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[食堂車の異様な雰囲気を不思議に思いながらも、中に居た面々には会釈をして、離れた場所に置きっぱなしのウォトカの瓶に手を伸ばす。]
…………。
で、そっちがロランと離れられないなら。
別の人を俺が襲うよ。
>スリー
まぁ、誰も居なかったら試しにやってみるのも良いんじゃない? っていう程度さ。
…あれ?
私……、どうしちゃったのかな。
[気がつけば記憶は曖昧で、目の前で動いているのはいつもどおりの自分の姿。]
あれは…私?
じゃ、私は誰なの?
[自分と同じく、人狼の関与を否定する声に振り返る。」
イヴァンか。
俺もお前さんと考えは近いんだが、イヴァンの方は死因を断定出来る要素が今んとこ……
………聴いた? 本人に?
[死者と話せる者。
その存在を漠然と思い出しながら、ダニール>>148の話に耳を傾けている]
あぁ、確かにワケわかんねえ術とか細工とか知ってそうだわ…。
いや、実際に賢者って存在に会ったのは初めてだから、シュテファンの言うような細工が出来るかは分からないけど。
―――未知の存在ってのは、怖えよ。
[失礼な物言いをしながらシャノアールが座っていた席に目を遣り、そうして直ぐにシュテファンへと戻した。]
不利益を被る者……その理屈は分かるけどよ。
シャノアールの言ってたように人狼は普通の武器でも死ねる。
あいつの死に方だと、人間なのか人狼なのか俺には判断が出来ない。
[あらゆる可能性を提示する物言いは小心故であるのだが、扇動や混乱を誘うものと受け止める者もいるかも知れない。]
!!
[アナスタシアの登場>>168に、弾かれたようにかけていた椅子から立ち上がった。
…が、まるで意中の女性を目の前にしたかのように、何と声を掛けて良いものやら解らない。
あまつさえ、そんなもどかしい状況から、顔が赤くなり、更に紛らわしい情景を作る。]
[言葉を続けようとしてかぶりを振る。さっぱり分からない、とでも言うように。
視線を彷徨わせたところで、ダニールとナタリーが一等車へ行くと立ち去った。入れ替わりのようにアナスタシアが現れれば、気まずげに会釈を返す。>>168]
[突然立ち上がったシュテファンの、それも思いもかけぬ反応に慄いて、ついアナスタシアとシュテファンを不躾にじろじろと見てしまった。*]
[言ってから口を押さえてももう遅い。]
…ま…まちがえました。
「告白」…じゃなかった、「告発」しま…す。
[後は誰か状況を説明してあげてください、と手のみで合図して椅子にへたり込んだ。]
あ?
[ジャックのエーテルとのことを聴けば、ふぅんとつぶやいて。
ロランとのことを言われれば、首をかしげたが…。]
まぁ、順番的にはお前の番だろう。
>>143
[一等車両の途中でロランがとまれば、そのまま、とまる。]
個室にはこだわらないがな。
[そして、ふと、なぜ、自分はロランに話そうとしているのかな、と考えたが、
でも、結局は、この女もただの餌だと思い返せば、どうでもいいかと結論づける。]
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