1726 【恋愛村：神楼学園高等学校１１】Ｒ１５後編
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鈴木 天音
《高校から始めて才能もないのに図々しい女!!!プロになれるなんて勘違いしないで部活辞めなさい》
ふーん。
[血がついた紙は左手で丸めて教室のゴミ箱へ。カミソリの刃は厚紙で包んでテープで巻いてやっぱりゴミ箱へ。証拠が残っているとは思えないし]
さて、この傷どうしよう。とりあえず保健室で、傷の事聞かれたら白兎になんて言おう。ホントの事話しても誤魔化しても怒ってくれると思うから。
[犯人の真意は白兎の傍に居る自分への嫉妬の可能性が高いとみている。犯人探しをするつもりはない。書いてる内容は間違えてないし]
努力だけでは覆らないものがあるのは事実だし。
[もうひとつ]
血、落ちるかな。
[赤くなった千草色と雪兎を心配しながら保健室へ**]
【独】 生徒会役員 詩音
/*
めでたく成就したは良いけれど、これからどうしよう。
いやまあデレデレしたいんだけれど、海水浴続けるべきか別軸に行くべきか……むう。
【愛】 帰宅部 広瀬蘭
[海の味を幾度か交換し合う。
顔を離すときは、淡く頬を染めた、何時にないぼんやりとした表情で――何も作り物ではない素の自分。
鼓動の音がうるさい。
それとなく視線を外して落ち着かせる、数秒間。]
青汁じゃなくて、良かった。32％だな。
[次はどんな味がするだろう。]
帰宅部 広瀬蘭
[どこまでも広い蒼穹と、浮かぶ雲。
鮮やかすぎて眩しいコントラストに瞼を下せば、身体を包む水の感触と、波の音、隣の声がすべてになる。]
覚えてるよ。
[忘れるほうが無理だった。]
いや、謝る必要もなければ謝られたくも、――って、おい。
[お前泳ぎ得意なんじゃねーのかよ。
背浮きを中断すると、正面から彼の脇に手を差し入れ、引き寄せ、浮き輪まで誘導しようとするだろう。
理由に気付かないため、結構真面目に救助活動。*]
生徒会役員 詩音
[燦々と輝く太陽の下で囁き合う言の葉。
二人の想いは通じ合い、一対の恋人が生まれた。
――の、だけれど。]
……きゅう。
[やっぱり暑さには勝てなかったよ。
クラクラと目を回してそのままダウンしてしまった。
どこか日陰で休まないと……。]*
【愛】 パーセンテージャー マサノリ
[いつにない表情に気付けば、小さく喉を鳴らして言葉をしまい込んだ。後で告げよう。]
青汁か……
嫌だなぁ７６％
アリ弁よりマシ……か？１６％
まずーい、もういっかいちゅー、ってできるからアリだな８％
だってほら、アリ弁食ったあとにちゅーしたらさらにアリ弁の味がするんだぜ……青汁ならまだ許せね？
[蘭とのキスはそのあたりまでがオッケー範囲のようです。
ちなみに青汁耐性29 ]
【愛】 パーセンテージャー マサノリ
えー、コンプリート無理かー？
ポケストップ味がゲットできないほどの田舎じゃねーしここ。
[馬鹿なのでまだ気づいていません。いっぺん殴られよう。
何にしてもピザ屋の予定も合わせて夏のスケジュールが決まるだろう。]
パーセンテージャー マサノリ
[真面目に救助されて、浮き輪にしがみつく]
あーやばかった……
背浮きってさリラックスできてないと浮けないんだよ。
すんごく緊張しちまったから沈んじまった、泳ぎが達者だとか関係ねー。
蘭、ちょっと浮いてみてくれる？
[蘭ひとり背浮きをさせて――また沈まないように自分は浮き輪を離さないようにして、あらためて蘭の姿を眺めて]
俺が溺れかけた理由はな……
――綺麗だよ、蘭、２００％
[救助の心構えは万全。**]
並木 陽炎
《喫茶店》
聖沢が倒れました、熱中症かもしれません。
［聖沢を横たえさせて、氷嚢を頭に乗せたり、保冷剤で脇の下を冷やしたり、寒すぎないかとバスタオルをかけてあげたり、甲斐甲斐しく世話をした*］
帰宅部 広瀬蘭
[――――息が止まるかと、思った。]
ッ、……っ、！！
[比喩ではない。
気付けば顔まで水に沈んでいた。
かは、と息が泡になって零れていくさえ、呆然と見送ってしまう。
自分が彼の言葉に動揺している事実を突き付けられた。
綺麗だって、それを本心なのだと受け取って。
なに莫迦なことをと言い返すより、恥ずかしくなって。
うわぁ、本当にどうしたんだ。自分。]
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