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なるほど……で、これからどうするんですか? まだ調べものもどきでもする気ですか? そんなことやるくらいならササキさんのように暢気に観戦していた方が楽しいと私は思いますがね。
[ササキさん=最年長の男。
相変わらず双眼鏡で北エリアを追っている。マシマ機とナサニエル機のドッグファイトにさっきから興奮しっぱなしである]
……まあ、私もあなた達には世話になっている身、調べものもどきに協力するのも悪くはないと思っていますが。
もうすぐ長いピットインの時間。うまくいけば選手との直接接触も可能ですよ。
『選手との直接接触……そんな方法があるのか!?』
―格納庫―
[痛ましいマリンブルー・スネイルの姿を見たくはないが、歩かなくては進まないと無理矢理に歩みを進めていると、声をかけられた>>+49]
あ…ぇ、あ、はい…そうですが…
[『紫陽花の花』と呼ばれて、社員が来たものと思い込んで慌てて振り向いたが、そこに居たのは見知らぬ人物の姿だったので一歩退いて]
……あ、あの、会社の…方です、か?
屋台のお手伝い ダイアナは、能力(去る)の実行を取り止めました。
[同型の機体からの干渉を防ぐ為に設けられた阻止機構。
それが組み込まれているならば、『禍珠』の影響を受けないのは当然。それは同時に――]
あなたの考え違いや、ただの出まかせ、だったらまだ良いと思ってた。でも、これを防いだ、という事は。
丁度良かった。
結果的には偶然であったとは言え、危険な物を組み込んでしまったのには代わりはない。
それはBFへの裏切りになるから、私にはもうこの大会に参加する資格は無いと思っている。
この大会を最後に、空からは降りる。
記憶喪失 シュウは、課長代理 マシマ を能力(襲う)の対象に選びました。
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でんでんむしと青と空についてまとめていたら、なんかこう…おかーさーん!な事に。
とりあえずまとめ。
・青いでんでんむしデザインは母親の話から造ったもの。
・母親はシャーリーが幼い頃に他界している。
・父親が1人で再婚せずにシャーリーを育てている。
それにしてもどうしたものかな…シャーリーはクロノさんに対してどうしたいんかな。
自分に力が無いのを自覚していて、何かを言い出そうとしていても出せてなくて…って。
盾になるとかもスネイルネンが居たから言えた事だし、それが無い今強気に出られるのかしらというのが疑問。
一つだけあります。
[相手には見えないにもかかわらず人差し指を一本立てて告げる]
名付けて、差し入れ作戦。
あなた達は私が作った焼きそばを持って行って「焼きそば屋台からの差し入れでーす」とか言いながら選手達の元を訪れればいいんです。
[実のところ、方法はもう一つあるのだが、その方法――知り合った大会スタッフに直接訊いてみる――を告げるのはなぜかためらわれた]
[海賊剣の矛先が向けられる。]
これは良い剣だな。しかし、私にはこれがある……。
銀色の星!
[それは、相手の攻撃を受けとめるバリアーのようなもの。
ナサニエルの機体と剣がぶつかりあった所から星が出てくる。危険な状況で避ければ避けるほど綺麗な星となるその弾幕は美しく。
地上ではシルバーコレクターが危ないというのは知らず、綺麗な星を楽しんでいた]
そうね。
でも、あくまで偶然だと言い張るつもり。
お爺さん達は知らない様子だった。
ということは、流出した経路はG.A.からなんでしょう。
多分、何かに巻き込まれているわよ。ナサニエルは。
前に言った通り、降りたら、すぐにでも。
関係するものは全部破棄してしまった方が良いと思うわ。
[どうやらシャーロットはTweeHeart社員と勘違いしてくれたようだ。]
[ダグラスは「都合がいい」と研究員へ視線を送り――]
「え、あ、その」
[研究員はノープランで話しかけてテンパっていた。]
「ええと――ふぎゃっ!?」
おっと足が滑った。
[実力行使でひとまず黙らせ、誤魔化そうと。]
そうなんだよ、『紫陽花の花』。
俺達は本来は部門外なんだが、おかしなことが起こったっていうんで緊急招集されたのさ。
俺はダグラス、こいつはイノウエだ、よろしく。
[高層域を映すモニターが追うのは三つ巴になりそうな戦い。
旧型戦闘機と白鳥のような単翼機に漆黒の甲冑の騎士が割り入る。]
あれが、ゴードンを墜とした――……。
[漆黒の人型BFに別のモニタを寄せる。
そのときに隣のブースから声が聞こえた。
Marineblue Snailが墜ちたときも、ゴードンと同じように赤い光が、と。]
それなら、攻撃したのはやっぱりあの黒い…アンギャルドっとことですか?
[つい立ち上がって隣のブースに問いかける。
隣の記者は、渋い表情をして首を振った。
乱戦だったのではっきりとは追えていないんだ、と。
ただ近くにアンギャルドがいたのはチラッと確認はした、と。]
赤い光ねぇ…。
[どうも、と隣に礼を言って、席に座り込む。
モニターを注視しながら、噛み潰した煙草を灰皿にぐりぐりと押し付けた。**]
シュウ。
力になれなくてすまなかった。
私は正義という物は人の数だけあると思っている。
だから、今回シュウを捕まえてどうのこうの、なんて輩の味方にはなれない。
シュウの事情も知らないで一方的に悪と決めつけるなんて、おかしいだろう?
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