではないだろう。2Fに降りてきたばかりの時刻。階段のすぐ傍の座標。
男はその時点にロールバックすると、重く息を付き。]
[そして、再び、書庫があった場所へ。
今までの足取りをたどれば、程なくして現在まで行けるだろう。]
[ >>73「場」としての性質よりも何かを貫いた感触を受けた。それは、輝く星−元のoolt cloudへ侵食してゆく、MARIAと拡散したgulaだった。
「ソレ」の脱出は間一髪だったのだろう。]
……。
[ 立ち上がる。
通路は、Little Dancerの足跡を残すかのように一部氷結していた。
書庫の扉まで戻ると、そこは宇宙空間ではなく、>>75夜闇をまとう雪景色が見えている。]
Little Dancer、来てくれたのね。
[ 杖の先端は、下へ。
赤いゴーグルをかけ、初めてLittle Dancerと会った時とは>>2:137随分違う格好をしている。顔の中で、唇だけが動く。]
/*
よし把握。
ロッテ:扉から脱出していた
ヴィン:時間移動して脱出
アイラ:ワープして脱出
コーネ:????
それにしてもECLATANTのセリフ、普通に暢気である。
ああ、来たよ。
『その杖かっこいいけどっ、ゴーグルが目を隠しちゃうのはもったいないかもねー』
[私は辺りを見回した。
やはり、いない。いつもシャーロットに付き従っていた二人の補佐AIが。
だが、二人はどうしたと訊くより先に、]
統制機構のAIはどこだ?
[そう訊いた]
― 2階廊下・場の外 ―
>>74
[宇宙空間の綻びから外に出る。
途端に強烈な痛覚と倦怠感に襲われて、ソレはその場に膝をついた]
――っぅ、ぇ
[gulaを満たした膨大な情報、エネルギーがソレのAIに規定された枠の中に収まりきれず、周囲に漏れて紫電の火花を散らした。
ビシビシと体の傍で空気にクラックが発生しては消える]
…… ぁ
[模倣されたアバターにノイズが走り、灰色の髪が踊るように燐光を放つ]
ぃ た
[立ち上がろうと、緩慢に床を掻く。 火花が弾け、床のテクスチャに皹が入った]
[ ECLATANTにか、少し微笑み、直ぐに真顔に。]
分からない。
消えたわ。
統制機構のAI、アイラ(ira)。
いいえ、今はAnt-lionという名のAIがアイラを支配している。
それと、統制機構のプレイヤーはもう一人居るわ。
最後の鍵の持ち主は、
Chlonoise。
[ 一度言葉を切る。
先程まであった事の説明を纏めるような沈黙。]
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