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──8/2 美咲と>>428──
[お喋りしているうちに、名無しの喫茶店に到着。海の見える席に二人して座って。
髪の長い、細身のお兄さんがメニューを取りにきてくれる。いつも無愛想だが、人当たりは悪くない]
ダージリンを。
[自分は紅茶を注文して]
まあ、初恋って言っても、小学生の頃だからさ。中学あがる頃には諦めてたから。初恋なんて、成就しないものだって、勝手に思ってたかな。
まさか、こんなことになるとは思ってなかったよ。ホント。
うん、ありがとう。
[美咲の言葉は素直にありがたくいただく。やがて、紅茶と美咲が頼んだ飲み物が運ばれてきて、一緒に口をつける*]
まあああ見えて(ちゃらんぽらんでぐうたらで楽な方へ楽な方へ流れたがる)、ルウシェは働く時は働くし。(割と貧乏くじ選ぶ方だし)
[時間は緩やかに過ぎて行った**]
基本的に、人形って怖いよね。
多分、あれって、人間が世の中で一番怖いんだっていう深層心理に訴えるからじゃないかって思うよ。お化けも宇宙人も怪物も、多分、人間には敵わないんじゃないかな。怖さの意味では。
[物理ホラーより、心裡ホラーの方が怖いと思うタイプ]
小道具大事はわかるわー。
[なんて二人で話している横で、お化け役の子が、必死にメモっているだなんて、そんな。
とかなんとか言っているうちに、お化け屋敷を出ることになったのです*]
魚住凪沙は、神楼学園教師 ナタリア を希望することにしたよ。
[ハルには話していないが、塾に通うようになったのは、東大を目指すだめだった。真剣に狙うなら、もう準備しなければ、間に合わないと思っている。もう、一時の余裕もないはずなのだ。
ただ、それが本当に自分の目指す道だったのかと言われれば、迷いもするわけで。
多分、ハルと一緒にいようと思うなら、道は違うのだろうと思い始めてはいたのだった]
あ。飛行機雲。
[空を見上げれば、真っ青な空に一線、切り裂くような雲が伸びていった*]
[部屋はライトウッドの木目と白を基調とした明るい色調で。窓辺の一輪挿しに、オレンジ色の薔薇>>2:166が飾ってあり、石鹸の香りをかすかにさせていた。
ぬいぐるみは大部分を弟の部屋に押し込めたけど、それでも*07手長猿*と*09西表山猫*それに*06胡麻斑海豹*の特大のぬいぐるみが鎮座していただろう。
白い折り畳み机に、やはり顔の描かれたゲーセンでとってきたと思われる特大クッションを差し出して。]
座って?
[少しソワソワしてそう言うと、凪沙が座ってくれたら、自分もちょこんと隣に座って照れくさそうに凪沙に微笑みかけただろう。*]
/* うぇぇぇぇん、梨花ちゃん優しい好き
エピなのに全然締められなくてごめんねぇぇぇぇ
[そして魚住くんに黙れと埋められる中の人]
[最後の部屋に来れば]
う、うん…
[というかアテンドさんちゃんと居たのかというほうが愕然。
ふたりだけの世界作りかけてた]
よーいしょっと
[凌の隣に座ると…
伸ばした足を、少しだけ彼につける。
隣りにいるのは分かるのだが、どうしても視覚の代わりの感覚が欲しい.*]
それはわかる。
でもよく見てみたら、宇宙人も大体が
ひとくくりにしたら人型多いんだよね。
お化けや怪物に人型がいるのも、そこらへんの
心理が働いてるのかもなぁ。
[俺もそっちには同意。そして
さっきからカリカリメモを取る音がする……
出るか。と2人で出口に
結局悲鳴どころかホラー考察になってしまったのは
俺たちだからね、仕方ないね*]
[お化け屋敷を出て]
そろそろ、自分たちのクラスも見に行こうか?
星見は、前にしたけど、やっぱり、みんなのつくったものは見ておかなきゃね。
[部活の練習でほとんど制作には手をつけていなかったので、少し悪いなと思いながらも、見ないのはそれはそれで悪いのではないかと思う]
流星群。どんな風になるのかな?
[と、提案してみる*]
あ、本当だ。
[空を駆けてゆく一条の飛行機の軌跡
彼女の声で空を見上げれば、青を白が突っ切っていく
――今の彼女の悩みは、秘められ猫箱の中でも
何時かその箱を開くときには
そんなことを考えながら、隣同士で俺たちは*]
― 文化祭終わり ―
[終了時間になり片付けを終えて]
評判はアンケート見ないとわかんないけど
教室から出てきた人たちの顔見る限りは
悪くなかったと思う。
[プラネタリウムを見終わった人には感想アンケートをお願いしていた。
その結果は後で集計するとして、梨花からも一言あればお願いして]
お疲れ様でしたー
[こんな感じで文化祭は終わったのだった。**]
[バタンという音とともに、きっとアテンドさんは退出したのだろうと思う。
これも、元々はないことらしいけれど。それは電話をかけてお願いしておいたことでもあったから自分にとっては想定内。]
……見えないって、やっぱり全然違うんだな。
企画して、覚悟して僕はきたつもりだったけれど…やっぱり、やってみないと分からないものだ。
[慌てた僕が霞に小言を言われるなんて、と笑って。
霞が隣に座ることを選択したのなら、近い方の手に触れようと手を探すだろうか*]
そうだなぁ、そろそろ見に行かなきゃだし
丁度少し見ていった後が
俺は見守り交代の時間だしなぁ。
結構凄いからお楽しみに?
[あのスイッチ、押したときの感動は
本物観た時にはかなわないかもだが
中々のものですから
――2人手を繋いで、クラスに戻りましょうか*]
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