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― 回想/小型シップ内 ―
[無事に救出できたはずのスーの様子は、明らかに異質だった。虚ろな視線と、意味を持たない呻き声。感染者の症状だった。瞬間、失っていた記憶の断片が脳裏を巡る。アンノウン・サムシングの襲撃を受け、生命科学研究所の一階にいた異形のモンスターたちはすべて彼女によって捕食された。自身が生き永らえたのは、地下への階段が戦闘で壊滅し、物理的に封じられたからだった。あの日培養室の天井から聞こえた悲鳴は、今まさにスーが放つ呻き声に似ていた]
スー、は。
生きる、違うのか。
[悶え苦しむスーの様子を、ただ立ち尽くして見つめていた。スーが「生きている」ことに拘る理由。動機。その答えを、生きた言葉で聞きたいと思った。呼び掛けるような、独り言のような語調で小さく呟く。それが耳に届くことを願って。
J・Qが銃口をスーに向けるのが見えた。今のうちに感染者を「処分」してしまうことが、この世界のためには正しいのだろう。一歩、二人に向かって歩み寄ったが、J・Qの怒号めいた言葉 >>32 に、立ち止まった]
箱入り術士 セルリアンは、強さを求める武術家 ジャッカル にうしろゆびをさすことにしたよ。
[その答えは、二人と過ごした期間の短い自身にすら解っていた。パーミュに向かった日、二人に着いていくことを決めた動機だ。スーの唇が「相棒」と言葉を紡ぐことを、ただ祈った。それが最後の言葉になるやもしれぬとしても、もう一度、あの言葉の響きを聞きたいと思った]
……。
[やがて「意識」を取り戻したスーを、茫然と見つめる。外見と口調に僅かな変化があったことには気付かなかった。気付いたのは、眼に宿る光が戻ったことと、いつもの饒舌な語調だけ。中島製作所の技師から教わった社会の仕組みを唐突に思い出す。それは、挨拶だ]
……おかえり。
[吐き出した言葉とともに無意識に口角が吊り上がった。それは、微笑に似ていたかもしれない]
競売といえば、「本来100クレジットの代物を1クレジットからセリをする。
上げ幅は10クレジット幅だが、ベッドした分のクレジットは戻らない。得をするには品物を得なければならないが、品物を得るまでに資金が尽きれば丸損する。」っていう闇市ルールはどうよ(
と提案しようとしたが、ニュースでもやってる以上はそれなりに信頼性のあるところだろうなということでメモでの提案は却下した(
【ジャスティスK】
─ ジャスティスKシップ ─
[小型の一人乗り用のシップが、悪党のリージョンを飛び立ち、混沌を突き進んでいた。
シップに直接リンクし、運転するのはジャスティスK。
シップvsシップの空中戦もこなす腕前は、効率的にして正確]
……?
[ふと、彼の視覚が、不安定に飛ぶ古い型のシップ>>134を発見した。
一度は通り過ぎたものの、気になってゆるやかなカーヴを描いて戻り、船首を合わせる]
『レディバード型シップ、応答願います。
こちらはジャスティスK。正義のメカです。
貴機が向かっている方向には、貴機の予測搭載可能燃料で到着出来るリージョンがありません。
最寄りのリージョンへ行くならば、45度右旋回して下さい。第二距離のリージョンへは90度下部です』
[通話を飛ばしたが、反応がない]
【ジャスティスK】
『レディバード型シップ、応答願います。
貴機が当機の助けを必要として「いない」場合、何らかの音声を発して下さい。
1分待機し、反応がない場合は、救援が必要な状態と判断し、強制的にシップ接続&IRPOへの輸送を行います』
[きっかり1分待ち、ジャスティスKは一人乗り用シップへ向け、接続腕を伸ばした。
そのまま曳航し、最短距離でIRPOへ向かった]*
― 幻視回想/クーロン・西時計塔 ―
[クーロンの時計塔で、眼鏡を掛けた青年と、老獪な術士が向かい合っている。何か会話を交わしているようだが、音声はノイズじみた反響を持って聞き取ることができない。青年が距離を詰めたと同時に、クーロン全体が神秘的な光に包まれ、古の幻獣が姿を現した。時術と幻術の奔流が術士の身体を覆い、一枚一枚皮を剥ぐようにしてその姿を闇に葬った。
勝敗は決されたかのように見えた。しかし、術士は再びその姿を現すと、辺り一面に紅玉の豪雨を降らせた。青年の姿は雨に飲み込まれ――暗転]
【ラス・アルゲティ】
─ コルネフォーロス・玉座 ─
[玉座を守るのは、銀十字を描いた鎧に身を包んだ上級妖魔達。
銀翅の君への恭順を示す為、自らの3つの誇りの力で発現する妖魔の鎧さえ、主の色に染めた騎士たちだ。
だが、彼らは強い視線でケヴィンを見つつも、ふた手に分かれ、ケヴィンに道を開けた]
『我が君がお呼びだ。御前にて、粗相のないように』
[重厚な黒檀の扉が、二つに分かれて開いて行く。
巨大な名絵「命術の夢」を背にして、この宮殿の主が玉座にゆったりと座っていた。
長くてつややかな金髪は、同じ金色でもミアとは違うアッシュブロンド。身に纏うのは己の二つ名をイメージしたかのような黄色と黒の衣装。
財宝の山である白亜の宮殿の中で、最も美しく、最も高貴で、最も恐ろしいものが、そこに居た]
[彼は、ケヴィンにかるく目をやると、穏やかに微笑み、右手に持っていた酒杯をゆったりと回した。華やかな、葡萄酒の香りが立ち上った
……物質的な恐怖すら感じるほどの、圧倒的な美]
よく来たね。
這いつくばって喜ぶがいいよ。人間風情が、僕の姿を見る事が出来るとは、これ以上ない栄誉だろう。
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