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ふぉふぉふぁふぃふぁい、ふぁふぉふぁへ、(咀嚼音)ふぉふぃうふぉっふぁふ、ふぉふぉふぉふぃふぁふふぁふふ、ふぉふぃふぇふぃふふぉふぃふぁふぇふぃふぇふぃふふぇふぁふぃふぁふぁふぁふぉふゅふふぉふふぇいふぉふぃふふぃふぇふぁふぃふふぃふぁふぁふぃ!!!
『訳:こっこの味わい、歯ごたえ、むしゃりという触感、ほどよい油分、そしてしつこいまでに下品でありながらも中毒性を禁じ得ない口あたり、まさに知恵の林檎の再現と言わざるを得ない!!』
(ごくり)
な、なんてことだ・・・・・・こんな快楽がまだ地上に残されていたなんて・・・・・・
[彼は膝から落ち、天を仰いでいた。ジーザス]
ああ、シェムハザの身体が震えている。
わたしには分かる。彼の全身が、心が感動に涙しているのが!
おお神よ、ここに祝福はあったのだ!
天にあり世界を創りし主はコンソメパンチをつくりたもう!
[自分は戦いに…いや、世の中に疲れかけていた。今日の味方が恩賞次第で明日敵に寝返るのが当代の武士、そこには忠義を持つものがどのくらいいるだろう。何も望まない。権力もいらない。金もなくていい。
その思いが自分の最大の業だと、まだ気づきもしなかったのだった]
[こんなに静かな空間にあっても、ケイにはまだ、その声は届かない。
5年も聞こえていないのだ。
暗い場所で、闇の中で、神の声を聞くものの声はただ木霊するだけ]
ほんの一部だけど、ここには兄里の叡智が詰まっている。
でも、私にはそれを使うことができない。
だから、私ではさくらの手助けをすることができない。
……ごめん。
[残る刻印の場所、それは]
でも、私は聖杯をとらなければならないんだ。
使えるものは使う、そうしないと、この戦いは生き残れない。
……ずっと待ってたんだ、新しい令呪が、兄里に戻るのを。
そう、しないと。
[口を止めた。言うなと言われている。聖杯戦争そのものが秘匿するべきもの。
表世界と密接に関わってきた兄里にとって、それによって「後継者」がその力を失ったなどと知られてはならないのだと]
―西ブロック・拠点〜教会へ >>83 ―
[はたして、レティの返事は安堵と信頼を取るに足る十分なものだった。
聞いても?と問われれば…未だ口に出したことのない願いを、もう一度自分にさえ言い聞かせるように ]
僕は…小さな頃、この街に
―呪いを掛けたんだ―
そして、僕がこの街に帰って来て呪いは僕に…僕自身に帰って来た。
[多分、レティは不思議そうに首を傾げるのだろうか?
上手く説明出来ない自分に歯がゆさを感じながらも言葉を続ける]
勿論、小さな子供が…例え魔術師の子供だって、そんな呪いが使える訳じゃ無いのは判っているけど…
口にした呪いが実現し掛かっていることに、贖罪を感じない訳に行かないんだ!!
[ジーザスしているアサシンを見下しながら、]
そんなにおいしいんですか!?
私にも少し食べさせてください。
[真顔だ。]
きっ君も食べるがいい!
私は君たちに享楽を与える義務がある!!
[軽く口から血を流しながら、わなわなとコンソメパンチをキャスターへ差し出す]
くちにものをいれてるときは!
しゃべっちゃいけません!!
[くちのあいたコンソメパンチを取り上げようと
手を伸ばしながら]
…コンソメパンチじゃないおかしもあるから、いこ??
みちると、おじさんといっしょに、えんそくしようよ。
[目的地は商店街ではない。
まあ、公園か土手ぐらいだろうなとみちるは思っているのだが]
[それから、少し間を置いて、口を開いた]
――ううん、さくらには、話しても良いかな。
……、「兄里家」の後継者の名前は、「兄里ちぎり」それが正しい。
ケイという名は、本当は正しくない。
私の名前は、別にあるんだ。
契約の意味と、後継の意味と、形の意味と、併せて、ケイ。
私はただの、入れ物だから。
でも、そんなものどうでもいい。
私はただ、私にとってただ一人の姉を救いたいだけだ。
令呪を剥がされて、傷ついて、もう5年も眠ったままだ。
目覚めないと言われたけど、まだちゃんと、生きている。ずっと声も聞こえないけど、それでも、会いに行けば身体はまだ温かい。
[生まれた時から一緒だった。禁呪を継ぐ為に離された時も、二人にしか聞こえない声で、会話をしていた]
嗚呼。
あたしの眼鏡がどんどん残念なだけの大人に――…。
[もそもそぱさぱさしただけの物体と化したピザフリッタをもしょもしょ食べながら。
だがふと考え込み。]
――割と元からそうだったか。
[えんじょこうさいだし。]
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