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あ。ヒグラシさん………ジェリコちゃんは?
[返答が先か尋ねられたのが先か−答えをしれば、不安げな眼で見上げただろう]
ん?
[ぽてぽてと広間へと戻ると、ジーマとマーブルが戻ってきたところだった。なにかあったかと尋ねるジーマに]
変わったことなら…
[先刻みた幻について話そうかと考えたが、いいよどむ。]
ジェリコちゃんが戻ってなくて、トレイスさんが探しにいったくらい。
[と、答えた]
ジャラ…
[ベッドから身を起こせば、首筋に独特の重み。つけていたペンダントの鎖がぶらりと垂れ下がっていた]
これのこと…? まさか、ね。
[かの王国に伝わる由来のあるペンダントという与太話のある代物だが、自分はその真偽は偽と思いつつも単純に気に入ってさげていた。]
もう一眠りしたいところだけど。
[朝を拒絶して寝直せば、スーの頭になにやら履物が当たるような夢を見た。はて、その履物はどこから飛んできたのだろう**]
[...はサユラに軽い誤解をうけていたことも知らず、ジェリコの帰りを待って−…]
……なんだか変。
じっとしてるといやなかんじ。
[普段はそんなことないのに。そう思えば一瞬陰りの表情をうかべ]
[お茶を飲みながら、辺りを見回す。
小屋?]
ここを出る前もつい叫んでしまったが。
改めて見ると、ますますなんじゃこりゃ、だな。
今までの経緯を考えると、誰かがこうなるように願った、んだろうな。
なんともまぁ。
[呆れた顔をして、いつの間にか出て来た朝食にありつく。
籠の小鳥には、パンくずと水を入れてやったりして]
〔更に森の奥に迷い込み〕
ええと、こっちじゃなかったな。 あっちかな?
〔角度を変えて曲がってみる その先に+丁+←丁:小屋への目印を見つけた 半:元の湖が見えた〕
あっ!
[そわそわと玄関あたりをうろうろしていると、ジェリコと、トレイスが歩いてくるのが見えただろう]
よかったー…
ジェリコちゃん、急に姿が見えなくなったから…
危なくなかった?大丈夫だった?
[2人に駆け寄ると、ジェリコの頭を軽く撫でた。一休みするジェリコに片手を挙げて応答するだろう]
−回想−
[ジーマの何かあるかも、には、むはーっとなりかけるが、医者の言っていた方角に進めてない事が気に掛かっていたので]
んー、やっぱ行くわ!まぁ寂しかったら俺が一緒に帰ってるつもりになりゃー、森の魔法で分身でもするかもしれんな!
[道案内もしてくれるかもよ!と笑って言うと手を挙げて歩きだす]
まぁ、あんたと俺は縁も出来たしまた会えるんじゃね?
[最後の台詞はジーマの耳に届いたかどうか。
ジーマが帰り道迷って寂しくなったかは定かではないが、小屋の誰かはジーマと共に歩いている男を、そして笑って手を振り消える分身を見たかもしれない]
あ、フーちゃん!
[宮殿の入り口付近にフーがウロウロしているのを見つけた、た。
こちらが動くよりも早く、すぐに駆け寄って声をかけてくれた。]
えへへー…。
[フーに頭を軽く撫でられて、嬉しそうに笑った。]
ごめんね、心配かけちゃった?
いつのまにかひとりぼっちになっていて、
ちょっと怖かったけれど、大丈夫だったよ。
…湖を見つけたの。きらきらキレイだったよ。
…ヒグさんは、ずっと一緒だったの?
[ふと思い出してフーに尋ねたら、ヒグラシのいるところまで案内されただろうか?
すれちがいに何処かに出かけていなければ、少しは言葉を交わしただろう。
豪奢なソファにちょこんと座って、ウツラウツラと*]
あ、お帰りなさ……え?
[帰って来たジェリコとトレイスに声をかけようと振り向いた。
しかし内装…というより、構造ががらりと変わっており。]
〔宮殿の前で手を振るフーの姿をみれば 手を振って答え〕
さあ ついた。 って、俺の名前はトレースじゃなくて『トレイス』なんだけどなぁ 〔頭をかしかし掻きながら、ジェリコが休むのを見守った〕
ヒグラシさんは戻ってたんだね。よかったよかった。
そう言えば、俺と一緒にいたルシアスさんは帰ってない?
〔訊ねられれば、途中でふっと消えてしまったこと、ワープしてここに戻ってるのじゃないかと思って戻ってみたことを話すのだろう。〕
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