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やっぱり――…って、一日でそんなに回ったのね!
[友達、の語を否定しなかったフィロ>>154も。
初めはきょとんとしつつも、やはり肯定したセルリアン>>201も。
とても楽しそうに、その日のことを話してくれて。
思わず、いいなぁ、とでも言いたげな顔になってしまった。
フィロの故郷も古代シップも、ツバキのまだ見ぬ世界のひとつ。]
って、セルリアンさんもクーロンは初めてだったのね。
フィロに助けられちゃった同士、ね。
[そんな言葉も一つ添えて。
ダチだ、というフィロ>>204とセルリアンとを、
また少しだけうらやましげに、けれど和やかに見遣った。]
[それから、首を傾げていたフィロに向け]
っと、不思議、っていうか。
実際にこうして出会うと、新鮮……っていうのかしら?
外のリージョンじゃ珍しくないって聞いてはいたし、
アタシにも――妖魔の家族は居るけれど。
[声音は努めて屈託なくしていたけれど。
居なくなった者を思い出せば、如何しても表情は曇る。]
[虚を突かれたように、ミアはメイアル>>207を見た。
それから、目に涙を浮かべ、何も言えずにこくりとうなづいた。
世界は……思っていたより、優しいのかもしれない。
それとも思わされていたのだろうか。誰かに。
「戻れない。戻ったら白百合の君に斬られる」と。
やがて、玉座>>210が近づく。
そして、武器を構える銀十字騎士団も]
[…そんな風に考えていると、フィロの上着から機械音が鳴る。>>156 そう言った電子音はキングダムではあまり聞くことがなかったので、一瞬目を丸くしたが、それが通信機の音だとわかると、ほっと息をついた。…すこし、メカかなんかの襲撃かと思った。
そして、何事か…何とも言えないやり取り>>157が交わされているのを、ぽかんとした様子で見つめていた。
…支部長って何だろう。とか、考えながら。そして、通信が終わった後、フィロからの問いかけ>>158]
……マンハッタンか。うん、ぼくは一緒に行こう。…まだ行ってないリージョンだし。色々な所に行ける機会があるなら乗っかるよ。
ツバキさんは、どうする?
…このまま、クーロンにいるのも、危ないかもしれないよ…?
[彼女の詳しい事情は知らないまま、そう、問いかけた。]
【ラス・アルゲティ】
解く? それを?
[ラスは初めて小さな驚きの声を上げ、それから可笑しそうに笑いだした。
華やかで傲慢で、悪意のある笑いだった]
今までそれを出来た者はいないけれど。
その一人目になってみる?
それとも……何千人目かの失敗者になってみるかな。
[さらりと周囲が闇に満ちた。
豪華な絵画も、贅沢な調度品も、戦場から守られるように遠ざけられた]
[それからフィロ>>155が、ウートラのことを
指名手配だと言ったことには瞬いたが、
己の身の危機を思えば、彼の話を疑う事は無かった。]
うん。多分まだ、此処に――…。
[まだ緊張は抜けていなかったけれど――。
フィロの驚きようと、落ち着かない様子を見て
本当に逃がそうとしてくれている、と思えたから。
そしてこの時の、セルリアン>>206の表情の変化にも
ツバキは気づいて居た。
険しくも見えるような、或いは、もっと――。
少なくとも、彼はウートラの味方などではないと思えた。]
ううん、謝らないで。セルリアンさん。
……大変、は本当にそうだけども、ね。
−シップ内−
そっか。
うん。
そっか。
[ラーシナの答え>>169>>170に頷きを返す。それを否定する理由なんて、ひとつもない]
いいと思うよ。
生きたいように生きるのって、『生きてる』って感じだもんね。
[無表情ににこやかに、ラーシナの選択を肯定する]
んー…まぁ、敵っちゃ敵だけどね。
憎ったらしいってよりは、関わりたくないって方が強かったかな。
前まではね。
[それ>>174は、故郷の隣のリージョンで感染が食い止められたために直接接触する機会がなかったからでもあるし、敵と戦うよりは生きる方に意識が向いていたためでもある。でも。それが変わったのは。きっと、自分も接触して、変わったからだ]
>>214
さらりとラスの悪役感を押し上げるサポート。
……いや、自分だけど。
>>207を見るまで思いもつかなかったので、本当にサポートしてくれたのはメイアル。
今は、可哀想だなって思う。
だから、なんとかしたいなって思う。
ああ、可哀想だから助けてあげたいって訳じゃないよ。
ラーシナの邪魔はしない。これホント。
[ただ、アイツの意識に直接触れたから。アイツの今が、アイツにとっても良くないっていう、そんなことを漠然と思う]
そっか。じゃあ、一緒に行く?
なんせわたしの相棒は正義のヒーローだもん。
相棒が居れば百人力だよ。もちろん、わたしも居るしね。
[いまだ通信しているのかこちらに意識が向いていない様子の相棒を横目に見ながら、仲間を探すっていうラーシナ>>176に、そんな提案]
んー…けど、相棒も今回はずいぶん長電話だね。
一緒に行くならIRPOに向かってみる?
なんたって正義の味方の総本山だし。
きっと仲間も見つかるはずだし。
[相棒も、直接話したほうが分かることもあろうと。その提案を実行に移すのは、もうちょっとあとの話だったろうか]
【ジャスティスK】
─ IRPO ─
[未確認の古いシップを届け、乗員が救出されたのを見届けて、ジャスティスKは本部を下りた。
広場を抜け、闘技場を通り過ぎる。
ジャスティスの存在意義は「悪」と戦うこと。このリージョンには「悪」がないのだ]
[空腹で倒れることもなければ、もうこの店に留まる必要も無い。
フィロに頷こうとしたところで――突如鳴り響く機械音。]
………
[そして突如始まった競売やら何やらの掛け合いを>>156>>157
ぽかんとしながら、見詰めていた。
やがてフィロ>>158から問われたことに、少しだけ思案する。
同行することで、彼らをウートラの一件に巻き込んでしまう可能性もあったが――。]
そう、ね。
取りあえず、ここから出なきゃいけないし。
マンハッタン――は、アタシも初めてだけれど、ううん、だからかな。
アタシも、一緒に行くわ。
[そういえば何時かニュースで、えれきっず、なんて言ってた場所だっけ、と。
既にその騒動も落ち着いてしまっているかも、とも思いながら
ツバキはふたりに頷き、席を立った。]
[玉座の周囲に闇が満ちていくのが遠目からも見える。
そして銀十字騎士団の姿も。]
ミア、援護を頼むわね。
[そう言うと、幻魔を抜いて。
いつでも切り結ぶことが出来る体勢にはなっていた。]
[問われれば>>199、悩むように髪に手をやり]
あー、その、連れが、いるようだが
[解析中のルミナスの映像に視線を向け、なかなかバラエティのとんだ女性?二人の姿を確認する。]
そちらの予定は大丈夫なのか?
[本意かどうかはともかく、たしかシュライクに向かっているとか。
全員がこちらに来たいというのなら、シュライクにシップを派遣してもらうことになるだろうが。]
―クレイン博士のラボ・現在―
[通信の出たアザミの斜め後ろに立って、マイクに話しかける彼女の後ろ頭を眺める。]
髪を結ってさ、簪の一つでも挿せばいいのにねぇ。折角美人に生まれついたんだし。
[ぼそりと呟いた言葉は彼女に聞こえただろうか?
だが、通信相手からルミナスのデータが送られると聞くと>>184>>190、ふっ、と移動してアザミの横に。
解析を頼むアザミ>>196が恐らくは不器用な手つきで、端末に送られてきたデータを職員に転送する間に。
そこに、すいっと手を出し、映像を開く。
旧式の通信機の小さなディスプレイの中でスーやラーシナを始めとした逃げる人々、そして異様な態でそこに在る感染者たち、分体の姿が次々と写り。
その映像を黙って見つめただろう。]
ちなみに、覚醒は4ターンで切れる。
ラスボス戦が4ターンで終わることはないので、ここも負けフラグだよな。
最初から全力でいくぜ!ってのはサガフロではやめておいた方が良い。
『――ヘッジホッグ、データ一致しました!』
[意識に割り込んだのは、解析を頼んだ相手の声で。]
――ありがとう。
[礼を言いながら、その手元を覗きこむ。
……間違いない。]
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