人狼物語(瓜科国)


1062 【完全RP村】少女の夢村


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渡り鳥 グレイヘン

[花畑へ向かうのは多分、道化師と一緒。
 とてとてと歩調を合わせて。

 途中、翳る空を見やれば欠けていく太陽]

 ――ねえ、リヴリアは。
 もしこのせかいがこのまま、いろをなくして。
 みんなも、かえってしまったら。

 それでも。
 ここにのこりたい……?

[花畑の外れまで来てふとしゃがみ込む。
 拾い上げた花は一輪だけ、枯れていた]

( 45 ) 2013/02/10(日) 21:32:21

【赤】 道化師 ダハール

[……負傷当時は焼け焦げた為刈られた頭髪も
 今は、夢の中同様長く伸びて。
 生命維持活動が確かに行われているとはっきり示す以外は
 全身を包帯に巻かれ、動かない姿はミイラのようで。
 床擦れが起きぬよう、時折動かされているだけの姿。
 深い青瞳さえ包帯に塞がれ見ることはかなわない。

 その寝台の傍らに腰掛ける。]

( *4 ) 2013/02/10(日) 21:40:05

太陽の子 ミズキ

― 丘のふもと ―

[ダハール>>27と星売り>>38の様子を見比べる。

 グレイヘンはカスミが泣いていたと言っていた。
 ちらりと横目で見ても、
 洗われた顔は泣いていたかどうかは定かではないけれど
 一緒にいたということは、つまり?]

 迷惑かけたかな。 ……ごめんなさい。

[少し困ったように泣き顔に向けて笑みかけた。
 そうして再び星売りを振り向く]

( 46 ) 2013/02/10(日) 21:40:45

【赤】 渡り鳥 グレイヘン

[慎とは顔を合わせ難くて、ベッドの上に引き篭もっていた。
 彼女の事はシャルロッテがきっと上手くやってくれるだろうと。

 ヴェルを送り届けた時よりも意識の浮上に時間がかかった。
 世界が体に与える影響が増しているのか。
 感覚で、もう数えるほどしか誰かを連れて
 夢と現実を渡る事はできないであろうと悟る。

 自力で帰れるものは、いるか。
 はたまた吐き出されてしまう者がいるか。
 次は誰を。

 少女達の寝顔が何故だか見たくなって。
 壁に手をついてベッドの間を歩いていると]

 ……ダハール。

( *5 ) 2013/02/10(日) 21:41:13

太陽の子 ミズキ

[覗き込めば拗ねたような表情で文句を言うので、
 こちらもむ、と唸り眉を寄せた>>39]

 私が酷いのはいつものことだろう。
 というか…… 『さっき』、笑っていたくせに。

[ミズキにしか聞こえない声でミズキの言葉に笑った。
 ついさっき楽しそうな笑い声を零していたくせに、
 どうしてまたこんな表情をするのだろう]

 ………私を探してた?

[それはもう、渡り鳥から聞いたから知っている。
 内緒だと言われたから驚いたふりをした。
 けれど続く言葉に、今度は本当に驚いて
 一度ぱちくりと目を瞬かせる]

( 47 ) 2013/02/10(日) 21:42:53

太陽の子 ミズキ

 
 そうか――……

[合わせていた視線を外した。
 思案げにうつむき、眼差しの先を彷徨わせる]

 きみは、星のところに、行くんだ。

[そう一言、無感動に呟いた*]

( 48 ) 2013/02/10(日) 21:44:01

【赤】 渡り鳥 グレイヘン

[彼が入っていったのが姉のところだとわかると。
 中に立ち入る事はせず壁に凭れかかる]

( *6 ) 2013/02/10(日) 21:45:56

【赤】 道化師 ダハール

 グレートヒェン

[夢と現実で呼び間違わぬよう
 本名ではなく愛称で呼ぶ。
 舌っ足らずな言い回しまではしないけれど。

 壁に手をついて歩く姿に
 余り体調が芳しくない、のかな?と
 寝台脇に腰掛けたまま見上げた。]

 体調、よくなさそうだね。
 ツヴィンクル先生が弾かれたって本当?

( *7 ) 2013/02/10(日) 21:47:43

【赤】 道化師 ダハール

[声に、細くカーテンを開けて
 声の主の姿を認める。]

( *8 ) 2013/02/10(日) 21:48:36

【鳴】 太陽の子 ミズキ

[『星のところまで飛んでいく前に』
 それが意味するところのことを
 ミズキはなんとなく察してしまった。

 けれど理解と感情の納得とは別で、
 受け入れるには感情が未だ追いつかない]

 わからないこと。―――って、何?

[けれどそれはともかくとして。
 星売りが話そうとする、その内容に意識を向ける。
 ようやく互いに伝え合おうと通じ始めた、そのこころに]

( =2 ) 2013/02/10(日) 21:49:56

道化師 リヴリア

 もういいのかい?

[高鳴っていた鼓動が落ち着いてくると、その円らなベリーの眸が開かれた。
目をこする様に仮面の下から我が目を細め、一なでして身を起こすのを手伝ったか?]

 そうかい? では一緒に行くかい?
 先に行っているかい?
 二人も見に行かないとね。

 送ってあげようじゃないか。

[そう紡ぎつつ立ち上がる]

( 49 ) 2013/02/10(日) 21:50:50

道化師 リヴリア

[少しの沈黙の後に語られる事実>>44
期せずして零れた溜息は不安の色にも安堵の色にも映ったか]

 そうか……
 ローザはちゃんと目覚めてくれているのならいいのだけれど。

 グレイヘン、キミも本当に疲れたのならキミの巣に帰るんだよ?
 キミの友達を連れて、できるだけ早く。

[あの子が聞いたら、また傲慢と言われるか?
このセカイとあの世界を行き来する……
それには理由があるのだろう。
己を危険にさらしいたずらに行き来する必要などどこにもないのだから。

そこに悪意があったのならば、私の対応もまた変わっていたはずだ。
けれど、ローザにそんな様子はなかったし、グレイヘンは
傷つき疲れながら空を駆け、運び渡り続けていた。
── 強制はできない。私には]

( 50 ) 2013/02/10(日) 21:51:12

【赤】 渡り鳥 グレイヘン

[薄く開けられたカーテン。
 中は見えていないと主張するように
 視線は一度彼を捉えた後僅かに斜め上を向く]

 ええ……私も、あっちでたまたま近くにいたから。
 無事に帰ってこれたのは、知ってる……。
 でも……多分、もう……入れないでしょうね。

 少し休めば、楽になると思うわ……。
 段々、渡るのが難しくなってる、気がする。
 私も弾かれつつ、あるのかしらね。
 それとも……世界が閉じつつあるのか。

 ミズキとカスミは、近い内になんとかなると、思うけど。

[遥の寝台に視線を投げた]

( *9 ) 2013/02/10(日) 21:57:27

【墓】 岬守 シン

[教わった日付。今の自分の年齢。
指折り数えて、途中でやめた]

…。

[視線が、外を見た。
そこにあるのは電線が墨壷のように
くっきりと黒い線を引いた青い空。
細い、細い、溜息が一つ]

…なにも、したくない。

[か細い声は、夢の中とはあまりに違う声]

( +17 ) 2013/02/10(日) 22:02:34

【墓】 無口 ローザ

[ぼんやりとした頭で天井を見る。
記憶はあやふや、あの世界のことは
本当の夢のようにぼやけている。

ゆっくりと体を起こした。
新人でも医者としていつまでも寝ていられない。]

( +18 ) 2013/02/10(日) 22:06:06

渡り鳥 グレイヘン

[溜息が零れた口許を見上げる。
 赤い三日月、その下の表情までは判らない。
 空を見上げてからまた視線を戻す]

 ローザは、――だいじょうぶ。
 だいじょうぶ、だよ。

[それは確信めいた言葉。
 それから、ゆるゆると首を振る]

 ――ぐれいへんは わたりどり。
 だから、すは ないの。
 ううん、なくしちゃったの。

[道化師がこちらの世界に来てから僅か1年の間、
 まだ自分のユメを描いていられた小鳥は巣を持っていた。
 だけど今は]

 ミズキは、カスミといっしょに。
 かえるの。

( 51 ) 2013/02/10(日) 22:09:05

道化師 リヴリア

 うん? 残りたいか…かい?

[それは花畑に続く路>>45 欠ける太陽が二人に陰を落とす。]

 そうだねぇ……おひさまの子には言ったことがあるんだけれど。
 ボクの願いは朽ちて腐り堕ちていくことなんだよ。

 だから、色をなくして消えていくのは、本懐でもある。
 輝くのを観るのは好きだ。
 けれど、ボクがこの世で一番キレイだと思うのはね。
 黄昏の果ての灯火なんじゃないかと思っている。

 燃え尽きる一瞬は全てのモノに訪れる。
 その凝縮された最期は生命のクリスタルのようなものではないかってね。

 それを見て逝きたいとも思っているんだよ。

( 52 ) 2013/02/10(日) 22:10:21

道化師 リヴリア

[嗤いはするけれど、その嗤いはか細い。
相手が何であるかを知ったからか?
己が何であるかを知られているからか?]

 とは言っても、ボクはご覧の通り気まぐれだからね。
 そして、認めたくはないが
 ボクはとてもお節介焼きらしい。

 このセカイに忘れものをした馬鹿がいるらしいんだ。
 そんなものはないと思うんだけどね。
 そもそも馬鹿はここにいないんだから。

 けれど、探すというなら見ておいてあげないとかわいそうだろう?
 ひとりぼっちは寂しいものだからね。
 探し疲れて帰るまで、まあ見てやって
 来訪者なんだからばいばいと手を振ってもやろうかと思っているさ。

[明後日の方を眺めて、これは嘲るように、けれどどこか──
そこで言葉を切って、眩しそうに欠け征く太陽を見つめる]

( 53 ) 2013/02/10(日) 22:10:38

道化師 リヴリア

 ボクはね……グレイヘン
 このセカイはサナトリウムであり
 ゆりかごであり……棺であると考えていたんだよ。

 いなくなっていった子たちは、神様のお迎えが来てね。
 いなくなっていくものだとね。

 中には君たちが連れて行った子もいたのだろうけれど。 

[帰って行った少女達の行く末は、私にはわからない。
けれど、己の覚えている己の躯は
正常ではないのだろう…と、それは悟っていた。
私は何も忘れていないのだから]

( 54 ) 2013/02/10(日) 22:10:51

道化師 リヴリア

 火によって天に召されるは火葬
 その身の全てを大地に還すのは土葬
 水に流したり、中にはとり…いや、これはいい。

 じゃあ、幻に抱かれて逝くのは
 ──幻葬 と呼ぶべきなんじゃないかなって?

 ボク達はそれを待つ子なんだろうなってね。

 けれど、日は陰り、夢は夢に還らなかった。
 それは幻のセカイじゃないよね?
 どうしてだろうね?
 今までそんなことはなかったのにね。

( 55 ) 2013/02/10(日) 22:11:11


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