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ばったばったヒトが死んで、むくむく死体が起き上がった。
起き上がったのはわたしが最初だった。最初に自分で死んだからね。おかげで誰が呼んだか、スーサイダーのスーさんさ。
それでもまぁ、みんな居るから、いいのかなって。最初はそう思ったんだけど。
何十年って過ごすうちに我慢できなくなった。
血で濁ってた目はもうすっかり腐ってどよんどよんか、ぽっかり黒い穴が空いてるだけ。
ぎんぎら輝いてたころの面影なんか全然ないの。
おもったね。こんなのぜんぜん『生きてない』。
せっかく死にぞこなったのに、これじゃ起きてる死体か寝たまんまの死体か、それだけだって。
だから飛び出した。一年くらい前だったかな。ちょうど都合よく、事故ったんだかなんだったんだか、死体だけ載せたシップが流れ着いてさ。
動かし方もわかんない、燃料だってわかんない。乗って出かけても死ぬだけかもしんない。
でも、死ぬんならどうせここにいたっておんなじだって。
飛び出して。今思えば無茶したなぁっておもうよ。
結局やっぱりシップは故障して。流れ着いたのはなんか宮殿みたいなとこで。
でもまぁ、何はともあれ助かった。死んじゃなかった。
だから、生きようって思った。
死んでるみたいに死にぞこなってるんじゃなくって。
フリでもいいから、生きてるみたいに死にぞこなっていたいなって。
おもって。
ちょうど目の前にはいーい匂いの花が咲いてるじゃん。
こりゃ食べるしかないって思ったね。
だってからだ臭いとか割りと扱い酷いじゃん。最低限文化的な生活送るのも大変じゃん。
食べたね。そりゃもう食べた。
そしたらそこのあるじの妖魔に見つかって。怒られた。超怒られた。
もう殺してでも奪い返すってレベル。
でも死にたくないし。生きてるみたいに生きたいって気持ちを新たにしたとこだったし。
逃げたね。そりゃもうすんごい逃げた。
んで、長い長い逃亡生活の果てに相棒と出会い、今に至るって訳さ。
ちょっと話が長くなっちゃったかな。
ま、要するにさ。
自分で死ぬなんてろくなことないねって経験談だよ。
生きてるうちは、精一杯生きてるっぽく生きるのが、生きてるって感じがする。
わたしは、スーさんはそう思うよ。
[そう言って締めくくるころには、目的地が見え始めていただろうか。
その話が、どう受け取られたかは、ラーシナ自身のお話**]
だれかにめんどうをおしつけちゃうよ。
箱入り術士 セルリアンは リージョン放送 リポーターに せきにんをまるなげしたよ。
[少し騒がしくなってきたな、と思う。
俺以外にも侵入者が現れ、大暴れが始まったのだろう。
最奥が近づいてきている。一層豪奢な飾りのついた扉を抜け、美術品が並べられた広間を通っていく。
周りには見事な花が飾られ、様々な名画がかけられている。
ケヴィンは戦いながらも、それらには傷をつけないようにしていた。
それらはきっと、ミアが好きそうだったから。]
―シップ内―
[試みた通信に答える声が返ってきた>>98
それは男性のものだったか、女性のものだったか。いずれにせよそこに誰かいるのだ]
『応答してください。
クライン博士は本当に死んだのですか? 殺されたのですか?
そうであるならば犯人は? 目的は?』
[正義のプログラム以前に、彼女のコアも影響しているのか「感情回路」が抑えきれず問いが乱舞する。相手はどう思うのだろうか。
情報が欲しくてたまらない。
彼女にとってはそれが普通なのだ。 しかしそれはメカにとっては欠陥と扱われる。
制御出来ないものは、自分たちには不要なのだ。
落ち着けという、感情のまるで籠らない弟の『言葉』が彼女には理解ができなかった]
[ジャッカルの声を聞けば、挨拶ぐらいはできただろうか。
いずれにせよ、相手からの声が、情報が、何よりも欲しくて全ての機能をリンクに集中させる。
そんな彼女には相棒の言葉さえも届かないだろう]
[フィロ>>71にもまた、よろしくね、と返してから。
注文の品を待つ間、彼が向けてきた疑問に瞬いて。
けれど直ぐに、先程言い掛けた言葉のことと察した。]
友達同士なのかしら、って、なんとなく思ったの。
ヒューマンとモンスターで友達同士って、
アタシはあまり、見たことなくって――。
[獣耳と尾を持つフィロの容姿はモンスターのようで、
けれど下級妖魔の中にもそうした見目の者は居る。
妖魔と暮らしていたツバキは、フィロの纏う空気を見て
直感的に、彼は妖魔ではないと察していた。
こんな風に話をしている時は、気持ちも少しだけ
和み、緩みだしてはいたのだけれど。]
─ コルネフォーロス・正門 ─
[ここを逃げ出したのが、ずいぶん前のような気がする。
実際は、数日とたっていないはずだ。
こんな形で戻ってくることがあるなどと、あの時は夢にも思わなかった。
周りをメイアルの……いや、白百合の配下の妖魔達に守られ、前にはメイアルの背中がある。
正門の前に立ち、慇懃に礼をするのは、執事服を着た下級妖魔ガーゴイルだ。
ミアプラキドゥス様はお通り下さい、他の方はお帰り下さい、と主の言葉を伝える。
ミアはうなづいて一歩を進み出た。
そして]
<幻夢の一撃!>
[執事ガーゴイルは、召喚されたナイトメアの蹄で蹴散らされた]
[別の問い>>72に、はっと瞠目した。
暫く、間を置いて。あまり美味くないピザを頬張って。
それを飲み下してから、小さな声で話し始めた。]
うん。ちょっと、追われてるの。
術士ハンター、って言うと違うような気もするけど、
とにかく、そういうヤツにね。
――…ウートラ、っていうんだけれど。
それで、ソイツから逃げてたところ。
アタシを護って、逃がしてくれた人たちもいたけれど、
今は、どうなってるのか判らない。
[最後の言葉には目を伏せて――はっと口に手を当てた。
フィロやセルリアン、このイタ飯屋の店主が
ウートラの手の者でないという証拠は、無かったのだから。**]
[銀翅の君そのお方ではない。しかし、銀翅の君の従者への一打だ。あの方を打つのと同じく罪深いことだ。
逃亡そのものはまだ、いい訳が出来る。あの方に献上する美しいものを探すだとか、新しい歌を探すだとか。
しかし、これは違う。
明確な反逆であり、裏切りだ。
あまりの恐れ多さに震えが止まらなかった。
しかし、背を伸ばしたまま、青ざめた顔をしゃんと上げた]
[メイアルを中心にした一団は、銀翅の君に使える妖魔の軍団を赤く切り裂いていった>>132
白百合を背負った、黒騎士。
星の二つ名を冠する、白い死神。
彼らに守られ、導かれ、ミアは支援と回復の術を駆使した]
[歩みを、止める。
それまでと雰囲気の違う一団がそびえていた。
銀色の鎧に包まれた彼らは、精鋭と呼ぶに相応しい自信に満ち溢れていた。]
……格が違う、って感じだな。
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