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[豪快にアップルパイを食べる男>>213>>229
それでもさして驚くわけでもなく]
えぇ、私が作ったわ。
自己紹介が遅れたわね。私はイライダよ。
美味しいと言ってもらえるのがなによりの報酬よ。
[優雅に微笑み、ホールにいる人々のやり取りを眺めていた]
[『メーフィエにたまご1個』
どう見てもお使いのメモである
はじめてのおつかい]
え、本当に割るの?
[視線は興味深そうにヴァレリーへ
割るなら、どうぞ
棒はここに有る]
えーと、世界最大の鳥がダチョウで
ダチョウの卵も直径10センチぐらいなんだよね、確か
何が生まれんの、それ?
[そういえば、という感じでキーラをみる]
ウエディングケーキって言ったわね。
結婚間近のカップルでもいるのかしら?
[思い当たるのはパニーニを一緒に食べたレイスとオリガ
あとフィグネリアとミハイル]
[挨拶の後に突然の質問]
もっぷにかわる掃除道具…それってなぞなぞ…?
う〜ん
[腕を組んで難しそうな顔]
掃除道具って…ハタキとか箒とか後は柄付ブラシとかかなぁ
[答えはこれでいいの?とばかりにロランを期待するような顔で覗き込んだ]
箒でなくば……
モップでもいいか、と思ったら違ったらしくてな。
[理屈でもなければ当然なぞなぞでもない]
今度、どこからか騒々しい声が聞こえてたら、
試させてみればいい……そう思っただけだ。
[空を見上げるが、無論そこにアリョールはいない(と思う]
ん、んー
[キリルの呑気そうに思える会話に、こわばっていた肩を緩めて]
たまごから生まれるものかァ―
[50センチほどの透明なたまごのそばに座り込むと、モップはそばの床におく。ぺたぺたと触れてみた。存外、冷たい]
[ヴァレリーの自己紹介に優雅に会釈する]
ここで、割るの?
何かあるのかしら?
[興味深げに巨大なガラスの卵を見つめる]
[どうやら割る算段になったらしい。意外な展開に面々の顔をひとつずつ見て、もういちどたまごに視線を戻した]
どうする。
男の子とかが出てきたら―
[おとぎ話のように]
でも……ヴァレリーさんが
頼みごとを聞いてくれて、よかった。
[ホールにあの大きなたまごを運び入れた後、
彼が快く承諾してくれたのを思い出す。
いつか目にした、きらきらと輝く卵たち。
そのやさしげなあたたかみは
きっと持ち主に幸いをもたらしてくれるに
違いないと思っての、あのお願いだった]
…自己満足かも、しれないけど。
[鞄の中身を整頓しながら、それだけをぽつりと呟く]
騒がしい?
(誰かがドタバタ大掃除でもしてるのかな?)
―うん、わかった
お兄さんが次は柄付ブラシだよって言ってたって
伝えればいいんだね
[頷くと、リディアとロランに手を振って、
もう一度階段へとチャレンジ]
結婚間近かどうかは知らないけど
お前らさっさと結婚しろと言いたい所なら
[ピンクワールドが見たい
切実に
ウェディングケーキはそれに負けない吐くぐらいの甘さで]
割るなら、高い所から落とすのが確実だけど
破片が危険過ぎるね、ダメか
[>>265男の言葉にひょいと男の指差す先を見る]
……?
なんだか靄みたいに見えるわ。
[男ほどはっきりとはみえないけれど、桃色の繋がりのゆえかぼんやりと輪郭をとらえる。
なあに?と視線だけでといかけた]
何にせよ、不思議な出来事が起こりやすいのは確かだし
このたまごも普通に割れました、だけじゃ済まなさそうだ。
でも、生き物が出て来たら…
それはそれで、すっげぇやだな。
[きっとキーラは喜ぶんだろう、なんて言葉にはしない。
傍に置かれて居たモップを借りる事にし、拾い上げる。]
とりあえず、一回これで突いてみるか。
それなら破片もそこまで飛び散らないし、もしも得体の
知れんものが入っていたら……
穴から覗いてはいさよーならも出来るしな。
? ?
[>>267のぼやきには、少し首をかしげたが、まあいいか]
「危険」とか存在するのかしらって気もするけどね。
[だってさっき階段から落ちても、傷一つない]
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