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[日はいつの間にか暮れてきて、次第に瞬く星の数がふえていく
いろんなところに散らばったゴーレム達はその光の中のどこかにいるのだろう
仲間達は今何をしているのだろうか
町の護衛、墓守、様々な職業についた仲間達・・・
そして、今までであった友人達
その者たちを心を馳せる]
友達か・・・。
[夜空を見上げるゴーレムには何が映るだろう**]
- 温泉 -
[暫し、ピンク色の調べに耳を澄ませる。
『今宵、銀河を杯にして。』バンクの言葉は、どこへ行っても宇宙で繋がっているって言いたいのかなあ。
そんな事、バンクはひとつも考えてなくて、お酒を飲みたいだけにも思えるけどね。]
ごめんね。
君を選んだのは、長く長く、生き続けられるとも思っているからなんだ。
寂しくないって言ったけど、
………やっぱり、ほんの少しだけは、
寂しいのかもしれない。
[僕は目を閉じて静かに呟いた。]
よし。
そろそろバンクのいる炬燵へ向かおう。
[僕はきままなドラゴン。
温泉を出て、てくてく炬燵へ向かうよ。
誰かが付いてくるなら一緒に向かうけど、ひとりでだって行っちゃうんだ。]
- 大きな炬燵 -
[僕はバンク達のいる炬燵に辿りついた。
ほっかほかの体で炬燵に入れば、更に暖かく感じる。]
やあ、こんばんは。
良い年越しの夜だね。
[炬燵にいるひとびとに挨拶をし、ほっこり炬燵にインして布団を捲ってみると、バンクもぬくぬく丸まっている。]
- 大きな炬燵 -
[先に炬燵の住人となっていた、ヤツハとアズライルと挨拶をし合い、お互いの名前を知った。僕からは、ヒジリと名乗ったよ。]
アズライル……。
[僕はふと名前を呟く。
アズライルの注意を引いたならば、]
ああ、ううん。昔、その名前を物語の中で聞いたことがあっただけ。
[ヤツハの画面には、『銀河紅白歌合戦』が流れている。
どうやら、この銀河の歌自慢達や人気歌手達の歌が流れる番組のようだ。人以外も出演してるのかな?(+表+)
ステージも凝っているし、煌びやかな衣装や司会の軽妙なトークが流れていて、退屈な番組でもないようだった。]
ねえ、他の番組にも変えられるのかい?
[特に見たい番組がある訳ではないので、尋ねただけだよ。僕は、ヤツハから流れる番組をBGMに、温泉みかんをひとつ剥き始めた。]
[どうやら手長猿は現れないようだ。]
あ〜……気持ちいいわ。
もう最高。
[ふと空を見上げると、いつの間にか日が暮れてきているような気がする。]
あ……けっこう時間経ったのね。
帰りが遅くなっちゃうな。
[おかしな星の正月には間に合うだろうか、とふと思い出した。
この星で年明けを迎えて、それからすぐに帰ったとして、どうだろう。]
帰らなきゃ……。
でも、もう少しこのまま……。
[ゆっくり、湯の中で目を閉じる。*]
最近は、こんな番組が放送されているんだなあ。
[丁度、次の歌のようだ。人型の*05縞馬*種族が華麗な衣装と共に、爆炎と共に/海から+裏+ 登場し、歌を歌い始めている。声量、歌唱力は高いみたいだ。]
もぐもぐ。
あっま〜い。
[温泉みかんは、とても甘くなっている。]
ヤツハとアズライルも食べるかい。
[温泉みかんを食べたそうなら、ふたりにも分けるよ。]
[tan◆から黒鳶◆へ色が移り変わる海の中から、美の女神の様なポーズをした人型の縞馬が現れた。テレビの中の歓声もとても大きいみたいだ。]
綺麗なひとだ。
普段はモデルもやっているのかなあ。
[女性に名乗った後、ふと視線を感じた気がする>>1:149。テレビの形をしたものから視線を感じるというのもおかしな話かもしれないが、不思議と違和感は感じなかった
ヤツハの顔(?)に表示された文字を読むと、にこりと笑う]
うん。そうだね。僕の星はね、絶えず"書く"こととそれが"読まれる"ことで成り立ってる。
そして僕は"書く"側の人間なんだ。
だから、時折こうやって外の星にも出歩くことが大事なのさ
珍しいものを見ると、とても気になっちゃう質でね
こうやって色々、書き留めてるんだ
[持っていた手帳を開いてヤツハに見せた。
この星にくる以前の記録もそこには載っていただろう]
エネッタ、か。よろしく。
おかしな星か…確か何処かで記録を見たことがあると思うけど、あまり憶えてないな…ごめんよ。
君の星は、どんな所なの?
[女性から名前と出身地を聞く>>1:167と、顎に指をあてて少し考えるも、記憶の奥底に沈んでしまっているようで思い出せない
彼女は返答しただろうか。どのみち、次第にヤツハに興味を示したようだ
ガラガラと音を立てて動いたのには流石に驚いたようで、はははと思わず笑ってしまった]
うん。テレビだけどヤツハ、なんだねえ。
確かに、この星のイメージとは合致しないね?
[頷きながら、エネッタの他の星では珍しくないかも>>1:170という言葉を聞くと、同意を示す。
続いてヤツハから色んな星を回っている>>23と聞けばああなるほど、と納得したように頷いた]
本当だよね。こんなにあったかい星は僕の知ってる中ではとても珍しいよ。
………。
[エネッタに同意を示した>>1:170後、何か思いついたように懐から手帳とは違うsaddlebrown◆色の紙を取り出す。
そしてささっと文字を書いた
エネッタからたこ焼きを差し出されると、丁度書き終わったのかペンと紙を元通りにしまう]
おぉ、たこ焼き!ありがとう。
君も祭りを見に行ったんだね……って、あちっ!
[ひとつ口に運ぶと、まだ熱々の状態だったようだ
ふーふーしながら少しずつ口に運ぶ
そういえばヤツハは食べれるのかな、と視線を移してみるとコンセントのような腕を伸ばして画面にたこ焼きをほうばる様子が映し出された>>23]
へぇ…?すごいね?どういう仕組みなんだろう
[エネッタと同時に驚く。
こみゅにけーしょんを円滑にするための機能だろうか。などと浮かんだがこの場においてそういうことを論じるのは野暮だろうね、と言わないでみた]
― 回想 ―
私の星はね……そうね、美味しいものがたくさんあるわ。
特にお菓子が特産品。お菓子の家なんかもたくさん建ってるわよ。
だから“おかしな星”なんて呼ばれてるのよね。
[>>60アズライルに故郷のことを教えてあげる。]
この星はあったかくていいけれど、でもチョコレートの屋根はすぐに溶けてしまいそうね。
[>>61アズライルが何やら手帳に文字を書いているのを見る。
彼が図書星出身で>>59物書きをする人らしいことを聞いていたので、興味深そうにそれを見つめた。]
不思議よねえ、ヤツハ。
最初はあなたがテレビを見ているだけなのかと思ったわ。
[アズライルが熱々のたこ焼きに苦戦しているのを見ながら蜜柑を頬張り、
ヤツハに一緒に驚いたりしてまったりした時間を過ごす。*]
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