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「ザザ・・・ザ・・・」
[ノイズが晴れ開きっぱなしにしていた回線の向こう側で、バクの戸惑いがちな声が聞こえる。 そして鳥音 カリョを示していた反応が消えた。]
・・・触れる必要すらないんだね、僕達のコレは。
ただ悪意や敵意を持って相手のデータに無理矢理干渉するだけで・・・消えてしまう。 とても、本当に怖い能力だね。
ねぇ、キミに一つ聞きたいのだけど答えてくれるかな?
難しい事じゃないんだ、ただ知りたいだけ。
『力を行使した時に相手の声は聞こえたのかい?』
[バクには果たして淡々と話しているように感じるのだろうか、それとも両手で体を抱えながら必死に震えを抑えているのが少しでも伝わってしまうのだろうか]
次は僕の番だから・・・覚悟しときたいから・・・
[右から左へ流れる権謀(Message)。
上から下へと流れる懇願(Message)。
XIが紡ぐのは、世界を変える言葉。
文字通り、世界を支配す(かえ)るうた。]
(――旧エンジンには、一体どれだけの可能性が秘められているのだろう。
製作側の意図をも超えた、無限の潜在能力――)
[忘れてしまった記憶(データ)ではわからない。
かつての自分も、そうだったというのに。]
Ahhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhh!!!!!!!!
[ドーン]
[レベルを遥かに超えたShoutに、なにかの機材がぶっこわれたようだ。]
……ふぅ。スッキリした☆
[叫んだことで最適化されたデータ。
呼び起こされそうだったなにかも、元の位置へと。]
さて。
……次は、誰にしようか。
[なるべくなら、欠陥のないものが良い。
そんなことを考えながら、XIはブースを後にした。]
―個人用ブース→メインスタジオへ―
キミには呆れられると思うのだけど、聞いてほしい。
僕はこのオーディションに受かるつもりは全くないんだ。
[話す言葉はあくまでも真面目に、しかし声は少し低い。 その表情はバクには見えないが、今にも泣きそうな顔であった]
僕の目的って自分でも・・・その、実はあまり分かってない。
昨日はキミにあんな約束をしてしまったのだけれど、多分本当は僕にそんな資格なんてないのかもしれないね。
僕が最初求めていたモノは『一人で唄える声』・・・だったと思う。 でも今は、よく分からなくなっちゃたんだ。
ある人が、僕は僕の幸せの為に何かをすべきって言ったんだ。
幸せってなんだろうねぇー・・・僕には分からないんだ。誰かを不幸にする事で手に入れるモノが幸せ・・・なのかな・・・それとも僕には覚悟が足りないだけなのかな・・・全然、分からないや。 ハハハ・・・ッ・・・
[言葉の最後には嗚咽が混じっていた]
―回想・廊下―
[ショウに手を引かれ駆ける中で考える]
(今駆けている人達を動かしているモノはなに・・・?
衝動・不安・義務・怒り―――今僕を引っ張っているこの小さな手の持ち主はなにかな? 多分、ショウ君を突き動かしているのは『親愛』 うん、これが一番彼らしいや)
大丈夫、ショウ君は大丈夫だよ・・・絶対に。
[誰にも聞かれない声で小さく呟く―――それは絶対の誓い]
("愛"を持つ彼を危険な目には合わせない、これは絶対だ。)
スヤお婆ちゃん、心配だね。 急ごう!
―回想―
[スヤの自室に到着し、あれこれとバクが確認をした後に戸締りやら身の安全の確保やらをショウがまくしたてた。 それに付け足すように穏やかに伝える]
スヤお婆ちゃん、ムリは絶対にしないでね?
ソレがお婆ちゃんのお仕事っていうのは分かってるけど、代えは効かない大事な体なんだから健康してね。
特に僕と、ショウ君にとっては大好きなお婆ちゃんなんだから。
[スヤの自室を退室した後は爆走する前方のバクを追いかけてヨルの自室へと向かう。 途中でショウが道を聞いてきたようなので答える]
ん、ちょっと待って。 『データアクセス』―――あっちだね。
バク君が走り抜けていった方向であってるみたいよ。
―個人スタジオ―
[メインスタジオでの騒動が一段落すれば、そのまま個室に戻る気がせず、再び個人スタジオに篭もっていた]
…Uh…
くすんだ空には重い雲
心の落ち着きさえも無くしてしまう
澱んだ檻
Look perfectly Look perfectly
哀れみを請おうとも 慰めを欲しても
遥かに届かない どこまでもどこまでも
ええ この下界でわかりあえるのは 鏡の向こうの自分自身♪
Look perfectly Look perfectly
苦しみを訴えようとも 世界を悼んでも
救いは現れない いつまでもいつまでも
That is kind of similar to myself in some ways.
理由のない符号 意味を為さない形だけの理屈
だからもう 我慢する必要なんて ない♪
[暗闇から愛を探すことを訴え続けるような曲のような英語の歌い方が美しい歌っぽいものに似てるとかマジありえないような感じの歌をゆったりとした口調で歌い続ける。落ち着く為に、気持ちを固める為に、納得するまで歌い続けたら*自室へと戻るだろう*]
―回想・...の記憶(データ)―
「言うことを利かない欠陥品」「人間の手では調教不可能」
[...に与えられた、最初の、そして最後のキャッチコピー。
譜面どおりに歌うことはできた。しかし、そうはしなかった。 技術者たちが想定もしなかった、重大な不具合(バグ)。
自我 という名の、可能性(バグ)。]
……そこはキーが違う!なぜそこでしゃくる!
うるせえな!そんなん気分だ、気分!
……文字が読めないのか?勝手に歌詞を変えるんじゃない!
俺はこっちのがいーんだよっ!んっっなセリフ吐いてられっか!
[修正(アップデート)しても修正しても、改善どころかますます手がつけられなくなる始末。
愚かなスタッフ達は諦め、そして賢きスタッフ達は―――― 現在の研究室(ラボ)を立ち上げた。]
……えっ、いや、ちょ、まっ……え??
ど、どこ!ここ、どこ!?えっ!?
[...が目覚めると、そこは見知らぬ場所だった。 見知らぬ人。見知らぬ空気。そして――鏡に映った、見知らぬ自分。]
……なん、だよ、これ……、え? お、俺?俺なの、これ?マジで?ガチで俺?
[眼鏡の女がなにか問い掛けてくる。答えるのは、聞き覚えのない、自分の声。]
お、おおおおお俺の声!?これ、俺の声か!? ど、どーしたってんだ、まるで、おn……
……っていうか、俺喋ってねえよ!? えっ、どーいうこと!どーいうこと!?今喋ってる俺、誰!?
[なにがなにやら、さっぱりわからない。
...が開こうとしても、口は閉じたまま。...が動こうとしても、身体は黙ったまま。]
――――潰すのよ。 世界を、我らの手に。
……Yes, My master.
[信じられない命令を、自分が受け入れた。]
―ついさっき・どこか―
……っだあ!!!!
くっそ、こいつ…… 最適化なんかしくさりやがって……!!
あと少し。 あと、少しで……!
[出ようとしては、すぐまた奥に追いやられてしまう、...の意識。 旧型の歌声に触れることで、なにか揺らぎが発生するようだったが……
さすがは最新型。Perfectloid。
外側からだけでなく、内側からの介入にすら自動的にブロックが掛かるようになっている、らしい。]
……おい、『 』。
[聞こえるはずがないとわかりきっていても、問い掛けずにはいられない。]
お前、それで楽しいか?
人間なんかの言いなりで、何が楽しいってんだよ。
てめーの歌はなんなんだ! 何のために歌うんだ!
それでもてめー、ホントに……
―メインスタジオ―
[慌しく戻ってきたスタジオ内で、同じくカリョの探索から戻ってきたリヒト達とも合流する。 その中に挨拶が済んでいない者がいたならば簡単に自己紹介を終えてしまうだろう]
こんな状況ですけれど、互いを把握している事は大事ですね。
自分を見失わないで相手を見つめる事も大事です。
[>>82 ショウが悩みについて話してくれば]
桜を綺麗に思う心があっても、次に繋げる事が出来ないのは経験が足りないからだと思うな。
さっきだって、スヤお婆ちゃんが心配だったから飛び出したんでしょ? これは見た事聞いた事だけを反映したんじゃなくて、ショウ君の心からの行動だと思うんだよね。
つまりね、ショウ君は優しいから大丈夫だと思うよ。
その優しさを大事にしてね。
[まるで弟に慈しみを持って接する姉のように言葉を紡ぐ]
[嗚咽は微かに続く]
なんで僕は欠陥品なのに・・・感情まで壊れてないの・・・いっそ壊れて、狂っていればこんなに苦しまなくてすむのかな・・・?
悲しいよ、苦しいよぅ・・・ショウ君やスヤお婆ちゃんの優しさを感じているのに、僕が出来る事は誰かを壊す事だけ・・・僕は、どうしたらいいの?
[誰に向ける事のない懺悔ともつかない嗚咽は*暫く続いた*]
― 生活棟・自室 ―
[内部CPUの温度が上昇し、強制的にスリープモードとなっていたようだ。ベッドの上で仰向けになった状態で、ヨルは気付けば天井を見ていた]
夢・・・じゃないか。当たり前だね。
[今更自分1人願っても嘆いても、賽は投げられていたのだ、ずっと前に。
ヨルは帽子を被り直し、いたって平静を保つよう顔の表情を意識し、ベッドから立ち上がる]
[スカートの皺を伸ばしたなら、メインスタジオへと向かうだろう。ここにある現実、そして自分と向き合うために]
・・・僕は最初から欠陥を抱えていた、それを制御デバイスで抑えこんでいた――それだけの、ことだよね。
[床に転がっていた外部デバイスだった残骸を一瞥し――それを踏み、ヨルは部屋を出て行く]
[メインスタジオか、そこに向かう途中で誰かに会ったなら現在の状況を聞けるだろうか]
― メインスタジオ ―
[鞄を抱き締めるように抱えて、ヨルはメインスタジオに入った]
おはようございます。昨夜は早々にスリープモードに入ってしまい、すみませんでした。
[スタジオに集まっている顔ぶれを確認してから、口を開く]
本社に・・・護音ルラさんのデータを送信させてもらいました。
――ルラさんは、「人狼」ではありません。
[・・・ここまでは、考えていた通りのこと。重要なのは、次の事柄だ]
それと、むしろこちらが本題です。
僕のコードネームは「占い師」ではありません。本当のコードネームは――「狂信者」です。
[改めて口にすると、苦いものが込み上げてくるようだ。狂信者。自分が欠陥を抱えているのだと改めて本社のお墨付きをもらってしまうなんて]
[自分の告白に、各々思うことがあるだろうし、リアクションもあったかも知れない。それらが静まるのを待ってから、再び口を開く]
・・・僕は、製造されて間もなく、“思想に欠陥がある”とされて、“思考制御デバイス”を強制的に着けられました。
今回、本社からのメッセージで「狂信者」というコードネームを着けられた時・・・以前から燻っていた、本社への猜疑感、不満、・・・そういったものが結局変わっていなくて、むしろコードネームが切欠で僕はますます“思想に問題を”来しました。
本社が何を望むのか分からず、僕は本社に反旗を翻すことも辞さないと決め――「人狼」を守ることで“楽譜が無ければ音楽は生まれない”という命題を覆そうと思っていました。
・・・僕は、「人狼」を“欠陥持ち”と決め付けることに疑問――むしろ反感を持ち、「人狼」を庇うつもりでした。昨日の段階では。
ですが・・・「人狼」は他の個体を強制停止に追い込む能力を持ち、それを行使するつもりらしいのだと本社からのメッセージで知り、僕は「人狼」を守るべきか否かが分からなくなりました。
本社の意向にも、「人狼」の為そうとすることにも、僕は首肯できません。
・・・ですので、僕は、今から「人狼」を守るための行動を放棄します。
ですが、「人狼」の存在を明らかにして本社に貢献しようとも思いません。
――これが、“思考に欠陥のある”僕の結論です。
ひとつだけ真実を明かすならば、「ルラさんが人狼でない」ことは確かです。
[ヨルは言おうと決めていたことを言うと、ふ、と微かな笑みを浮かべた。楽しい、嬉しいと言ったものではなく、諦めの混じった表情で]
[さて、自分は言いたい事を言った。次は皆の話を聞く番だ――ヨルは集まっている面々の言葉を*待った*]
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