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[遠隔移動能力行使/対象は勿論セーガ。
バラリ、と頭の中でページを捲るような感覚。
それは、以前の3ヶ月前までは、目に無数の映像が映り込み最終的に移動場所が見えたものから変化していた。
遠隔移動先は、先程の公園/噴水の真上。
対処法持たなくば、セーガの周囲の空間は撓む等は無く、転移となるだろう]
[人間を凍らせ死に至らしめる程の冷気を向ける相手への対処法としては、自業自得…或いは反省しろと言うようなものもどこか感じられたかもしれない*]
/*ここまでで二人が対称的だった要素を上げてみよう
凍結能力 ー 液体操作
基本的に無口で笑わない ー 饒舌かつ笑顔教信者
友達いない ー 友達いっぱい出来た
能力常時発動で苦しんでる ー 能力を使用する際に副作用で苦しむ
能力使用に消極的 ー 異能ブッパ脳
こんなところか?
/*
で、ですよねー… 不味すぎる……
でもほら、こう…何とか出来ると… それくらい出来るだろうって思ってたんですよ、きっと(多分)
まさか異能を扱いきれないとは思って無かった、みたいな…
[完全に凍りつく前に、噴水から身を起こしてなんとか脱出する。 コートも手袋も濡れてしまった。コートの中身を確認。ポケットに入っていたものは、なんの奇跡か噴水に落ちた拍子の瞬間凍結のおかげで「水没」することは無く、壊れることにはならなかった。]
………ーーー………。
[バキバキと、コートや手袋が音を立てる。青年の顔から次第に色がなくなっていく。]
……ーーーー……。
[目を閉じて、少し考える。女性のことを確かめることが出来なかった。それでも、あの時感じた違和感は。]
[うなじやヒールに霜付いたり>>142、或いは空気冷やされ氷の粒が直接出来ていたとしても、タリアは寒がる素振りは無かった。
身体能力に優れた異能者とみなすことは出来ない範疇では無かったが、セーガはどうだったろう?**]
……目的の再確認。 今すべきことは、情報の更新。
[ポツリと出た言葉は機械的で、色はないだろう。]
……リルか、トレインに、連絡。
[そう言って、水没は免れた通信端末を使い二人に連絡を取ろうとするだろう。その通信は誰がとったか]
……変な女がいる。…寒いはずなのに、寒がら、なかった。
[バキリ、バキリと、顔の表面に氷を張り付かせながら**]
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