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『売人に関する報告書』
【容疑者は、どちらかというと、アルバイト感覚で麻薬を売っていた模様。
受け取りは、ビルの中にある一室にて、指定された時間にそれぞれのノルマ分が入ったダンボールがおいてあり、他の仲間と共に、若者を中心に売っていた。
売った者たちについては、いちいち覚えているはずがないと主張しており、このあたりは本当ではないかと思われている。
売上は指定された口座に振り込むようで、調べてみたところ、口座はすでに解約されており、銀行側から提出させた資料の人物も存在しなかった。
容疑者は逮捕時、すでにノルマ分を売り切っており所持はしていなかったが、別の麻薬を所持していたため逮捕。
現在、刑事告訴のため刑務所にて拘留中】
[戸惑いを見せるこちらににっこりと微笑んで、巨大チョコレートパフェをつつきながら説明を続ける。
ナタリア捜査官が辞表を握り潰したこと。最寄の捜査官にケヴィンを連れてくるように命じたものの、触らぬ神に何とやらでどんどん他の人間に押し付けてたらいまわしにされたこと。とうとう最後に、ポールに猫の首に鈴をつける役が回ってきたこと]
…私は余程厄介者と思われているみたいだな。
[まぁ、分かっていたことなのではあるが]
しかし、どうして体よく追い出せるこの機会を潰すんだ?
…自分の影響下に置いて監視したほうが、自由に動かれるよりもいいってことなのか?
[どうしてもそんな理由しか思い浮かばない]
『さあ、そこまでの理由は分かりません。
でもこんなことでケヴィン警視正には辞めて欲しくないんですよ。
何とか踏みとどまってください』
[もはや警視正でも何でもないと一言釘を刺して。運ばれてきたモカ・マタリの香気を吸い込み、思考の整理をする]
『ともかく、一回話だけでもしてみて、相手の意図を知ってからでも遅くないと思うんですよ。
情報があればケヴィン警視正に優先的に回しますから!』
ありがたいが、もはや私は警察の人間でもなんでもない。
そんな心遣いは必要ない。
『いや、だって、辞表破棄されてますから』
[溜め息。
自分が「分かった」と言うまで、絶対に退かないつもりなのだろう。こういう邪気の無い人間が一番始末が悪い。ひとくち含んで酸味を舌の上で転がし、鼻に抜ける香気を楽しんでから]
…分かった。
[折れるしかない。相手の述べる理由は正当なものだ。
喜色満面になるポール刑事と多少の情報交換をした後、まだチョコレートパフェに取り組んでいる相手を残し伝票を掴むと、会計を済ませて喫茶店を出た]
…ぶっちゃけ報告書が半分適当なのはナイショ(コラ
そうですね、入手経路などの件は署長に任せていいんでしょうか?どうなんだろ。
お疲れ様です、所轄側は捜査着々と進行中みたいですね。
メルヴィンさん絡みの話、情報隠蔽の理由考えなきゃなぁと思いつつまだネタが固まらない…。
[会議室のPCに、ジャックからのメールの着音がなる]
----山奥の村での経過報告----
言い伝えでは、先祖が人狼という伝説の生き物と戦ったと言う記録アリ。
村人や村に訪れる者が次々と殺される事件発生。
それは、今回と同じ、ケモノに引き裂かれたように全身がズタズタ。
一部、臓物や体がないガイシャもあり、それが人狼に食われたとされた。
人狼は、人の皮をかぶって人に化けてその村を全滅させると言う伝説アリ。
その伝説を真に受けたんだか、村人はいっせいに疑心暗鬼に陥る。
とうとう、村人が集まり、話し合いじゃ埒が明かないとされ、毎晩毎晩、村人投票で一人ずつ人狼と思われし者を処刑台で処刑することにした。
老若男女関係なく、幼子まで犠牲になったと言う。
まれに、私怨が混じっていて、あまり公平ではなかったかもしれない。
だが、犠牲は次々と襲ってきて、村人が急激に減り始めた…が…、とある日を境に、ばたりと犠牲者が居なくなった。
…その次の時、隣の村が滅びた。
まったく同じ手。
人狼どもは、この村を混乱に戯れに陥れて、面白かったが、いい加減飽きたから次の村へ移動したんじゃないか?と言われている。
わりぃ、タイプミス。
>…その次の時、隣の村が滅びた
↓
>…その次の年、隣の村が滅びた
---経過報告続き---
このまま、この人狼問題は解決され、この村は安泰かにみえた…が。
一部、狂った人…【狂人】と呼ばれていたものがおり、人狼を狂ったように崇めた若者を中心にした集団がいた。
首謀者は、教会の神父。
教会に夜な夜な若者を集め、信者にしたて揚げていたという。
まあ、この教会の神父も、数年後には姿をくらませているから、信憑性はなんともいえないが…。
ひょっとしたら、JINROの教団の先駆けってやつかもしれない。
以上、人狼事件からこの村に先祖代々住み続けている、宿屋の女将と、老人の話より抜粋。
引き続き、もすこし詳しく調査する予定。
カーラは目の前の男の手が大きく見えた。その手とまた再会できるとは…思わなかったに違いない…
ある夏の暑い日の事。カーラは母親に連れられて、銀行に向かった。今日は父親の給料日、子供のカーラにはわからなかったが…その日が来ると決まって、夕ご飯はお父さんと自分の好きなものを用意してくれる事が多いので、この日が大好きだった。
銀行の中は、クーラーが効いていて気持ちよかった。母親はカーラに言った。
『大人しく待っていてね、すぐに終わるから』
母親の言う事をきいて椅子に座っていると…横に背の高い男がドカッと座った。カーラは、子供ながらに何かを感じたのだろう…その場から逃げ出そうとした。だが…時はすでに遅し。横に座っていた男はカーラを掴むと引張った。それと同時に何やら冷たい色したナイフが目の前に。
『このガキの命が惜しかったら下手な真似すんじゃねー!ますは金だ、金をカバンに入れろ!』
この男の仲間なのだろうか…窓口の近くにいる男が黒いカバンを窓口に投げた。銀行員はナイフを突きつけていうる男と、窓口の男を交互に見て…青ざめながらもお金をカバンに詰めていく。
男は自分にナイフを突きつけ、周りを威嚇する。母親は娘を何とかしたいと思いつつも…足がすくんで動けない。金を詰め終わったのか、ナイフの男に顎で合図をする。ナイフを持った男はカーラを引張って連れて行こうとする。
『お前等動くんじゃないぞ…よし、このガキはお前等が余計な事をさせない為の保険に連れて行く』
カーラの母親は泣きそうな顔をして『お願い、その子を連れてかないで!お願いですから…』と懇願するが聞き入れられる様子は無い。二人はカーラを連れて出入り口にいこうとする。カーラは目の前のナイフ、自分より大きな男、心配している母親の顔…色々なモノが頭の中でグルグル回って…今にも泣き崩れそうだ。二人が出入り口まで近づいた時…事態が動いた!
出入り口にいた背広を着た男が二人に飛び掛ったのだ。まずカバンを持った男を早々に手刀で仕留めると、ナイフを持った男の手首を掴む。その手首を背中側に反らせてナイフを落とした!男はナイフを拾うためにカーラを掴んでいた手を放す。それを見逃さなかった背広の男は、カーラを脇に抱えるとその場から離れた。
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