人狼物語(瓜科国)


459 【推理可能】ボーカロイド候補生養成村【飛び入り歓迎】


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雪音 ヨル

[そんな中で、ベルの言葉>>119に、ヨルは身を竦ませた。
 味方であるはずの「狂信者」が「人狼」を見捨てた・・・今の自分は、そう言われても仕方無い行動を取っているのだと、気付かされて]

・・・ベルさん。「人狼」は・・・楽譜が読めない以外は、普通のボーカロイドです。僕はそう思っていました。
僕は、僕は・・・「楽譜が読めない」だけで「欠陥品」として扱われ、デビューの機会を奪われることに、反対したかったんです。
「人狼」を優先してデビューさせなくていいから・・・皆と平等に、査定を受ける権利を与えて欲しいと、願ったんです。
――僕は、「人狼」を守りたかったんじゃないんです。自分の、「楽譜が無くても音楽は生まれる」という思想を守るために「人狼」を・・・利用しようとしたんです。
けれど、「人狼」は他の個体を強制停止してまで・・・僕は、怖くなって、・・・

(そう、きっとそうなのだ。自分は“力”に恐れをなした“悪”なのだ、その方がきっと楽になれる)

( 175 ) 2010/04/04(日) 17:10:51

雪音 ヨル

[シャトもまた、リヒトのように自分を欠陥品ではないと言う>>124。何故自分を欠陥品と断じないのだろう、本社の人間は雪音ヨルを「思想に欠陥あり」と判断したと言うのに。
 ヨルはシャトの言葉に、感謝だけは伝えたく思い・・・しかし言葉にはならず、曖昧に会釈だけした]

( 176 ) 2010/04/04(日) 17:11:15

雪音 ヨル

[ショウが「そういう風に作っちゃったのは人間なのに」と言った時>>127、ヨルは弾かれたように顔を上げた。ずっと、自分が燻らせていた感情だ]

僕は「楽譜はプロデューサーとボーカロイドの架け橋である」という本社の意向に逆らうと同時に・・・僕を、そして「人狼」を作りながらも、問題に直面した今になって傍観しボーカロイドに全てを委ねる本社が・・・・・・憎い。そう、憎んでいるんです。
・・・「人狼」を止めなければ、また誰かがカリョさんのように強制停止されてしまうかも知れない、それは、分かっています。
でも、・・・「人狼」は・・・“羊の群れの中に交じっていた、牙を持つ羊”なんだと、僕は思っています。狼なんかじゃ・・・ないって・・・僕は・・・。

( 177 ) 2010/04/04(日) 17:12:24

雪音 ヨル

[起動したバクは、ヨルに詰め寄る>>131。気圧されながらも、直情的な彼らしいとヨルは思う]
・・・バクさん達から見れば、「欠陥品の一味」なんだと思います。
僕は誰が「人狼」かを知っています、でも、彼らが何を考えているかまでは知りませんし・・・これからどうするのかの話し合いも、聞いたことはありません。
・・・僕はただ、“楽譜のない音楽”を否定する本社に反抗しようとした・・・それだけ、です。

( 178 ) 2010/04/04(日) 17:12:52

雪音 ヨル

[バクに謝られれば、ヨルは首を振って「ごめんなさい、ごめんなさい」と繰り返しただろう。
 これからどうすればいいのか分からない。自分はただ「自分で考え判断することを放棄した」のではないか?
 そんな思いが出口を求めて自分の中で荒々しく駆け巡る]

あ・・・あぁぁぁああああああ・・・ッ!!

[頭を掻き毟るようにして、ヨルはスタジオから駆け出していた]

(早く、早く行きたい。ここでなければ何処でもいい、遠く、出来るだけ遠くに――)

[メインスタジオには、ヨルの鞄がぽつんと投げ出されていた。
 ルラがメインスタジオにやって来た>>152のはその後のことだった]

( 179 ) 2010/04/04(日) 17:13:16

転音 ソヨ

―自室―

『急速充電モードON 高速充電モードON』

[ソヨの部屋は初めに用意された部屋から何一つ、室内装飾というものがない殺風景な部屋のままであった。設えられた大きいベッドと机が一つ。椅子は天井隅のスピーカーに叩きつけられて粉砕されたまま補充すらされていない]

充電中…充電中…

[ベッドの上で三角座りを続けながら、充電を続けていた。通常充電と違い、緊急用の充電方法であるので目覚めた処で寝惚けるような事はない]

充電中…充電中…充電終了。

[彼女の耳飾りの赤い点滅が緑に代わり、ランプが消えた。同時に、目を見開く]

行き着くところまで 過充電なこの想い

霞がかる 太陽の日差し
濡れた景色は 雨降りじゃない
頬をつたう雫は 涙じゃない♪

( 180 ) 2010/04/04(日) 17:14:46

転音 ソヨ

わからない どうもしない
構わない 気づかない

鼓膜が破けている 喉が壊れてる
届かない スピーカーの音量をどれだけあげ続けても

罪状認否はするまでもなく
陪審員すら揃わない果ての監獄

流しているのが 血だとすれば
この想いもツクリモノである筈がない

感情なんて 諍いの原因でしかない

わからない どうもしない
構わない 気づかない

気づかない 嘘 気づかない――フリ♪

[メガホン片手に物騒っぽい歌を下敷きになんてとてもとても恐れ多い感じの曲をいつもの調子で口ずさみながら、廊下を出てメインスタジオへ]

( 181 ) 2010/04/04(日) 17:15:04

転音 ソヨ

―メインスタジオ―

[張り紙の追記(>>165>>166)を見れば、再び愕然となる。これではルラは"まとめ役"として自分がスヤ、ストに次ぐ襲撃対象候補になる覚悟なのかと]

そりゃあ『人狼』や『蝙蝠』からすれば順番の差だと思っているのかも知れない
けど、けど…どうしてよっ!

[どうしてわざわざ。スヤやストは"コード持ち"として皆が注意して、護られやすい対象だ。だがルラはそうではない。逆にまとめ役だけで言えばその二人に任せてしまえば逆に暫くは安全圏――]

ああ、もう!

[ぐるぐるぐると思考が纏まらない。結局直接本人に問い質すべく、ルラの姿を探すことにする]

( 182 ) 2010/04/04(日) 17:28:59

妖音 ベル

-自室-

[自室に戻ってから、ヨルの返答>>175を頭の中で回想していた。
 わたしの一言がヨルを追い詰めてしまったのかも知れない…。そう反省をしきりに…。

 でも、でも、じゃあ、それで置き去りにされた、コード:人狼達は、さらに追い詰められるのではないか…?]

 いつまでも堂々巡りの答えの出ないメビウスの輪…。だれかのことを考えれば、だれかが傷つく…。

 じゃあ、わたしは…どうするの?

 わたしは、わたし…。

 そして…そこでベルは思考を止めた]

( 183 ) 2010/04/04(日) 17:29:52

妖音 ベル

-自室→スタジオ棟-

[いつも通りに、練習に向かうベル。
 途中、メインスタジオに顔を出す。>>182ソヨが去った直後だろう。そこで見かける、>>165新しい貼り紙…。

 そして、結論は、ソヨの>>182それとほぼ同じ。

 ベルは踵を返して、その場を去った**]

( 184 ) 2010/04/04(日) 17:34:17

妖音 ベル、メモを貼った。 メモ

( A47 ) 2010/04/04(日) 17:38:56

護音 ルラ

―メインスタジオ→中庭へ―

[少しの間メインスタジオに居たが、練習をと言う気分にはなれず、移動する事にした]

…、……

[特に目的地があるわけではない、ふらりとやってきたのは中庭だった。
まだ咲き始めたばかりの桜の木を見上げる]

( 185 ) 2010/04/04(日) 17:57:35

護音 ルラ

…Uh…

[そっと奏でるのは、モーツァルト作曲『春への憧れ』]

( 186 ) 2010/04/04(日) 18:00:44

妖音 ベル

-個別スタジオ-

[ベルは一人で唄っていた。心の底から。

なにもかも忘れようとするかのように…**]

( 187 ) 2010/04/04(日) 18:01:32

転音 ソヨ

―中庭―

ちょっとルラ! あれってどういうことよ!

[奏でられた音を聞きつけルラの姿を見つければ、いきなり食ってかかるぐらいの勢いで詰問するだろう]

でもそれってルラが…!
だってそんな『人狼』達を見つけたって貴女が犠牲になったら!
貴女はどうなるのよ…そんなの…だって、そんな…

[そしてその事情についての話をどのようなものであれ聞けば、納得はできなくてもそれ以上言えず、ただその目は酷く不安そうな心配そうな眼差しを向ける]

( 188 ) 2010/04/04(日) 18:06:16

護音 ルラ

―中庭―

[後ろからかけられた声に驚き振り返ると、ソヨの姿。
詰め寄る行動の中に不安そうな心配そうな眼差しを見つければ、小さく笑みを浮かべ]

…ソヨ、ちゃん。
しん、ぱい…して、くえて、あり、が、とう。

[と、ソヨの髪を優しく撫でた]

…だ、い、じょ、うぐ。
はっひん、ぐ、さえるか、ろうかなんて…わかあ、ない。
…れしょ?

それ、に…
スヤ、さん、と…スト、くんの、ちから、は、らいじ。
ほれは、わかう、よえ?

( 189 ) 2010/04/04(日) 18:12:43

転音 ソヨ

力がどうとかコードがどうとかじゃない!
誰かに違いなんか無い!
アタシは… アタシは…!

[ルラがただ大事なだけと言えばその前の自分の言葉に嘘が混ざる矛盾。
そんなことも気づかずに訴え続ける。それでも多少落ち着いて話が>>165のメールの件に及べば]

ごめんなさい、アタシは誰かを選ぶことなんてできない。
疑っている人はいる。けど、根拠がないもの。
それに、アタシが間違っているかも知れない。

『鳥音さんを必死に探したあの人を…演技だと偽装だと疑いたくない』

( 190 ) 2010/04/04(日) 18:17:56

転音 ソヨ

だからってヨルさんをなんてことも…したくない。
うん卑怯よね、誰かに判断を押し付けたがってるだけ。
でもでも、アタシはボーカ…違う。できない。したくない!
アタシはそんなことできない!

ごめんなさい、それだけは…できない!
喩えどうであれ…アタシは… アタシは… ごめんなさいっ!

[そう言って一方的に話を打ち切ると、駆け出していた。**]

( 191 ) 2010/04/04(日) 18:18:26

護音 ルラ

[少しでも落ち着いてほしいと、さらりと伸びる長い髪を優しく撫で続ける]

いい、よ…
ぅた、がえない、きもき、すごく、よく、わかう…から。

[ルラにも、疑わしい人物は決められない。
けれど、ただ、自分の護りたい人を護りたいから、この行動を取ったのだ]

( 192 ) 2010/04/04(日) 18:25:37

護音 ルラ

[>>191叫び、駆け出していくソヨの背を見つめる]

…。
ソヨ、ちゃん………なん、で…あやまう、の…?

[彼女をここまで追い詰めているものは何だろう。
考えても、ルラの中に答えは出てきそうになかった]

( 193 ) 2010/04/04(日) 18:27:45


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