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んと、いられる時間が限られてるじゃないですか。
そうすると、RP重視村なのに、気がつくと推理しかできてねー!とか、思った。
夜。夜ね、夜がんばりますとも。
歩行蜜柑 06号は、いろいろー言ってないことがーいっぱいーあるのー ( B24 )
歩行蜜柑 06号は、あ、栞おもろい。 ( B25 )
歩行蜜柑 06号は、うひょひょひょひょとか、意味不明の笑い声を残しておく ( B26 )
[夢を見ていた。
違う、それは夢ではない。
10号は眠って――スリープモードにすらなっていない。補助記憶装置に保存されていたデータが、命令も下していないのに主記憶装置に移って、繰り返し再生されているだけだ。
ベッドの上、膝を抱えて、顔を埋め、閉じた瞼の裏に、その映像が鮮明に。
たとえ夢とは異なっていても、その記憶が喜ばしくないものであり、再生を拒絶出来ないものであれば、悪夢と大差はない]
[開け放たれたままの扉。
白いベッドに橙の髪が緩やかに広がっている。赤いリボンは外されていた。
手を伸ばして触れても、瞼は開かず、彼女が目覚めの時に見せる、きらめく七色も、それが落ち着いた後の深い藍も、隠されている。
僅かに濡れていた頬を指の腹で拭った。柔らかい、温かい。
自分と殆ど体格の変わらない09号を、10号は、容易く抱き上げた。運動回路に重点を置いているため、こういった事は得意だ。
部屋を出て、待っていた03号と共に、しっかりとした足取りで、施術室に向かう。
室内は薄暗く、少しひやりとしていた。
中央の灯りを点す。準備は整えられていた。人間の病院にも似ていたが、並べられているものは違った。
光る、冷たい鉄の機具。
台の上に、そっと09号の体を乗せた]
[解体という名の施術が始まる。
03号に願い出て、初めに、服のボタンを外して髪を掻き分け、首筋の一点、薄くある切れ目に、手工具の先端を当てた。
カチリと音がして、体が痙攣したように跳ねる。
自動的に開いた瞳に色は無かった。
そこからは、二体の分担作業。
03号が右なら、10号が左を。集中しているためか、早く終わらせたいからか、沈黙が続いて、機械的な音ばかりが静寂の中に響いた]
[手足を外さなければ、胴体、内部は解体出来ないようになっていた。
時計の針が幾回りか終える頃、ようやっと核(コア)に辿り着く。人間ならば、心臓にあたる部分。
10号は、纏わりついた液体を拭いてから、露出したそれに真っ直ぐに手を伸ばした。
目を閉じて、何かを探るかの如く。
言葉もなくパッと見開くと、施術台の傍らに置いていたリボンを咄嗟に取って、逃げるように、部屋を飛び出した。
そこで、再生は終了する。
感触までもがまざまざと思い出された]
[顔を上げる。
零れた涙は一筋きりだった]
愛華。愛華、…あいか。
[片割れの名を紡ぐ。
遺された想いを知る事は、まだ、ない。
真っ黒のはずの10号の瞳が、ほんの一瞬、*異なる輝きを持った*]
[ピチン もぃもぃもぃ…音がして、瞼の中 目に光が戻る。]
…バッテリー、ゼロまで使ってしまっていたのね、あたくし。
よくないわ…。
[広間の隅、ひとり起動する。
そっと、録画機にケーブルを刺して状況を確認する。]
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