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ふふ、そう簡単に行くかしらね?
[笑って、詠唱を開始した。いつの間にやら、メルクリスが甲冑の残りを展開していて安易にメイアルには近づけないようになっており]
其は光
命の煌き
そして邪悪を穿つ
聖光となりて
彼の敵を討ち滅ぼさん
[皮肉とも取れるような詠唱を終えると目の前の3人に向かって光が天から降り注いだ。]
[そして己の体も幻影のように掻き消えていく中、メイアルがいたほうをみる]
集まりに集まったり、か。
[薄く笑むと掌を向ければ、大地を抉り取った風刃が生まれ、アニュエラ、トミ子、カルロに向け放たれる。
初めから直撃をさせる気がない風の刃はしかし隙を作るのには成功しただろうか。
放ち終えると結果を見るでもなく魔王はその実像が薄くなり、*消えていった*]
[テレビに映る映像を見れば、密かに溜息をつく。]
この町自体を破壊しようなどとするものは、これまでおらなんだものじゃがのぅ。
この町は、善にとっても悪にとっても要じゃぞ?
ここがのうなってしまえばどうなるか、分かるじゃろうに。
[それこそが狙いなのか。そんなことをふと思う。]
[お留守番?と言われ、大きく頷きかける。
しかし、先の変装などの事を考えると彼女にも何かの考えや思いがあるのだろう。つまり]
思えば、私はジンロウTVとやらの場所を知らん。案内を頼めるか?
それから、危ないと思ったらすぐに逃げて他の正義のヒーローとやらの所へ行くと約束出来るか?
[そこで残されたグリーンサラダにフタをした。『また戻ってくるから』という意味でもある]
[そこにあるものではなく、そこからなくなったものを探すのは難しい。
それでも、踏み込んでみる。]
[――キラリ]
[何かが足元で光った気がした。**]
なんと、この力は……!
[光弾をばらまく蝶>>439を険しい表情で見詰める]
この蝶まで魔法を使うという訳かい……。
[絶望には程遠い表情でぼやくと、杭打ち機を取り出すアニー>>449に]
おや、アニーちゃんそういうのが得物なのかい。
[意外そうな声を出す]
ま、アニーちゃんがその武器で行くなら、アタクシは補助に徹させてもらうよ。
[早速撃ち出される呪文に、ぱっと白鳥の背に立ち上がり]
まじかるまじかる、日差しを受け止めよ魔法の屋根!
まじかる☆ばりあるーふ!
[杖を天に掲げると、平板のようなバリアが頭上に出現する。光の59%は受け止められただろう]
[>>423瞬時に、汗をかくほど暑くなった店内、そして目を灼く真夏の太陽のようなカレーを見て……悪ノリを深く反省した。
だがそれも一瞬、>>446熱い男の熱い宣言を聞けば、ウェイターとして為すべきことを思い出す。]
おっけー! 超盛りだな!
おっさん、どんぶり借りるぜ!
[どんぶりに、それこそ昔のアニメのご飯のように高々と盛り上げたライス、3リットルはいる特大のジャグになみなみと注いだ水を彼のテーブルへと運んでいった。]
がんばれ勇者! 負けるな勇者!
[涙目になりながらの応援は、今までで一番気合いが入っていたとかいないとか。]
[戦闘は苦手。…だった
『闘いは破壊をもたらす』と言うイメージしか持っていなかった。
けれども、目の前にいる人間ではない女性は『破壊の為』では無く、『護る為』に闘っている。
そんなグラジオラスと共にいると...の中で何かが変わり始めていた。]
うんっ!
[目一杯の笑顔で応える]
おねーさんもちゃんと約束護ってくれたです。だから、ちゃんと私も約束はまもるですよっ!!
[>>460そういうのが得物か、と聞かれると、微笑を向け]
あたしは何でも使えるし、何でもできる。
この世で一番美しいアニュエラ。
完璧で最高のアニュエラ。
命も、世界の半分の支配権も、この世の全ての富と栄誉も、ソデにしてきた女!!
[ダンダンダン!]
[杭サイズの針が、真紅の蝶へ向かう]
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