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ほう、なるほど。では娘さん、参ろうか。
[大正時代の提督の言葉遣いなんかわからないが、こういうのは雰囲気だよ、雰囲気]
2(3)―Cがクレープ屋をやってるらしい。校庭の屋台で。クリームとフルーツたっぷりのやつもあるし、ツナとか玉子入りの甘くないやつもあるって。
[教室の中を見渡して残っている連中に声をかける]
じゃ、後お願い。三美が宣伝するから客が増えて大変かもだけど頑張って!どうしてもまわらないくらい盛況だったら電話で呼び出してもいいから。
[三美と連れ立って教室を出た]
―文化祭・午前の調理―
ふふふー、ありがと!
頭よく見えそう? お揃いっぽい?
[正直、わりとヒラヒラした衣装は落ち着かない。
だが、独自リサーチの結果、これが一番大正っぽさと、ぎゃるげでありそーな感じを両立してると判断したのだ。
ので、褒めてもらえて>>337満足気に、メガネをちゃきっと両手で摘んで鳴らした]
行きたいとこ?
とりあえず、クラスのみんなが関わってるトコには足運びたいねー。
ってことで、モチロン文芸部も行くつもりだったんだけど。ダメなの?
[絶対、と念押すのに首かしげてから。
あ、と時計を見た]
ちょっと調理お任せして、抜けない?
今からなら、けーたんのダンスパフォーマンスと、エイドリアンのライブ見れそう。
[少しくらいなら大丈夫だろう、とお団子を作り置いて]
──文化祭当日、午前、体育館──
はよざいまっす、今日はよろしくお願いしまーす!
[身体ひとつで体育館へ。ステージ袖で実行委員に挨拶をして、控室へ。
音響は実行委員に丸投げているので、自分たちは着替えてステージにあがるだけなのだ。リハーサルという名の微調整は昨日やったし。
午前の比較的早い時間。
控室で黒いスーツに着替えるだけで準備は終わる。
地毛が金で「ウィッグを用意する手間がひとつ省ける」というなんとも安直な理由での配役だったが、用意する衣装(各自自前)も簡単だったので結果オーライだ。
プログラムが進み、前の出し物が終われば、ステージ脇に集まって]
っし、がんばってこー! おー!
[ちらりと奥からステージ袖に目を向ければ、次の出番である軽音部のクラスメイト>>255の姿──その隣に、美穂>>338の姿があったので、付き添いかな、とか的外れなことをちらりと考え。
次は海賊団です、という放送部のナレーションが入れば意識を切り替えた]
― ゲーセン with桜綺 ―
うん、まあパンダが可愛いのは分かる。
[まあパンダは動物園の人気者だし。
でもトノサマガエルとかテナガザルとか可愛いよねと言われたら、ちょっとうんとは言えないかもしれない。*12殿様蛙*だったらまだしも。]
あー、別になんでもな……いやいや、全然ヘンとかじゃないから!
むしろ可愛くてちょっとドキッとしたというか……
って何言ってんだ俺!?ああもう、ほらさっさと行くぞ!
[失言と言うべきか、うっかり思っていたことが漏れたと言うべきか。
照れ隠しのように、桜綺の手を引いて早足にゲーセンの中へ。
とりあえず早速クレーンゲームの所に向かおうと。]
[無音の冒頭、コツコツとステージに響く靴音。
自分たちの中で一番背の高い男子が、ゆっくりとアフロを被った姿をステージ中央へと進める]
「パンツ……見せてもらっても、よろしいですか」
「当たり前だーーーー!!!!」
[軽快な音楽。それを合図に全員がステージへと躍り出る。
立ち位置を確認し、ポーズを決め、スタンバイ。
──あとは、3分半。全力で動き回り、一心不乱に楽しむだけだ*]
体操?わ、宮野木くん参加するんだ、全然知らなかった…
りゅーって、安倍くん?そういえば、文芸部だって言ってたような…
[思い出すのはゴンドラでの一幕。
今度読ませてねと頼んだは良いけれど、色々な事があって結局見せてもらいに行かずに文化祭まできてしまった。
安倍くんがどんな物を書いて発表しているのか、少し気になる。]
じゃあ、文芸部見に行って、大正喫茶で占いしてもらって……
そういえば、晋くんの部も何か出し物やってるんだよね?
そっちの方は大丈夫なの?
[私は部活に所属していないから、よく分からないのだが。
何か催し物をしているのなら、そちらの店番は大丈夫なのだろうかと不安げに見上げた。>>340]
よろしくおねがいしまーす。
[ 教室内に声をかけてから歩き出す。 ]
クレープいいね。
せっかくの文化祭だし、ひとつだけ食べようかな……。
[ と言いつつ、こっそり自分の携帯は電源OFFにした。
今日くらいは我儘でもいいよね。
代わりに取り出し、左の小指にはめるのは蝶のピンキーリング。 ]
そういえば弓弦君って何か部活はやってたっけ?
あ、私の漫研は今回、図書館で漫画のお勧めコーナー設置だけ。
― 文化祭・午前 ―
うんうん、とってもオリコウサンに見えるヨ。
[やや棒読みで答える。
また、言葉で反応こそしなかったものの「お揃い」というフレーズには嬉しさを覚えて。]
いや、別にダメってワケじゃないけど……。
ま、まあ、どうしてもって言うなら。
[文芸部にも行くつもりだったと言われれば、渋々と。
正直、ただ自分の未熟な文章を見られるのが恥ずかしいだけだったが。]
っと、もうそんな時間か。
今のところ混雑してるようにも見えないし、抜けても大丈夫だろ。
[とりあえず作っていたサンドイッチだけは完成させて、仕事は適当に暇そうなクラスメイトに引き継ぎしただろうか。]
そうだったの…?
綺麗所は、ちょっと褒めすぎだよ。
でも……嬉しい。
[>>@117 照れ隠しに口元で両の指先を合わせ、伏目がちに笑う。
頬に少し朱が差したように見えたのは気のせいではないだろう*]
でも、そういう所……嫌いじゃないよ?
私がやっちゃったら、きっと慌てちゃって、言われるがままだった気がするもの。
[>>280 先程の先輩の様子を思い返しながら、くすりと笑って]
倉重くんの作ったやつ、どんなのだろうね?
気になるなあ……
[時間の事を問われれば、パンフレットと端末で確認し、大丈夫な事を告げて向かう事になったか]
「オーダーストップ、今日はここまでだ」
[音響の最後、己の役の決め台詞と共に舞台が終われば、すみやかに脇へと引いてゆく。
ささっと軽音部が楽器やらアンプやらを設置してゆくのを横で見て。
自分は、どうしよう。黒いスーツに、青いシャツ、黒い靴と黒いネクタイ。
いわゆるコスプレというやつだけども、服としてあまり違和感がないので。
まあ、うちのクラスもある意味コスプレだしな、と思いながら。
ここからまた普段着慣れていないものに着替えるのもな、とこのまま観客席へと降りた。
来ているであろう霧澤の姿を探す]
霧澤ちゃーん?
本当だね。目元のあたりが特にそう見えるかも。
ふふふ、可愛い。家に一つ飾りたいくらい。
[>>284 ぬいぐるみの頬をつつきながら、そんな事を呟いて。
コースターについて尋ねられれば、顎に手を当て考えるような仕草をした]
うーん……私は2日くらいあれば作れるかな。
一日集中できるなら半日かからないとは思うけれど。
あ、この薔薇モチーフのコースターだと多分5日くらいかかるかも。
重ね編みが丁寧にされてて、素敵なコースターだね。
編み図とかあれば家でも作れそうだけど、あったりするのかな…?
[いくつかあるうちの一つが気になり、手にとって確かめる。
側に人がいるなら、編み図について尋ねたりしただろうか。
もしかしたら作った人について話が聞けたかもしれないし、聞けなかったかもしれない]
[彼女の口から紡がれる言葉は、幻想を鮮やかに瞼の裏に蘇らせる
それは遠い昔に母が読んでくれた絵本のお伽噺
それは小学生のころたまたま眠らなかった国語の授業で聞いた悪戯狐の話
それは――……
決して同じ内容ではない。思い出の中の物語はセイレーンやしゃべる猫は出てこない
でも自分の知る僅かな物語の世界を思い出させ
それと同時にまだ知らぬ世界への想像を掻き立てられる]
俺こそ、ありがとう
菖蒲さんと話していると、君の話を聞いていると
世界が広がるし、それに何より。とても楽しい
[森の中での本の話>>@144
独り言で呟かれた言葉に、お化けは苦手?なんて問いかけてみたり
彼女の前では自然でいられる。でも同時にもっと格好よく見られたいという願いもある
なんとも矛盾したそれ
悟られてしまえば、拒絶されてしまわないだろうか
だから未だ、彼女に気持ちを伝える勇気が出なくて。それが歯痒い]
そうなんだ。ああ、素敵な人なんだね
店長さんが大事にしてるのは見てわかるよ
全部、シリーズものがそろってるし
ここに来る人も大事に扱ってるんだろう……古そうな本なのに、傷が少ない
[背表紙をひとなでし、もちろん大切に扱うつもりと]
店員さんにか。了解。忘れないようにしないとなぁ
うん、学校……楽しみにしてる
[席に戻ろうかと差し出された手、其れを取れば共に最初に案内された席へ
こうして彼女から手を差し出してくれたのは、先ほどが初めてだったのでは、なんて
思えば頬が桜色。気付かれないと、いいのだが]
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