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「ん〜〜〜、やっぱりアンタはワカってない。ジンロウ町という町を。
そりゃアンタ、ああなっちまうとふつうは異常だわ。
警察だオカルトだですわね。普通はね。
だけどこれはジンロウ町のハナシでしょ。
ここはそういう町だから、だから疑問には思わないね。今でも」
[本当に役に立たない目撃者であった。が、町では何かが間違いなく起きていた]
―商店街路地―
ありゃJJさんか?
しかし何でまた……。
[奇妙な笑い声を発しながらローラーブレードで去って行くJJらしき人影。
しかし、何かが違うような――
そう、眼鏡のフレームとか、あと指名手配犯みたいな顔付きとか]
偽物……なのかのう?
[遠くから聞こえて来るのは悲鳴ではなく笑い声だったが、時折爆発音も混じっており放置する訳にもいかなかった。
結局、またも駄菓子屋は臨時休業して、偽物の影を追う事にした]
ふむ――
[青薔薇の少女の返答>>168に、角張った顎を撫でる。]
ワシゃあな、この町が好きなんじゃ。
善とか悪とか主張しとる連中が、わいわいと騒いどるこの町がな。
もしこの町が、今のままでいられなくなるようなら、ワシゃ、それを防がにゃならん、と思っとる。
おまえさんがこの町を変えようとしとるなら…ワシの前に立つことになるかもしれんの。
[最後は、少し寂しそうに言う。]
「ひゃははははははは。ワシはプロフェッサー JJじゃー」
[ローラブレードで目に付いたマンションの壁に"窓からデスクトップPCを投げ捨てる"トリックアートをペンキの一発描きで描いているJJ怪人だったが、追尾するトメ子に気づくだろうか。2690以上なら気づく]
「ぎゃはははは。芸術は爆弾じゃぁぁぁぁ!」
[仕上がれば、祝砲代わりに周囲に手投げ爆弾をバラまいた。どうやら爆発物部分以外はコピーは出来ていないようだった]
[教団本部より、そちらは大丈夫か? と問い合わせが届く。
なんでも、エーテル地場がおかしなことになっているらしい。
原因は青薔薇の君だったり、異次元テクノロジィだったり、ヒーロー密度だったりするのだろうが。]
いいえ、援軍など要りません。
[断言して通信を切る。]
ジンロウ町はこれまでのように平和に逞しく、ただ、神の名の下にあるヒーローに憧れるようになればいいのです。
そのためにも、聖ヒーローが欲しいところなのですが――
[教区の見回りに出れば、爆弾の音が届く。>>176]
便乗して小者が悪さをしているようですね。
説教に行くとしましょう。
む。爆発音?!
ワシを呼んでいるのじゃな!
待っておれ!
にょひょひょひょ〜〜〜
[偽者と大して変わらない叫び声をあげて町を駆け抜けていく]
―ビル群倒壊跡―
いよ・・・っと! (ドガァ!)
[正義の味方といっても救済活動においては単なる力持ちのレスキュー未満と化す。 大きな瓦礫を力任せに引っくり返し道を確保する作業に従事していた]
ところで (ズゴォン!) 魔王殿! (ドゴォン!)
この後時間があれば、少し休憩がてらに食事でもいかがですかな?
正義と悪も関係なく入れる店があるのですよ!
よっこいしょぉぉぉ!(ドカボコーン!)
[体力だけは無尽蔵に沸いて出てくる男であった。 魔王が断らない限り、一緒に中立亭へ向かうだろうか。 断った場合は一人で帰還するだろう。]
―ジンロウニューススタジオ―
「緊急ニュースです。
魔王より文書が届きました。読み上げます。
『滅亡の先駆けは天より出でる業火なり。
その灼熱の矛は世界の心臓を貫くであろう。
傷は癒えることはない。
世界はかつてないまでに破壊され、滅亡の発端となるだろう』
空中カメラへと切り替えます。」
[画面が切り替われば、そこに移るのは黒い並々ならぬ熱を放出する腕と矛
他は黒い靄がかかったようにして全身像は覗けないがその人間よりも大きいであろう腕だけで巨大であるということがしれる。そしてその周りには>>1:474にも現れたソドゴルの群れ。
その矛は真っ直ぐに、ジンロウ町の中心へと向けられ振り下ろされている]
「なお、ヒーローや怪人だけが読める紙も同時に送られてきました」
[[[ 1d20 ]]で200も叩ければ破壊できるだろう
とはいえ、同じものの攻撃は四度も受ければそれ以降は何をしても無力化する術を学んでしまうがな。]
「とのことです、また、度重なる緊急事態により魔王城までカメラを回す余力がなく、映像でお届けできないことを深くお詫びいたします」
―緊急ニュース 終了―
なんじゃあの絵は……あれがゲンダイあーととかいうやつかね?
[窓からコンピュータを投げ捨てる絵を描く怪人>>176に首を傾げる]
いまいち悪気が感じられんが……いや、爆弾の使用は危険じゃのう。
[相手が気付いていないのを良い事に、一気に魔法の射程圏内まで接近する]
こりゃ! 悪事を働くのはやめるのじゃ!
[杖を銃のように突き付け、"ふりーず"とばかりに声を張り上げた]
[魔王なので救助する気はなく、力任せに瓦礫をひっくり返す様をただ眺めるだけの魔王。
ちなみに今ようやくニュースが流れたことなど知りもしない
ジャスティス便じゃなかったため遅かったのです。]
ふむ、いいだろう…しかしもう少し加減をしてやったほうがいいぞ
そのように豪快にやって人が埋もれていたら無事で済まぬかもしれぬ。
細かく破壊をしてだな――
[なぜか魔王なのに救助活動を教えたりする魔王であった]
[爆発音の元凶=ローラーブレードで失踪しながら悪さをしている白衣の男には見覚えがあった。
過去に別の教区で、教会が人工衛星“アークエンジェル”の製作を依頼した科学者――]
JJさん――?!
あなたの作った衛星は、いまだ宇宙にあるというのに、あなたの理性は地に堕ちましたか。
[と、移動とか色々な前に]
ああ、そうだった。
珍しい主の姿を見に来ただけではない
[とアニュエラに呼び掛け、封筒を投げて渡す。]
どうせメイアルがツケにでもしているのだろう。
それに此度のことでまた追加せねばならなくなったのだろうて、前払いもしておく
[と、渡せばそこにはアニュエラも満足する額が入っていることだろう。そして何事もなければ中立亭へと向かうだろう]
―隣のマンション屋上―
[給水等の上でライフルを肩に担いだまま、咥え煙草で帽子を被った髭面の男が一人、偽JJの元にやってくるヒーローを待ち続けた]
「人遣いが荒いのは……どうなんだろうな。一体」
[トメ子達の姿を確認すれば、どっちを狙うか考える。神父はまだしもトメ子の実力と、二者連続狙撃の成功率を考え……]
「やめだ、やめ」
「それが良かろう」
[傍らの着物姿の怪人共々、撤退していった]
む、神父さんかね?
[ギルバート>>187の声にそちらを横目で見る]
良く見るんじゃ、あれは偽物じゃよ。
本物のJJさんは、こんな声を上げたりはせん!
[今頃凄い叫び声を上げているとは気付いていない]
[カンナギが顔を出したのはそんな時だったか(>>129)、青薔薇の元へ一直線に脚を運ぶと。
彼女の事を、抱きしめてみせる。
思いも寄らなかった目の前の展開には、きっと慌てふためいて
2人に背中を向けて、視線を泳がせる...。
…店主が海水濡れになっている事には、きっと気付かなかったんじゃないかな
そのまま、挙動不振な所作を繰り返している間に、カンナギはその場を後にしていただろう]
[そんな...の背後、カンナギが出ていった後
店主が青薔薇に何かを問うていた事になんて、きっと気付かない]
[…我に返るのは、8(10)分位だったろうから]
―少し前―
[入ってきたカルロ>>184には、少し罰の悪そうな顔を向ける。]
おお、おまえさんか。こりゃへんなところを見られてしもうたの。いやなに、ちと腰を抜かして…いやいや、腰を痛めてしもうてのぅ。
なに、心配無用じゃ。しばらくおとなしくしていれば、じきに良くなるじゃろうて…ってててて……。
[やっぱり大丈夫じゃなさそうな様子で、そんなことを答えた。]
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