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[暗闇に閉ざされゆく眼差しは、けれどかつてイヴァンだった妖魔の、崩れゆくその様をしかと見届ける]
…イヴァン…どうして。
[彼は何者だったのか、本物とはどういうことだったのか…混乱ばかりが頭を渦巻いた]
あ、あつめなきゃ…。
[そのイヴァンだったものの欠片さえ無くなってしまうのは耐え難いことのように思えた。
彼女自身がそうであるから]
ミハイルさんに…。
[オリガの死は未だ知らず、けれど寝込んでいた彼女に知らせる気にはなれなかった。
届けなきゃという想いだけで、床に手を突くようにして砂粒に近づいたなら、持ち合わせていた真新しいリネンにかき集める――。
それは数日前に仕上げたばかりの死と再生の意匠――右上から始まる黒糸と銀糸の絡まる枠組みは下へと延びて底辺を這って左下へと至り、左下には地塗れた長い鎌、絡まる蔦、蔦は上方へと延びて右上へ――終着には蔦の葉からしたたりおちそうな一粒の水滴]
[一粒もこぼさないように丁寧に集めて――それでも手からこぼれ落ちてしまっただろうけれど――ミハイルの部屋の扉を叩く…力なく]
ミハイルさん…。
[男はどんな表情を見せたのだろうか、彼女に知るすべはなく、またその余裕もない。
イヴァンであったものを差しだし、震える声で告げる]
ほんものだって、よかったねって、イヴァンは…、どうして…。
[支離滅裂な言葉は相手に届いただろうか。
己がかつてイヴァンであったものに死を突きつけたことだけは、どうしようもなく理解していた]
/*
ミーシャにぽい投げしてよるきますノシ
やたら刺繍柄が詳細なのはせっかくさいころ振って考えてたのにってだけで意味はない!
[扉を開ければ、そこには。]
…………
[イヴァンだったものを、差し出す娘。]
[真新しいリネンに包まれたそれを、震える手から。]
[取りあげる。]
…………人間だった。
[やがて。]
[支離滅裂な言葉を紡ぎだした、彼女の声を。]
[遮るように。]
あいつは、人間だった。
[見つめる灰の瞳は、氷のように。]
[無理矢理に彼女の細い顎を掴み。]
[上を向かせ。顔を近づける。]
[たとえでなく。
眼と眼がぶつかりそうな、ほどに。]
……おまえも、おおかみと、おなじだな。
[ゆっくりと。]
[静かに。]
[言葉を、紡いだ。]
[彼女の反応もろくに見ずに。突き放すように、手をどかし。]
[扉を、閉めた。]
…………あー。
[そのまま、扉に凭れるように。座り込み。]
[ぐしゃり、と。髪を掻きあげ、息を吐く。]
[わかってる。]
[これは、ただの。やつあたり。]
[それでも、なにかが。]
[自分のなかで、ぶっつりと。]
[切れてしまった。]
[空腹を満たした後眠りに着いていた女は、薄らとその眸を開ける。
身を起こし、極上のワインの様な血肉の豊潤な甘さを思い出し、
にぃ…っとその口端が弧を描いて]
……もうあたいを止められる者はいない。
邪魔な妖魔も、人が殺してくれたから。
[くすくす、くすくす。
弧を描く唇から、漏れ出る笑みが部屋の中に響いて]
此処は餌箱。
あたいと、この子の為に。
村長が用意してくれた、ね。
[下腹を一つ撫ぜ、二つ撫ぜ。
母の顔で歌うように呟いて]
……さあ、ぼうや。
お前の為に、今日はたくさんご馳走を作ろうね。
[女の相貌が紅く血の色に変貌する。
どくん、どくん……と、
胎の中から。
新たなる餌を求める子供の脈動を聞きながら]
さあ――狩りの始まりだよ。
[ゆらりと寝台から立ち上がると、
新しい餌を求めて女は部屋を後にした]
[部屋を出る。]
[占い師の姿は、もうそこには無かっただろうか。
在ったとしても。まるで目に入らないだろうけれど。]
[階段を下りる。]
[持っているのは、畳んだハンカチだけ。]
[あと、3段。]
[ひと気のない食堂の、奥。]
[2段。]
[厨房に、人影が、見えた。]
[――1段。]
/*
あ
サーシャ>
八つ当たり劇場:明け方〜早朝の間
部屋出たあたり:早朝〜
くらいの感覚で描写してるけど
捻くれてたらすまん。
じゃあ夜!
>ミーシャ
当方もそんな感じだったからオケオケ!
フィグネリアさんが凶悪すぎて拾えない…。
遭遇したとたん喰われるし…。
マーシャになげるか…。
とりあえずまた後でノシ
/*
ただいま〜。
ロランさん希望の方向性あったっけ?
勝手にロランに妹たくそうと動いちゃってもいいのかな?
もう、じこちゅーな感じで妹だけ生かしにかかっちゃってるんですけどもサーシャさん
[厨房でひとり、落ち着いてみると]
フィグネリア……怒った、かな。
[とっておいた、と。言ってくれたのに。
囁きを思い出して、目を閉じる。
あるいはやはり、人を喰わぬ者は同族ではないと、言われるのだろうか。それは、想像するだけで恐ろしいことだった]
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