人狼物語(瓜科国)


1062 【完全RP村】少女の夢村


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道化師 リヴリア

 望みを叶え 望みに抱かれて逝くのがこのセカイ
 帰りたいと願ったのなら
 帰れたはずだよ。

[何故なら自らが作るセカイなのだから。
幻に抱かれながら夢は消える
その者と共に

私の知るこのセカイはそのはずだった。
実際、グレイヘンほどではないにせよ、私もこの目でいくつもの夢の終焉を見つめてきた。
なのに──]

( 193 ) 2013/02/10(日) 00:36:44

道化師 リヴリア

 おひさまの子
 キミは最初から翔べたのかい?
 
 ボクとキミは出会ったときから友達だったかい?

 太陽は輝くのだろう? 照らすのだろう?
 自らで自らを陰していては太陽にはなれないよ?
 おひさまの子

[大嫌いだ、友達じゃないと彼女は言う。
ならば、何故嫌いな者が、友でない者の思いを知らぬ事を気に掛けるのだ? とそう言葉無き言の葉は続く]

( 194 ) 2013/02/10(日) 00:37:11

渡り鳥 グレイヘン

[零れたくしゃみ、気遣うように岬守を見る]

 だい、じょうぶ――……?

[眠たげな表情が一瞬、危惧の色の中に霞む。
 まじまじと、戻っていく後ろ姿に視線を送り。
 やがて食事を持って戻ってきたのにも、
 美味しい寒天を喜ぶよりも気遣わしげな視線が先に立った]

( 195 ) 2013/02/10(日) 00:39:17

道化師 ダハール

 …………山?山って……ミズキの……?

[その言葉に、仮面の奥で目が瞬く。
 もし、泣き痕が残っているようなら
 そのことにも目を瞬かせて。
 もちろん、笑みの様子と声にも瞬いた。
 この前カスミとあった時、
 ミズキが通りすがったことを思い出せば
 友達になりたいとは言っていたが……
 友達に、なりに行くという風じゃなく見えた]

 ん……?ああ さっきまで、ハルのところにいたから。
 綺麗な桜の木、現れてね。
 ………君にも綺麗なものや、
 やすらげるものが、今は必要に見えるけど?

[けれど、今は昼で。
 彼女が好きな星は見えない。]

( 196 ) 2013/02/10(日) 00:39:23

道化師 リヴリア

[終焉を予見していないのであれば、こんな言葉はかけなかったのかもしれない。

彼女は太陽ではない。
太陽に憧れているのは知っている。
けれど、太陽たらんと欲すれば、より速く
彼女は駆け抜けてしまう。それは消えゆく夢のセカイには似つかわしくないのだと、そう思っていた。

けれど]

( 197 ) 2013/02/10(日) 00:41:46

渡り鳥 グレイヘン

[重ねられた道化師の言葉>>193にそっと目を閉じた。
 大丈夫のはずだと]

 そう、だね。
 ねがいがちゃんと。

[まだ届く内なのだから。
 少女の世界はこちらにいる内には枯れなかったのだから。

 道化師が花水木にかける言葉にも頷く。
 理が、崩れる前に。
 太陽がまだちゃんと輝きを放つ内に――]

( 198 ) 2013/02/10(日) 00:43:48

【墓】 医師 シャルロッテ

ローザ?
…そういえば、少し長いわね。
夢の中でもみかけてはいないの?

[たしかに、不眠不休と似たような状態だ。
かなりの負担がかかっていたとて不思議ではない]

ヴェルの様子みるのと一緒に、
シンがいつ起きてもいいようにしておくわ。
あとの子はまたそのあとにも調べておく。

( +8 ) 2013/02/10(日) 00:47:01

渡り鳥 グレイヘン

[新入りの無口な少女はどんな顔でそこにいただろう。
 あるいは、どうしていただろう]

 ローザも、だいじょうぶ――?

[さりげなく、声を掛ける。
 歪みはじめた世界。
 やって来て間もない少女の体は無事保たれるだろうか。
 瞳の色は、憂いを乗せて]

( 199 ) 2013/02/10(日) 00:52:08

太陽の子 ミズキ

 言った。
 ……酷いこと、言ったよ。
 あいつが泣いたら私は笑う って。

[そのとびきり酷い一言に、
 星売りは流石に一瞬、動揺を見せたけれど。
 それでもやっぱり諦めるように身を引いた。
 それが再びミズキを苛立たせる。

 ぎりっと唇を噛みしめたまま、
 青葉の瞳は下向き、俯く。
 けれど、グレイヘンが続ける言葉に>>190
 一度不思議そうに瞬いた。]

( 200 ) 2013/02/10(日) 00:57:26

太陽の子 ミズキ

[顔を上げる。]

 ともだち………?

[呆けた声で呟いた。
 その言葉が自分に向けられたものだとは、
 到底信じられなくて。
 ぼんやりとグレイヘンを見つめた後、勢い良くかぶりを振る。]

 友達――なんて、
 なんで、そんなに馬鹿なんだ。

 私なんてどうでもいいだろう。  私なんか………

( 201 ) 2013/02/10(日) 00:59:46

道化師 ダハール

[世界の異変は始まっている。
 けれど、世界の終焉を望むものは
 少女の中にいるだろうか?

 終焉を望まない少女の願いを
 世界はできる限り叶えようと、
 弱った者を吐き出して延命も考える。]

( 202 ) 2013/02/10(日) 01:00:35

太陽の子 ミズキ

[ ―――友達。
 そう呼べる存在なんて、無きに等しかった。

 小さい頃から入院続きで、
 学校にはろくに通えない身体。
 院内学級のこどもたちは、ひとり、またひとり、消えて行く。
 病が治ったのか、それとも―――

 それは、夢の中から消えて行く少女たちの姿にも似て]

( 203 ) 2013/02/10(日) 01:03:37

星売り カスミ

うん、ミズキちゃんのお山ですよう……。

[花水木の少女の名が出ると、どうしてもしゅんと肩を落としてしまう。
仮面の向こう、目を瞬かせる様子は見えないが、
さっきまで泣いてたことを思い返して、]

あ、でも、これ、はミズキちゃんのせいじゃあないですよう。

[自分の顔を指差しながら告げる。説明というには言葉足らずな一言]

わあ、ハルちゃんのところでお花見をしたんですねえ。

[少女が訪れた時にはなかった桜の木、しかしそれを変だと思うことはなく]

きれいなもの、やすらげる、もの……、
分かりました! お水ですねえ!

[そう言った途端に、身体が現金にも喉の渇きを訴える。
思い浮かべるのは、昨日いろんなことがあった、丘のふもとの水辺]

( 204 ) 2013/02/10(日) 01:07:10

渡り鳥 グレイヘン

 それを、カスミがほんととおもってるなら。
 ミズキにわらわれなくないから。
 ミズキのまえでは、なかないの。

 カスミはミズキに、ひどいことなんか、させたくない。
 だとしたら。

[自分を卑下する言葉を吐く少女を真っ直ぐ見上げて]

 ミズキはカスミより。
 “ミズキなんてどうでもいい”のほうがだいじで。
 カスミを“ばか”にしようとしてる。

 だから。
 カスミのことを“ばか”にできるんだ。
 カスミは“どうでもよくない”って。
 いってるのに。

( 205 ) 2013/02/10(日) 01:09:34

太陽の子 ミズキ

[否定へと向かう思考は、
 しかし笑顔の道化師によって防がれる。>>194
 まるで最初から全てをわかっていたかのように]

 ―――っ、

[言い返す口は出なかった。
 空を見上げれば、いまも月が太陽を隠そうとしている。
 そのことをミズキはまだ知らない。
 けれど、それは驚くほど、いまの自身の姿を表している]

( 206 ) 2013/02/10(日) 01:10:07

無口 ローザ

[ちりん]

始まれば……終わる


[少女たちの会話を聞きながら静かに呟いた。]

( 207 ) 2013/02/10(日) 01:13:35

渡り鳥 グレイヘン

 ――どうでもよくないミズキを。
 カスミはゆるしてるのに。

[花水木に、背を向ける。
 そうして荒れる海を見た。

 誰もいない遠い海の果てを見ながら。
 渇いた瞳で、まるで泣くのを我慢しているかの*ように*]

( 208 ) 2013/02/10(日) 01:15:32

道化師 ダハール

[ミズキの名前にしゅんとする。
 それなのに山に?
 ……辿り着けないのは、
 いこうと思う意思に対し
 沈む気持ちが引き起こした現象だろうか?
 泣き顔の仮面の奥で考えて。]

 僕なんて、ご覧のとおり泣き顔晒しっぱなしさ

[説明に泣き顔を
 さしてくつくつと笑ってみせる。]

 そうそう、綺麗な水は、
 顔を洗うにも最適だね。
 ……塩水で顔を洗うのは
 目に染みるからあわないから……丘のふもとに行こうか

[彼女の言葉に、奇しくも
 ダハールが思い描いたのも水辺。
 姉がシンの所に行くといっていたのもあって]

( 209 ) 2013/02/10(日) 01:18:39

太陽の子 ミズキ

 笑われたくない……?

[グレイヘンが紡ぐ言葉にひとつ引っかかる。>>205
 それはカスミの意志とは少し違う。
 違う……と咄嗟に答えようとして、
 けれど口をつぐんで、続きを受け止めようとした]

[カスミが笑い続けるのは、ミズキが笑わないから。
 ならばカスミが泣くならミズキは笑ってやろう、そう言った。

 ミズキはカスミの前では泣けないし、笑えない。
 その理由は簡単だ。
 始まりは些細な事―― ただの、意地。
 ミズキ自身が否定する、ミズキのプライドを守るために]

( 210 ) 2013/02/10(日) 01:36:42

道化師 リヴリア

[黙り込むミズキと背を向けるグレイヘン
交錯する思いと思い
交わるのか隠れるのか太陽と月

海も哀しいのか 海も泣くのか
その様相を確かに変えて波は寄せて
そして退く]

 ……

[沈黙の中を、小さく頷いた彼女の鈴の音が奏でる。
私はその背をそっと抱く。
奏でる鈴が二重に重なる。重なり征く月と太陽を模したように]

 終わりは何時訪れるのね

[終わりははじまった
ではおわりのおわりは……
その刻は近いのだろうと 私の身体は朽ちることで告げていた。
熟れた果実のような薫りが微かに──]

( 211 ) 2013/02/10(日) 01:38:16


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