1611 who are you?〜そして誰かがいなくなった〜
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私の村では、最初は占いに頼って。
庇われない人から…弾かれていって。
……この状況では、あまり役に立たないですね…。
[問い>>194にあやふやに答えて、揺れる窓枠に目をそらす]
信じられる人がいるなら、それでいいと思います。
私は……無理だから。
だから、嵐のうちに、やらなきゃ。
[後半はぶつぶつと独り言のように。
容疑者の6人の顔を思い浮かべる]
( 207 ) 2015/08/23(日) 22:58:37
―― 回想:所謂"最終日">>199 ――
[犠牲者の居なかった朝。告げられた内容は、予想通りの内容で。
告げられた内容は、ただ事実としてすとんと心の中に落ちた。
それを容易にできるほど、心の中は空っぽになっていたから]
……そう、そっか……そっか……。
[ランスの口から出た言葉は半分も入ってこなかったけれど。
それが彼の優しい嘘だとは、なんとなく理解できた。
それ故に――私の中で人狼と『おにいちゃん』が等号で結ばれたとも言えるかもしれない]*
( 208 ) 2015/08/23(日) 23:08:27
―― 回想:朝:ランスの自室>>201 ――
あ、起きた起きた。
もう、寝癖も付けちゃって……。
[ぼんやり薄く笑うランス>>201。その姿に苦笑しつつも、出る準備があるなら手伝えるところを手伝う。
流石に寝癖のまま出ようとするなら]
だーめ!ちゃんとピシッとしなきゃ!
ね?
[彼から言われたお礼の言葉。それが嬉しくて、つい早足になってしまいそうだったけれど一緒に食堂へ。
これから彼がどうなるか、まだよくわかっていない]*
( 209 ) 2015/08/23(日) 23:08:36
―― 回想:食堂>>202 ――
[みんなが動いている。キリクとマコトの口論も聞こえる。
私はどう動くべきなんだろうか。
過去の人狼騒動では、結局どう動くべきか定められず足を引っ張っていた記憶がある。
だから、今朝自分が役に立てたのなら、それがとても嬉しくて。
顔を伏せながら、その気持ちを押し殺す。まだ途中なのだ]
あ……ありがとう、ランスさん。
[椅子を勧められれば、素直にそこへと座る。
座った先で彼の横顔を見上げたりもしたけれど]
――大丈夫。
ランスさんだからできる事はある、よ。
[ため息を漏らした彼に、慰めにならないような慰めを]*
( 210 ) 2015/08/23(日) 23:08:49
……。
[キリクはどう反応したのか。
男はそれにも上の空で何か返事をしたかもしれないが、不意に奥の台所へと歩き出す。
そこには居たのはクリスタとニイナだろうか。
どちらの事も特に見つめる事無く、かまどのその近く、いつも食事の時に座っていた場所に黙って腰かける。]
……すいません。
[最初に口をついたのは意味のない謝罪。
それから、暫く火を見詰めて沈黙する。]
( 211 ) 2015/08/23(日) 23:09:15
俺は……。
貴方がどれだけ手を汚し、穢れようとも。
汚らわしい、とは思わない。
[パチリと火花が弾ける音を聞きながら。
独り言のようにぽつりと零す。]
( 212 ) 2015/08/23(日) 23:09:57
……その鉈、借りてもいいですか。
[いつも通りの坦々と感情の籠らない声で問うた。]
( 213 ) 2015/08/23(日) 23:10:06
[夕刻を前にする頃には、人が集う食堂に投票箱が据えられているだろう*]
( 214 ) 2015/08/23(日) 23:10:15
占い……か。
あたしの村にはいなかった。
そんな事って有り得るのかね。
[マイダの傷を抉る話を自分は促してしまった>>207
罪悪感はあるけれど、少しでも他人を知る事が出来て
良かったと思ってしまった。
そして罪悪感が降り積もる。
その罪滅ぼしのように自分も口を開いた。]
霊能者、だけがいた。
でもその霊能者も襲われて。
皆狂ってた、かな。
( 215 ) 2015/08/23(日) 23:13:06
[鉈で、頭蓋を砕く。力に任せた男の犯行だろうか。
──いや、狂気か人外の性に染まった者に性別なんて関係ない。
現に、クリスタは血濡れた鉈を晒して執行人を引き受けたじゃないか。修道女の身でありながら、慣れた様子で。
キリクは変わっていなかった。まるきり昔のようで……本当に? 目を背けてばかりだったくせ、知った口を。
少なくとも、霊能者"だった"グサヴィエ。
ニイナを置いて狂えないだろう。では狼は。……彼の苦しみを疑えなかった。
マコト。わからない。時折、台所にいるのを見るくらいで、何も。
それから、それから──]
( 216 ) 2015/08/23(日) 23:13:14
[>>211どこへ向けられたかわからない謝罪。
思わずマコトへ振り返り、]
ぇ……
…………え?
[>>212続けられた言葉に、思わずその目を見てしまった。]
[声にも表情にも、走るものは明らかな動揺。]
( 217 ) 2015/08/23(日) 23:14:55
なにを……
…………嫌です……。
[>>213何をするつもりかはわからないけれど。
胸騒ぎがして、鉈を後ろへ隠すようにしながら後ずさった。]
( 218 ) 2015/08/23(日) 23:15:02
無理……か。
[その歳で誰も信じられなくなった事は
結社員として喜ぶべきか人として悲しむべきか。
それでも薄っぺらい言葉など掛けられるはずもない。]
そうだね。
逃げ出される前に……。
[同意しながらも、期限に拘る姿がやけに頭に残った。]
( 219 ) 2015/08/23(日) 23:23:05
[何が、何を、どうすれば。
村で起こった動乱、今となれば彼らの気持ちもよくわかった。
手を付けなければならない事があまりに多すぎて、その癖に手を付けられる事はほぼ無い。
何もかも不確定で、死体だけがはっきり存在して。
一人の生死を定める投票に参加して、夜が明ければまた一人。
慰め>>210を耳にしたなら、曖昧に微笑んで見せて、]
そういや、朝飯、だったか。
[ニイナにも要るかどうか尋ねて、無理矢理朝食を取った。
折角作ってくれたというのに、味がわからなかった。ああも美味しかった筈なのに。]
( 220 ) 2015/08/23(日) 23:26:43
[マイダとはどれだけ言葉を交わしただろうか。
いつまでも資料室に立て篭もっていても
時間だけが過ぎるのみで。]
何か、少しでも食べた方がいいのかね。
[食堂で話を知ったと言うなら、いつものように朝食は
用意されていたのだろう。
食欲等無いが、何処かに日常の欠片を置いておかないと
狂いそうになると、騒動で学んだ。
揺れる心を落ち着ける為に、日常を繰り返そうと
議事録を手にして食堂へと。]
( 221 ) 2015/08/23(日) 23:29:46
……私は、私ほど弱い者を知らないです。
[年下の明るい少女も、紅のひとも
疑いたくないくせ、信じられないのだから。
聞きかえせずにいたヤーニカの村の話には、息をつめた]
占い師が、いなくて。
霊能者……。
[現実に向かい合おうとしていた瞳が揺らぐ。
ごめんなさい、とうわ言のように誰かに呟いて押し黙る。死ねないならば、今度はちゃんとするから。
それ以上、言葉にならずに別れることになったろうか]
( 222 ) 2015/08/23(日) 23:36:46
[いつ振りだろうか、クリスタ>>217の青い目をまっすぐ見た。]
誰も庇わず、自分を棚に上げて誰かを罵って。
なにもしないで生き残って。
俺は、最低のクズで。
今だって人のことなんてどうでもいい。
自分の事ばっかりな。
どうしようもない汚らわしい人間だ。
[何か察せられたのか鉈を隠し後退る。
彼女をじぃと見詰め、息を吐く。]
( 223 ) 2015/08/23(日) 23:37:11
……本当は滅べばいいと思った。
みんな燃やして浄化してしまおうと。
俺は……。
[一瞬の隙をついて手を伸ばし、クリスタ>>218の隠す鉈の柄を掴む。
するりと鞘の留が甘かったのか、刃は抜身で男の手に渡った。]
きっと貴女を突き落とし、引きずり込みますよ。
[アリスを殺した冷たい刃をひたりと、自らの首筋に当てる。
ひとりのではできなかったけれど、今は――。]
( 224 ) 2015/08/23(日) 23:37:30
[食堂へと向かう廊下には昨日マコトが傷んだ廊下を
知らせる様にロープが張られている>>1:122
マコトはずっと変わらなかった。
ただ触れられるのを拒んだ手に、自分は安心した。]
あたしは本当に単純だね……。
[マイダが誰かを信用するのは無理だと言うのは
理解出来た。
その方が冷静で正しいと判っている。
感情だけで先走れば滅ぶ事もあり得るのだ。
では誰も信用しないとして、誰を選ぶか。
まだ顔を見ていないニイナとランスの様子を見て決めよう。
そう思いながら、ただ先送りしているだけだと言う事も
判っていたけれど。]
( 225 ) 2015/08/23(日) 23:40:37
違う……
違う、ちがうちがう……
本当にどうでもいいなんて思っていたら、そんな言葉は出ない……。
[>>223彼の言葉すべてを否定しようとするように、何度も首を横に振る。
それならどうして、穢れていると思わない、なんて。]
あ、っ
[>>224台所の戸に背が当たり。
外へ逃げてしまおうかと扉へ手をかけた隙を突かれて、鉈を奪われた。]
( 226 ) 2015/08/23(日) 23:44:37
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