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>>*86
私としては、私が疑われなければどうでもいいからな。
お前が食べたがっている、あのサーシャと云う少年……スケープゴートにするなら、今の処あれが最適だね?
まあ、なるようになるだろうさ。多分、ね。
[ぱたぱたと食堂車から人が居なくなっていく。あれだけ警戒していたはずなのに、崩れ去るのは一瞬。焦りと油断が生んだ空白の時間。]
……狼様。
[息だけで呟いて。伏せた顔の影で笑った。]
そうだ、俺も、荷物。探さなきゃ。
[一般車両に置かれているだろう小さな荷物を探すと告げて、食堂車を後にした。]
隠れてんのかどうかも俺にゃ分からねーよ!
…てか、女子トイレ捜すのは流石に駄目だろ……
カチューシャの家族でも顔見知りでもねえんだから、
とにかく、思い当たるとこから捜すしかないんだよ。
[背後に掛かるイヴァンの声にそう応え、食堂車を後にした。*]
アナスタシアがシャノアールを狼と言っている。
だから、占い師二人が本物であることだけは無い……か。
[何処かから届いた声を反芻して、どちらかが本物である可能性、それからどちらも贋者である可能性。
其れ等の情報を胸の内に仕舞う]
ここでは、皆がよそ者のようなものだろう。知り合い同士が居るなら、別だろうけれど。
[呟きに思いがけず返ったイヴァンの応え>>208に、そう返す。
サーシャに寄り添っていたロランの姿や、シュテファンに寄り添っていたシャノアールの姿から、彼等は乗り合い客だけの関係ではないと思っていた]
……私の知る潔白が証明された人間は、人狼の犠牲に遭った。
[ぽつりと呟いて、イヴァンの「人狼も襲撃しにくい」という論には分からないと頭を振る]
それでも。
君が人狼なら、占われる事は避けようとしたのだろうね。
[躊躇無く自称占い師の差し出す水晶に触れようとしていたイヴァンの姿、それを思い出す。
それが単なるポーズだったのか、それとも人狼でもシャノアールを襲撃すれば良いとでも思ったのか。
はたまた、彼女と彼が仲間で、単なる茶番でしか無いのか]
…………みんな、部屋に戻るのか。
[分からない、また頭を振って。
次々部屋へ戻ると言う乗客たちに、自分はどうしたら良いだろうと不安げに辺りを見回した]
>>226
>>231
自分から触ろうとは、しないんですね。
[そう言って、女はペンダントをイヴァンの胸にそっと押し当てた。服越しに感じられるのは、石の冷たさ]
……これでよし、と。
…こうして、結局皆がばらばらになってしまうのは、吉と出るのでしょうか、凶と出るのでしょうか…。
やっぱり、人狼を仕留めるとまでは行かなくとも、自分が逃げ出せる程度の策は講じておいた方がいいと思いますねぇ。
それとあなた、二人の「占い師」さんたちについてどう思われますか。
僕は…、正直良く解らないのですよ。どちらも本物らしく、偽者らしいと思うのです。
…それより、気になる、と言うより、気味が悪いのは、あのサーシャとかいう少年ですねぇ。
なんか、服についた血痕が増えてませんでしたか、彼…。
[薄気味悪そうに、首を竦めてユーリーに話しかける。
途中ろうそくと火種を持つのを忘れた事に気づき、一つずつ分けてもらうことにした。]
[シュテファンと共に食堂車を離れる。そして、機関室の前へ]
…ぅ。
[今だ残る血の臭いに鼻を抑えた]
…誰も片付けてない…?
どうしろってんだ…。
>>*88
スリーの場合は、別に誰かといてくれても全く構わないがね。
私達の場合は、そうも行かないと。それだけだよ。
>>235シュテ
…ばらばらとは言っても、狭い車両の中だ。それ程目立つ訳でもあるまい?
逃げ出せる、ねぇ。
難しいな。自分も逃げ出せるが、人狼達だって逃げ出せない状況が良いのかもしれない。
ほら、4,5人居るって? にわかには信じたくない人数だ。(多過ぎ…)
占い師…。はぁ、正直どちらも信じたいよ・・・。少なくとも、サンドラが人間だという事は、信じて見たい。
[蝋燭とマッチを分け合いつつ]
サーシャ、か。[ふむ]
あぁ、気味悪いね。なんだあの不安定っぷり。
胸がむかむかしてくる感じだ。
…こぅ、この先裏切られそうな、そんな風に思えるんだが。
[続々と人が減っていく食堂車を見て、ぶるりと震え。自らの体を両腕で抱きしめる]
……そうだ。
文献に何か、書いてあるかも知れない。
もしかしたら、この状況を利用して、今すぐにでもこれを使う方法が……。
[つぶやき]
忘れ物を取って来ます。すぐに戻るので、心配しないで下さい。
[ペンダントを首から提げ、水晶部分を胸の中にしまい、自分の部屋へ向かうため食堂車を出ていった]
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